天皇賞秋の予想と展望【2023年版】世界王者イクイノックス登場

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2023年10月29日東京競馬場ではG1天皇賞秋が開催されます。
昨年はイクイノックスが圧勝!シンボリクリスエス以来20年間3歳馬が勝てなかった天皇賞秋をエフフォーリアが勝利し、2年連続で3歳馬が勝利。天皇賞秋の流れが変わりました。

今年も有力な3歳馬が出れば、本命候補にしたいのですがちょっと古馬勢が強力すぎですね。ダービー馬ドウデュース、牝馬2冠スターズオンアース、ディープ最後の大物プログノーシスそして、大阪杯馬のジャックドール!

そして、日本最強馬と言っても過言ではないイクイノックスが参戦決定!
これはドウデュースとの一騎打ちになるのか?

ダービーでは差し切れなかったハナ差が同じ東京でついに逆転するのか?
キサラギの本命はイクイノックスです。

以上のポイントがわかるようになっています!5分程度で読み終える記事になりますので、是非馬券検討の参考にしてください!

天皇賞秋とは

天皇賞秋

東京競馬場芝2000mで行われるG1レース。同年で春の天皇賞と秋の天皇賞を制した馬が春秋制覇馬となります。

春の天皇賞は3200mとステイヤーでなくては、走り切れないレースになるので最近では春秋制覇の達成は非常に難しい!

最後に春秋制覇を達成したのは2017年のキタサンブラック!
長い歴史の中で6頭しか春秋制覇を達成していないんです。三冠馬は8頭も出ているのに、いかに春秋制覇が難しいものかわかりますね。

今年の春天優勝馬はジャスティンパレス。
今のところ秋天には登録がないので、春秋制覇の達成は来年までお預けになりますね~

東京芝2000mコースの特徴

天皇賞秋が行われる東京芝2000mコース。
直線は530mと日本最長、直線半ばには坂があるので差し追い込み有利なのは知られていますが、それだけではなく、スタート直後にコーナーが待ち構えており、出遅れた馬、外枠の馬はかなり厳しい戦いとなります。

特に外枠で先行したい場合は、スタートからスピードを上げるため、かかりやすくなりハイペースになる可能性あり。

2022年の天皇賞秋プレイバック

大逃げのパンサラッサ、残り1ハロンでも5馬身差はあったでしょう。
誰もがパンサラッサの逃げ切りと思ってしまいましたが、やはり怪物。
イクイノックスが最後は差し切って半馬身差の勝利。

キサラギの予想※9/20更新

天皇賞秋2023の予想

  • ◎イクイノックス
  • 〇ドウデュース

最終予想は枠順確定後に公開いたします!

出走予定馬と想定オッズ

2023年9月20日12時時点の出走予定馬

馬名 性齢 斤量 騎手 単勝オッズ 人気
ジャックドール 牡5 58.0 未定
スターズオンアース 牝4 56.0 ルメール
ドウデュース 牡4 58.0 武豊
プログノーシス 牡5 58.0 川田
ジャスティンカフェ 牡5 58.0 横山和
イクイノックス 牡4 58.0 ルメール

過去10年の傾向をデータ分析

万馬券は過去18年なし!イクイノックスが飛べば確実に万馬券だが・・・

【過去10年の馬券配当傾向】

馬連平均配当 3連複平均配当 3連単平均配当 馬連最高配当 3連単最高配当
2,210円 6,710円 29,700円 7,340円 109,310円

かつては荒れるG1だった天皇賞秋ですが、過去10年で万馬券決着はなし!
最後に万馬券になったのは、2005年のヘヴンリーロマンス。過去18年万馬券決着がありません。

昨年はイクイノックスが1番人気で圧勝。ジャックドール、シャフリヤールといった人気馬が連を外したので33倍。3年連続で10倍以下の配当が続いていたので久しぶりの高配当でした。

人気馬が強いレースなので、狙いはやはり紐荒れ。
今年ならばジャックドール、ドウデュース、イクイノックスなどの人気馬を軸に紐荒れ狙いがベスト。

1番人気の連対率80%と非常に高い!イクイノックスは問題なし

天皇賞秋の1番人気連対率は80%と非常に高い!過去10年で連を外したのは2頭しかいません。

【天皇賞秋飛んだ1番人気馬】

年度 馬名 性齢 斤量 騎手 前走
2018年 スワーヴリチャード 牡4 58.0㎏ デムーロ 安田記念(東京) 3着
2014年 イスラボニータ 牡3 56.0㎏ ルメール セントライト記念(中山) 1着

1番人気は過去10年で連対率80%。
非常に信頼度が高いですが、前走で勝利し1番人気になった馬は2015年のラブリーデイ以外連対していません。連を外した2頭に共通しているのは東京競馬場以外のG1ウィナーであること。2000mG1勝利馬ということで、人気になりますが、東京競馬場のレースは全く別物です。

スワーヴリチャードは同年の大阪杯(中京)の覇者、イスラボニータは同年の皐月賞(中山)覇者です。
今年の1番人気イクイノックスは、昨年の天皇賞秋で東京コース2000mのG1勝利経験があり、飛ぶ条件には該当しないでしょう。

前走G2で好走したのに人気薄の馬は絶対狙い目

【8番人気以下で連対した4頭】

年度 馬名 性齢 斤量 騎手 人気 前走
2022年 パンサラッサ 牡5 58.0㎏ 吉田豊 8人気 札幌記念(札幌) 2着
2018年 フィエールマン 牡5 58.0㎏ 福永 5人気 天皇賞春(京都) 1着
2016年 リアルスティール 牡4 58.0㎏ デムーロ 7番人気 安田記念(東京) 11着
2014年 スピルバーグ 牡5 58.0㎏ 北村宏 5番人気 毎日王冠(東京) 3着
2013年 ジャスタウェイ 牡4 58.0㎏ 福永 5番人気 毎日王冠(東京) 2着

過去10年で5頭の5番人気以下が連対
そのうち4頭は毎日王冠などのG2やG1で3着以内に好走した馬です。
リアルスティールだけ前走安田記念11着と大敗していますが、ドバイで勝利し帰国後の初戦、初のマイル戦なのでこれは参考外としてよいでしょう。

今年もイクイノックス、ドウデュース以外を選ぶなら毎日王冠、札幌記念、安田記念などで好成績を残している馬です。

東京2000の外枠は不利!8枠は0勝連対率1回と超危険

【枠番別勝利数】

枠番 勝利数
1枠 1勝
2枠 1勝
3枠 1勝
4枠 5勝
5枠 1勝
6枠 0勝
7枠 1勝
8枠 0勝

東京コースは差しが決まりやすいので、外枠有利なイメージがありますが
過去10年の天皇賞秋で、6枠より外で勝利した馬は2020年のアーモンドアイ1頭だけです。

完全に能力が抜けている存在であれば、外枠でも勝ち切ることができるので今年のイクイノックスは枠順不問かもしれませんが、ドウデュースとの優劣を考えたら枠番を考慮するのが正解です。

どちらかが外枠にいった場合、軸候補は再考するべき。

近年のスピード競馬で毎日王冠、安田記念組が圧倒的に強い!

【ローテーション別勝利数】

ランク 前走レース 勝利数
A 安田記念 2勝
A 毎日王冠 2勝
B 日本ダービー 2勝
B 宝塚記念 1勝
B 札幌記念 1勝
B オールカマー 1勝
B 京都大賞典 1勝

安田記念が2勝とトップレベルですが、2勝ともアーモンドアイ。
連対馬をみると、2019年のダノンプレミアム、2016年のリアルスティールと2頭が2着しているので最近のスピード主体の天皇賞秋ならば、春天、京都大賞典のスタミナ系よりも、安田記念、毎日王冠のスピード系を上に見るのが正解でしょう。

天皇賞秋2023の注目馬3頭

  • イクイノックス
  • ドウデュース
  • プログノーシス

注目馬1頭目:イクイノックス

イクイノックス

前走 宝塚記念(阪神) 1着
人気 1人気
騎手 ルメール
脚質 差し

昨年は3歳で圧勝した同じ舞台で連覇を狙うイクイノックス。
過去10年で連覇を成し遂げたのはアーモンドアイ1頭ですが、現在のイクイノックスであればアーモンドアイと同じレベルにまで来てるでしょう。

世界ランキング1位のイクイノックスが秋初戦とは言え、無様な競馬を見せることはないでしょう。デビュー以来連対を外したことが1度もないのはビワハヤヒデっぽいのがちょっと不安かな・・・

サイレンススズカ、ビワハヤヒデと天皇賞秋で幕を閉じた馬が多い魔性のコース
まずは何事もなく無事に走り切ってほしいです。

注目馬2頭目:ドウデュース

ドウデュース

前走 ドバイターフ(メイダン) 中止
人気 2人気
騎手 武豊
脚質 差し

イクイノックスが敗れたのは生涯2頭。
そのうちの1頭がドウデュースです。日本ダービーでイクイノックスを抜かせなかった強靭な勝負根性。昨年はイクイノックスが独走しましたが、今年は勝つにしてもあそこまでの独走はないでしょう。

もし直線で並ぶことができれば、ダービーの再来もあるか?
国内初戦ですが、春のドバイからはだいぶ間隔があるので疲れに関しては全く心配なさそう。

注目馬3頭目:プログノーシス

プログノーシス

前走 札幌記念(札幌) 1着
人気 3人気
騎手 川田
脚質 差し

ディープ最後の大物と期待されていたプログノーシス。
3歳時クラシックで活躍することはできませんでしたが、明け4歳からは海外のクイーンエリザベス2着。豪華メンバーの札幌記念1着と充実一途。

不安なのは今回が東京コース初になること、左回りでは中京の金鯱賞を勝った実績があるので問題はないと思いますが、このメンバーの中で少しでも不安材料がある人気馬は消したいと思っています。

過去データではわからないキサラギの分析

キサラギ

危険な人気馬:

天皇賞秋の危険な人気馬は枠順確定後公開いたします。

キサラギの特注穴馬指名:

天皇賞秋の特注穴馬は枠順確定後公開いたします。

天皇賞秋のキサラギポイント:

天皇賞秋の特注穴馬は枠順確定後公開いたします。

2023年天皇賞秋まとめ

ジャパンカップでの対戦と思っていましたが、1月早くイクイノックス、ドウデュースの再戦が見れるとは!

この2頭に注目が集まりますが、プログノーシス、ジャックドール、スターズオンアースと伏兵揃い。あとは3歳の強力な馬が出ればもっと盛り上がりますが、ソールオリエンス級じゃなければ相手にならないでしょう。

最終予想は枠順確定後に公開いたします。

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