2023年10月15日(土)東京競馬場では障害重賞の東京ハイジャンプが開催されます。
昨年は、オチュウジョウサンが2番人気で出走。以前の強い姿を見ることができずに着外に沈んでいます。
1番人気馬が連対を外すケースも多いレースですが、2~3番人気までが人気を集める傾向があり、1番人気が飛んだだけではそれほど高配当が期待できないレース。
今年は、昨年の中山大障害優勝馬ニシノディジーが出走します。
他に有力馬がいないので、ここではかなり抜けた人気になる可能性もあり。
飛んだら久しぶりの高配当になりそうです。
キサラギの本命はニューツーリズム!
逃げて新潟ジャンプステークス2着。
逃げ馬と相性がいい東京ハイジャンプならば、残れる可能性が非常に高い!
ニシノディジーは消して、穴勝負で高配当を狙いたい。
この記事を読むと分かること
以上のポイントがわかるようになっています!5分程度で読み終える記事になりますので、是非馬券検討の参考にしてください!
東京ハイジャンプとは
東京競馬場で開催される芝3110mの障害重賞です。障害重賞の中では春に開催される東京ジャンプステークスと同様で一番距離が短いレース。4000m前後の障害重賞でスタミナ不足だった馬でも、勝ち切ることができるレース。
東京ジャンプステークスとは同コースで行われるのですが、同一年でこの2レースを連覇したのは、2016年のオチュウジョウサンと2017年のシングンマイケル2頭だけです。
年度を超えて2レースを制した馬は3頭います。
馬名 | 東京ジャンプステークス優勝年 | 東京ハイジャンプ優勝年 |
---|---|---|
ラヴアンドポップ | 2021年 | 2020年 |
サーストンコラルド | 2018年 | 2018年 |
シングンマイケル | 2017年 | 2017年 |
オチュウジョウサン | 2016年 | 2016年 |
オースミムーン | 2015年 | 2013年 |
今年の東京ジャンプステークス勝ち馬ジューンベロシティは阪神ジャンプステークスに出走し1着。ここに出走する可能性は低いですが、出てきたらここはチェックですね。
2022年の東京ハイジャンププレイバック
ホッコーメヴィウスが逃げて、ゼノヴァースが2番手。
スピードのある人気馬2頭がレースを引っ張る展開でした。オチュウジョウサンは中段前でレースを進めましたが、最終コーナーで失速。以前の強さは見られずに着外に沈み。
最後は逃げたホッコーメヴィウスを差し切ったゼノヴァースが初重賞制覇!
キサラギの予想※9/22更新
東京ハイジャンプ2023の予想
- ◎ニューツーリズム
最終予想は枠順確定後に公開いたします!
出走予定馬と想定オッズ
2023年9月22日12時時点の出走予定馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 単勝オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
ニシノディジー | 牡7 | 60.0 | 石神 | – | – |
エコロデュエル | 牡4 | 60.0 | 草野 | – | – |
テーオーソクラテス | 牡6 | 60.0 | 小坂 | – | – |
ニューツーリズム | セ7 | 60.0 | 小野寺 | – | – |
ザメイダン | 牡7 | 60.0 | 上野 | – | – |
過去10年の傾向をデータ分析
東京ハイジャンプ2023の傾向
過去10年中6回が10倍以下の馬連配当だが馬連平均は20倍超!
【過去10年の馬券配当傾向】
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
---|---|---|---|---|
2,360円 | 6,210円 | 61,640円 | 11,110円 | 417,380円 |
過去10年で万馬券は1回!2014年13番人気のサンレイデュークが勝った年です。2着に1番人気のエイシンホワイティが入りましたが、紐荒れで大波乱となっています。
万馬券があっても馬連平均配当は23倍。過去10年のうち4回が10倍以下の決着でした。
そのうち2回がオチュウジョウサン絡みのレースなので、これは仕方がない。
それ以外でも上位人気馬が強いレースなので波乱が起きる可能性は低いレースです。
1番人気の連対率50%と信頼できないが人気サイドで決まるケースが多い
1番人気の連対率は50%。馬連配当が低い割には連対率は低いです。
【東京ハイジャンプ過去10年で飛んだ1番人気馬】
年度 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 単勝オッズ | 前走 |
---|---|---|---|---|---|---|
2021年 | オチュウジョウサン | 牡7 | 60.0㎏ | 石神 | 2.1倍 | 中山グランドジャンプ 5着 |
2019年 | トラスト | 牡7 | 60.0㎏ | 熊沢 | 2.1倍 | 春麗ジャンプ 1着 |
2018年 | ルペールノエル | 牡7 | 60.0㎏ | 高田 | 3.4倍 | 京都ハイジャンプ 2着 |
2015年 | オースミムーン | 牡7 | 60.0㎏ | 高田 | 2.7倍 | 阪神ジャンプステークス 1着 |
2019年 | トラスト | 牡7 | 60.0㎏ | 熊沢 | 2.1倍 | 春麗ジャンプ 1着 |
1番人気の連対率は50%。馬連平均が低い割には連対率はよくありません。
1~3番人気の人気が拮抗していることが多く、2番人気と3番人気の決着でも10倍以下になるケースが多いです。
波乱になるのは紐荒れのケースと、1~3番人気が総崩れになったとき。
ニシノディジーからの馬連だとすると、高配当を狙うならば相手は7番人気以下くらいの人気薄にしなければなりませんね。
5番人気以下で連対したのは3頭だけ前走負けている馬が狙い目
人気サイドでの決着が多い東京ハイジャンプの過去10年で5番人気以下の馬が連対できたのは3頭だけです。
【5番人気以下で連対した6頭】
年度 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|---|
2021年 | ラヴアンドポップ | 牡8 | 60.0㎏ | 五十嵐 | 6人気 | 東京ジャンプステークス 1着 |
2020年 | ヒロシゲセブン | 牡5 | 60.0㎏ | 高田 | 7人気 | 障害オープン 5着 |
2014年 | サンレイデューク | 牡6 | 60.0㎏ | 難波 | 13人気 | 東京ジャンプステークス 6着 |
穴の狙いも非常に難しい!
基本的には前走負けている馬からになります。
2021年のラヴアンドポップは前走で東京ジャンプステークスを勝っていますが
勝ったのは2年前のレースで、1年半の休養明け出走でした。
枠順の有利、不利はあまりない!同じ力同士なら内枠の方を重視
【枠番別勝利数】
枠番 | 勝利数 |
---|---|
1枠 | 0勝 |
2枠 | 2勝 |
3枠 | 1勝 |
4枠 | 0勝 |
5枠 | 0勝 |
6枠 | 3勝 |
7枠 | 2勝 |
8枠 | 1勝 |
長距離の障害戦なので、枠順はそれほど気にしなくてもいいですが
傾向を見ると外枠が好走しているケースが多いです。
昨年は2枠のゼノヴァースが1着、8枠のホッコーメヴィウスが2着。
絶好調のホッコーメヴィウスがゼノヴァースに僅差で負けたのは枠の影響でしょうね。
同じ力同士ならば内枠の方が有利なのは東京競馬場でも同じことです。
東京ジャンプステークスを使った馬が圧倒的!前々走にも注意
【ローテーション別勝利数】
ランク | 前走レース | 勝利数 |
---|---|---|
S | 東京ジャンプステークス | 5勝 |
A | 中山グランドジャンプ | 2勝 |
B | 阪神ジャンプステークス | 1勝 |
B | 新潟ジャンプステークス | 1勝 |
B | 障害オープン | 1勝 |
春の東京ジャンプステークス出走馬が全体の半数を占めています。
昨年の1,2着はともに前走新潟ジャンプステークスでしたが、その前にどちらも東京ジャンプステークスに出走。ホッコーメヴィウスは前年も東京ジャンプステークスに出走しています。
前走だけチェックするのではなく、前々走の東京ジャンプステークスでの走りもチェックしてみてください。
東京ハイジャンプ2023の注目馬3頭
- ニシノディジー
- テーオーソクラテス
- ニューツーリズム
注目馬1頭目:ニシノディジー
前走 | 中山グランドジャンプ(中山) 9着 |
---|---|
人気 | 1人気 |
騎手 | 石神 |
脚質 | 先行 |
2022年度の中山大障害覇者。
圧倒的強さを見せて、オチュウジョウサンの次のエースはこの馬と称賛されましたが、その後スプリングジャンプ、中山GJと大敗が続いています。
中山GJの敗因は重だと思いますが、スプリングジャンプは明らかに力負け。2歳時から一線級で活躍していた馬なので、ピークは過ぎているのは明らか。どのくらいのレベルで下降線を描くのかというところです。
阪神ジャンプステークスに出走予定だったのが、東HJになったのは調整遅れの可能性あり。圧倒的な1番人気になりそうなので、大穴を狙うならここは消せる最後のチャンスかも
キサラギは今回消しでいきます!
注目馬2頭目:テーオーソクラテス
前走 | 小倉サマージャンプ(小倉) 1着 |
---|---|
人気 | 3人気 |
騎手 | 小坂 |
脚質 | 差し |
初のG1挑戦となった中山グランドジャンプでは4着でしたが、勝ち馬とはかなりの大差をつけられてしまいました。しかし立て直しを図った小倉サマージャンプでは見事に差し切り勝ちで初の障害重賞制覇しています。
中山Gj前の3連勝で、かなり力をつけてると感じましたが、前走を見るとその時よりもさらに力をつけている感じ。
ニシノディジーが昨年の中山大障害と同じレベルであれば、対抗するのはキツイですが、本調子ではないディジーになら勝機は十分あります。
注目馬3頭目:ニューツーリズム
前走 | 新潟ジャンプステークス(新潟) 2着 |
---|---|
人気 | 5人気 |
騎手 | 小野寺 |
脚質 | 先行 |
障害転向からは中段に位置する競馬が多かったですが、前々走から思い切った先行策を取っています。それが功を奏して、新潟ジャンプステークスでもクビ差の2着。
前で競馬をしたら、そう簡単に垂れることはなさそうです。今回は東京競馬場なので、前走のように逃げる作戦にでるかどうか?
東京なので、ノーマークで逃げたらだれも捉えられずに逃げ切ってしまう可能性もあり。実際、東京ハイジャンプの過去10年で逃げた馬の3着以内率は60%と非常に高いです。
キサラギはこの馬を本命にします!
過去データではわからないキサラギの分析
危険な人気馬:
東京ハイジャンプの危険な人気馬は枠順確定後公開いたします。
キサラギの特注穴馬指名:
東京ハイジャンプの特注穴馬は枠順確定後公開いたします。
東京ハイジャンプのキサラギポイント:
東京ハイジャンプの特注穴馬は枠順確定後公開いたします。
2023年東京ハイジャンプまとめ
中山大障害を勝ったときは、オチュウジョウサンの後を継ぐものはこの馬しかいないと思っていましたが、その後は不振が続くニシノディジー。2歳から活躍している馬なので、もしかしたらピークは過ぎたかも・・・・
そんな不安があるため、ニシノディジーからの馬連でも結構つくレース。そして、ディジーが飛んだら超高配当になるレース。
どちらでいくか非常に悩みどころです。
最終予想は枠順確定後に公開いたします。