2023年1月15日中京競馬場ではダート1800mのG2重賞東海ステークスが開催されます。
フェブラリーステークス出走を目標とする馬、冬の地方ダート重賞を睨む馬がこのレースで激突!チャンピオンズカップに出れなかったこれからの馬がここから始動することが多く、明け4歳馬が古豪たちにどれだけ通用するか対決が楽しみです。
今回は4歳馬の出走が少ないですが、キサラギの本命はジャパンダートダービー3着のブリッツファングです。JDDでは1番人気に推されながら不良馬場に苦しみ3着。その後立て直しに時間がかかっており、現在2連敗で人気も落としそう!
兵庫チャンピオンシップではジャパンダートダービー馬のノットゥルノに8馬身つけて勝った馬。調子さえ戻れば現在のダート界でも最強クラスだと思っています。
この記事を読むと
- 東海ステークスの出走想定馬がわかる
- 過去10年のデータからレースの傾向がわかる
- 有力馬3頭の状況がわかる
- キサラギの特注穴馬情報がわかる
以上のポイントがわかるようになっています。
5分程度で読み終える記事になりますので、是非最後まで読んで予想の参考にしてください!
1:東海ステークスについて
中京競馬場で行われるダート1800mのG2重賞です。
同じコース距離で行われたチャンピオンズカップに出走した馬が多数登録してきますが、過去10年でチャンピオンズカップ組の勝利は2回だけとイマイチ信頼できない感じ。
それよりもOPクラスから初の重賞出走といった新しい力がここを勝ってG1路線の主役になっていくイメージがありますね。
中京ダート1800は逃げ先行がなかなか垂れないコースです。昨年のスワーヴアラミスは一気の差しが決まりましたが、これは希なケース。やはり先行力のあるタイプがここで一番最初にゴールする可能性が高いです。
2:東海ステークスの出走想定馬
2023年1月19日20時時点の出走予定馬を紹介します。
クリノドラゴン | 牡5 | 58.0 | 武豊 | 4.6 | 2人気 |
ヴァンヤール | 牡5 | 57.0 | 荻野極 | 67.6 | 13人気 |
ウェルカムニュース | 牡4 | 56.0 | イーガン | 21.4 | 8人気 |
オーヴェルニュ | 牡7 | 57.0 | 団野 | 7.4 | 4人気 |
ゲンパチルシファー | 牡7 | 57.0 | 幸 | 46.7 | 10人気 |
スマッシングハーツ | 牡7 | 57.0 | 鮫島駿 | 22.3 | 9人気 |
ディクテオン | セ5 | 57.0 | 松山 | 57.9 | 11人気 |
デルマルーヴル | 牡7 | 57.0 | 松岡 | 178.1 | 15人気 |
ハギノアレグリアス | 牡6 | 57.0 | 川田 | 2.2 | 1人気 |
ハヤブサナンデクン | 牡7 | 57.0 | 福永 | 6.4 | 3人気 |
アイアンバローズ | 牡6 | 57.0 | 和田竜 | 13.3 | 6人気 |
プロミストウォリア | 牡6 | 57.0 | ムルザバエ | 10.0 | 5人気 |
サンライズウルス | 牡5 | 57.0 | 岩田望 | 18.3 | 7人気 |
ロードレガリス | 牡8 | 57.0 | 松田 | 61.8 | 12人気 |
マリオマッハー | セ6 | 57.0 | 酒井 | 164.7 | 14人気 |
3:東海ステークスの過去10年間の傾向をデータ分析
6歳以上の実績ある古馬対新進の4歳馬の戦い。ここはハンデが重要なポイントとなりそうなので過去のデータから今年の傾向を探ってみましょう。
- 過去10年で万馬券は1回!比較的波乱の少ないレースで当てやすい
- 1番人気の成績安定しているがチャンピオンカップからの人気馬には注意
- 4~6枠の中枠が好走実績多い!内枠、外枠ともに割引が必要
- 1番人気以外のチャンピオンズカップ組が優勢!G1経験馬は強い
- 先行力のある人気馬か人気薄の差し馬か?展開予想が鍵
傾向1:過去10年で万馬券は1回!比較的波乱の少ないレースで当てやすい
【過去10年の馬券配当傾向】
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
---|---|---|---|---|
3,960円 | 18,870円 | 91,650円 | 12,560円 | 465,440円 |
万馬券が1回出ているものの、それほど波乱の年は多くありません。10倍以下の銀行馬券も10年で2回。20~30倍の配当になることが多いので比較的当てやすいレースかと思います。
昨年、7番人気のスワーヴアラミスと1番人気のオーヴェルニュで決まったように人気サイドと中穴の馬で決まるケースが多いので、このレースは人気馬1頭から8番人気くらいまでの馬に流すのがポイントとなります。
傾向2:1番人気の成績安定しているがチャンピオンカップからの人気馬には注意
【人気別勝利数】
【1・2番人気】
人気 | 勝率 | 連対率 |
---|---|---|
1番人気 | 50.0% | 60.0% |
2番人気 | 20.0% | 40.0% |
【上位人気馬 3~5番人気】
3~5番人気 | 20% | 20.0% |
【中穴ゾーン 6~8番人気】
中穴ゾーン | 10.0% | 30.0% |
【大穴ゾーン 9番人気以下】
大穴ゾーン | 0.0% | 30.0% |
1番人気馬の連対率が60%なので信頼度は普通ですね。
過去10年で連対できなかった1番人気馬は
2021年 インティ
2020年 インティ
2016年 ロワジャルダン
2013年 ホッコータルマエ
ホッコータルマエはフェアウェルステークスからの出走でしたが、他の3頭は全てチャンピオンズカップからの出走でした。インティはどちらもチャンピオンズカップ3着、ロワジャルダンも4着で出走メンバー中最高着順でしたが、何故か同コースのここで勝てない。
やはりチャンピオンズカップを目標としていて、そこで燃え尽きたということがあるかもしれません。今年もチャンピオンズカップからの馬が1番人気になったら疑ってかかるのがいいと思います。
傾向3:4~6枠の中枠が好走実績多い!内枠、外枠ともに割引が必要
【枠番別勝利数】
枠番 | 勝利回数 | 連対回数 |
---|---|---|
1枠 | 0勝 | 0回 |
2枠 | 0勝 | 1回 |
3枠 | 1勝 | 2回 |
4枠 | 5勝 | 0回 |
5枠 | 1勝 | 1回 |
6枠 | 1勝 | 2回 |
7枠 | 1勝 | 2回 |
8枠 | 1勝 | 1回 |
逃げ先行が好走しているのにも関わらず、先行馬に有利そうな内枠が全くダメ!
1枠は過去10年で連対が1度もなく、2枠も連対は1度だけです。かといって外枠が有利ということもないので、狙うなら勝ち馬を5頭出している中枠の4枠でしょうね。
傾向4:1番人気以外のチャンピオンズカップ組が優勢!G1経験馬は強い
【ローテーション別勝利数】
ランク | 前走レース | 勝利数 |
---|---|---|
A | チャンピオンズカップ | 2勝 |
A | 東京大賞典 | 2勝 |
B | 師走ステークス | 1勝 |
B | ジャパンカップダート | 1勝 |
B | ベテルギウスステークス | 1勝 |
B | 観月橋ステークス | 1勝 |
チャンピオンズカップ、東京大賞典といったG1やJPN1のハイレベルなレースを経験した馬が上位に来ています。昨年はチャンピオンズカップからの出走馬がワンツーを決めているので、今年もチャンピオンズカップからの出走馬は重視せざるを得ません。
この後東京大賞典があるので、今のところチャンピオンズカップからの直行馬はスマッシングハーツ1頭になっていますね。
傾向5:先行力のある人気馬か人気薄の差し馬か?展開予想が鍵
【脚質別勝利数】
脚質 | 勝利数 |
---|---|
逃げ | 2勝 |
先行 | 4勝 |
差し | 3勝 |
追込み | 0勝 |
2ヵ月前のチャンピオンズカップは同コースなのに差し馬が完全に有利でしたが、東海ステークスは逆に逃げ先行馬の天下となっています。但し逃げ先行で連対した馬は全て人気上位の馬、穴を開けるタイプは後ろからの馬になるので、展開予想が非常に重要なポイントになりますね。
4:2022年東海ステークスの注目馬3頭
- ハギノアレグリアス
- ゲンパチルシファー
- オーヴェルニュ
注目馬1頭目:ハギノアレグリアス
前走 | みやこステークス(阪神)2着 |
---|---|
人気 | 1人気 |
騎手 | 川田 |
脚質 | 差し |
中京経験 | 2戦2勝 |
屈腱炎明けで出走し4着。その後OP勝利からみやこステークス2着と着実に以前の力を取り戻しつつあるハギノアレグリアス。中京競馬場の戦績は2戦2勝と連対率100%。
よほどの枠の不利がなければ間違いなく連対するでしょう。不安なのは重賞経験が1度しかないこと、みやこステークスのメンバーで脅かされる馬はいないと見ていますが、別路線組の重賞常連馬との競り合いになったら今の時点ではまだ勝てない可能性もあります。
注目馬2頭目:ゲンパチルシファー
前走 | プロキオンステークス(小倉)1着 |
---|---|
人気 | 2人気 |
騎手 | 川田 |
脚質 | 差し |
中京経験 | 5戦1勝 |
7歳馬ながら昨年の秋から馬が変わった印象があります。前走のプロキオンステークスはスローペースと見るや、一気に捲って押しきった川田騎手の好騎乗もありましたが、道中あのスピードでまくって押しきれるのは馬の力が相当あるということです。
休み明け初戦と左回りの成績がイマイチなので割引は必要ですが、ここは押さえておくべき馬の1頭です。
注目馬3頭目:オーヴェルニュ
前走 | チャンピオンズカップ(中京)9着 |
---|---|
人気 | 3人気 |
騎手 | ルメール |
脚質 | 先行 |
中京経験 | 7戦3勝 |
2021年の優勝馬で昨年は2着!東海ステークスを滅法得意としている馬ですが、今年はどうでしょう?2021年、2022年と比較するとタイムがかなり落ちています。さすがに7歳馬だからピークは過ぎている可能性がありますね。
今年唯一好走しているのが1900mのシリウスステークスなので、距離は2100mとか長い方が走れるのではないか?と個人的には思っています。
5:過去データではわからないキサラギの分析
データ通りで決まることが多い東海ステークスだから、馬券は最小限に抑えないとトリガミのリスクがあります。ここではキサラギの分析によって浮上した危険な人気馬と推奨穴馬を1頭ずつあげてみましょう。
予想家キサラギのモットー
大学時代は競馬予想サークルで活躍。
マイルCSの10万馬券を5000円買った500万円が過去最高収入!
3年前からは競馬予想家としてデビューし、大穴馬券を年間に数本当てるよりも
30~50倍の配当を毎週当てることが一番儲かることに気づく
競馬で儲かる黄金比率の的中率25%、回収率170%をノルマとしている
分析1:危険な人気馬 ハヤブサナンデクン
3連勝中のプロミストウォリアがハナを奪う展開になると予想。有力馬に差しが多いので4角で上手く抜け出せれば前残りも考えられますが、中団以降に控える馬達の末脚が強烈過ぎるので最後の最後に差されて3着以下になると見ています。
分析2:キサラギの特注穴馬指名 プロミストウォリア
後方待機組がこれだけいる中ですんなり逃げれれば残る可能性大。問題はハヤブサナンデクンとの兼ね合いになるので2頭の枠順で明暗が分かれそう。内目の枠が引ければかなり有力な穴馬になります。
分析3:東海ステークスのキサラギポイント
有力候補は前走でG1出走している3頭。オーヴェルニュ、スマッシングハーツ、クリノドラゴン。連勝中の勢いがある逃げ馬プロミストウォリアと潜在能力ナンバー1のハギノアレグリアスの5頭。
6:東海ステークスの予想
◎オーヴェルニュ
〇ハギノアレグリアス
▲プロミストウォリア
△クリノドラゴン
△スマッシングハーツ
7:過去の東海ステークスプレイバック
2015年コパノリッキーの東海ステークス
フェブラリーステークス優勝後、帝王賞、東京大賞典2着、地方G1を2勝しているコパノリッキーが断然の1番人気で出走。絶好のスタートを決めたものの、ニホンピロアワーズにハナを譲り、2番手追走。
コーナーワークで楽な手ごたえで先頭に踊り出てからは後は後続を離す一方の1人相撲!さすがにレベルが違うと感じました。この後は帝王賞、東京大賞典をはじめとしてフェブラリーステークスなど数多くのダート重賞を制覇して砂の王となっています。
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今週の的中情報 | ||
---|---|---|
情報名 | 【地方】2進法万馬券 | |
日程 | 2023/06/02 | 2023/06/03 |
レース名 | 名古屋2R | 帯広2R |
点数 | 3連単48点 | 3連単48点 |
払戻金額 | 137,640円 | 171,680円 |
合計払戻金額:309,320円 |
オススメ②:モーカル


今週の的中情報 | ||
---|---|---|
情報名 | 【中央】桐島流馬券術 | |
日程 | 2023/06/03 | 2023/06/04 |
レース名 | 阪神4R | 阪神6R |
点数 | 3連単30点 | 3連単48点 |
払戻金額 | 2,961,510円 | 1,807,340円 |
合計払戻金額:4,768,850円 |
オススメ③:サラブレッド大学



今週の的中情報 | ||
---|---|---|
情報名 | 博学多才 | |
日程 | 2023/06/03 | 2023/06/04 |
レース名 | 阪神4R | 阪神6R |
点数 | 3連単48点 | 3連単48点 |
払戻金額 | 987,170円 | 903,670円 |
合計払戻金額:1,890,840円 |
8:2023年東海ステークスのまとめ
潜在能力なら間違いなくナンバー1のブリッツファングの復活に期待!
兵庫チャンピオンシップでの圧勝は忘れられません。その前にヒヤシンスステークスでの大敗がありましたので、2歳時は気性が安定していなく本来の力が発揮できなかっただけと思っています。
秋から古馬との対戦を経験し、かなり成長していると期待しているのでここはブリッツファング一択でいけるレースです!