2023年6月28日大井競馬場では夏のダート頂上決戦 帝王賞が開催されます。
過去10年はJRAからの出走馬が10連勝!地方馬の連対は2回あるものの、いずれも元JRAのノンコノユメという圧倒的にJRA勢有利なレースとなっています。
地方馬の勝利は2010年のフリオーソが最後で、12年間地方馬は勝利がありません。
地方馬に夢を託したい気持ちはありますが、今年の出走メンバーを見るとJRA勢の壁が厚すぎ・・・・
2022年の帝王賞覇者メイショウハリオ、2021年の帝王賞覇者テーオーケインズが出走。加えてG1チャンピオンズカップ王者ジュンライトボルト、皐月賞馬ジオグリフも出走予定とこのぶあつい壁をどう破ることができるのか?
キサラギの本命馬もJRA馬ですが、実績馬ではなく新星のプロミストウォリアを指名します。デビュー以来掲示板を外したことはなく、4着となったレースも超不良馬場で参考外。2頭の帝王賞馬にも引けを取らない力があると見ています。
この記事を読むとわかること
この記事を読むと分かること
以上のポイントがわかるようになっています!5分程度で読み終える記事になりますので、是非馬券検討の参考にしてください!
帝王賞とは
大井競馬場で開催される2000mダートのJPN1競争です。暮れに行われる東京大賞典と並んで日本のダート中距離競争の最高峰のレースと言っていいでしょう。
昨年は、両レースともJRAのメイショウハリオが制覇。
今年は連覇が掛かっています。
JRAのトップクラスが参戦するため、地方所属馬には部が悪く、過去10年でJRAが10連勝中。地方の帝王賞馬はJDD馬フリオーソ以来13年出ていません。
2022年の帝王賞プレイバック
9頭と少頭数で、7頭がJRA馬。
もうJRAの重賞の様相でした。3強で人気を分け合ったのはテーオーケインズ、チュウワウィザード、オメガパフューム。
スタミナのあるクリンチャーとオーベルニュが先行しましたが、道中でスワーヴアラミスが絡んできて、ペースは乱ペース。ペースを乱されたテーオーケインズが走る気を失くし下がっていく中、猛然と突っ込んできたのは大外を回ったオメガパフューム。
必死に追うメイショウハリオには届かず、オメガは2着に終わっています。
キサラギの予想※6/27更新
帝王賞2023の予想
- ◎プロミストウォリア
- 〇ノットゥルノ
- ▲ジュンライトボルト
- △メイショウハリオ
- △ハギノアレグリアス
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出走予定馬と想定オッズ
2023年6月6日12時時点の出走予定馬
馬名 | 所属 | 斤量 | 騎手 | 単勝オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
テーオーケインズ | JRA | 57.0 | 松山 | 4.2 | 2人気 |
メイショウハリオ | JRA | 57.0 | 濱中 | 4.6 | 3人気 |
ジュンライトボルト | JRA | 57.0 | 石川 | 12.7 | 6人気 |
ノットゥルノ | JRA | 57.0 | 武豊 | 6.7 | 4人気 |
ハギノアレグリアス | JRA | 57.0 | 岩田望 | 15.7 | 7人気 |
プロミストウォリア | JRA | 57.0 | 鮫島駿 | 2.8 | 1人気 |
クラウンプライド | JRA | 57.0 | 川田 | 8.0 | 5人気 |
ランリョウオー | 浦和 | 57.0 | 本橋 | 173.3 | 9人気 |
オーヴェルニュ | 浦和 | 57.0 | 和田 | 458.1 | 12人気 |
ミヤギザオウ | 大井 | 57.0 | 今野 | 191.4 | 10人気 |
ライトウォリアー | 川崎 | 57.0 | 吉原 | 116.6 | 8人気 |
ドスハーツ | 大井 | 57.0 | 町田 | 427.6 | 11人気 |
過去10年の傾向をデータ分析
帝王賞2023の傾向
過去10年で6回が10倍以下の配当!超銀行レース
【過去10年の馬券配当傾向】
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
---|---|---|---|---|
11,490円 | 12,210円 | 249,380円 | 104,960円 | 2,387,990円 |
過去10年で馬連万馬券は1回。それも10万馬券が出ています。2021年のテイオーケインズとノンコノユメが帝王賞歴代最高の104,960円。これが馬連の平均配当を押し上げており、平均11,000円の波乱のレースのように見えますが、実際は過去10年で6回が10倍以下の配当という超固いレースです。
3連単ならまあまあの配当になりますが、馬連で人気馬から勝負するならば3点以上買ったらトリガミになる可能性大ですね。
現在、2年連続1番人気が連対外し中!今年もその流れは続きそう
過去10年の1番人気は全てJRA馬です。連対率は40%と高くありませんが、人気が割れるので1番人気~4番人気くらいの差がほとんどない年が多いですね。
【帝王賞過去10年で飛んだ1番人気馬】
年度 | 馬名 | 騎手 | 単勝オッズ | 前走 |
---|---|---|---|---|
2022年 | テイオーケインズ | 松山 | 1.5倍 | 平安ステークス(阪神) 1着 |
2021年 | オメガパフューム | デムーロ | 3.5倍 | 川崎記念(川崎) 2着 |
2019年 | インティ | 武豊 | 2.0倍 | かしわ記念(船橋) 2着 |
2017年 | アウォーディ | 武豊 | 2.6倍 | ドバイWC(ドバイ) 5着 |
当然ながら1番人気は全てJRA馬です。過去10年で4頭の1番人気馬が飛んでいますが、それほど配当が高くないのは結局JRA馬同士の組み合わせで決まっているからです。
現在2021年、2022年と1番人気が大敗していますが、この流れが今年も続くようなら30~40倍くらいの高配当が期待できそうです。
平安ステークス負け組が穴候補!今年はノットゥルノが最も怪しい
固い決着が多いですが、過去10年で5番人気以下の馬は5頭も連対しています。
【5番人気以下で連対した5頭】
年度 | 馬名 | 騎手 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|
2022年 | メイショウハリオ | 浜中 | 5人気 | 平安ステークス(中京) 3着 |
2021年 | ノンコノユメ | 真島 | 10人気 | 金盃(大井) 7着 |
2017年 | ケイティブレイブ | 福永 | 7番人気 | 平安ステークス(京都) 5着 |
2017年 | クリソライト | 戸崎 | 5番人気 | 平安ステークス(京都) 2着 |
2016年 | コパノリッキー | 戸崎 | 5番人気 | かしわ記念(船橋) 1着 |
5頭中3頭が平安ステークスで負けた馬。
2023年なら4番人気で9着に敗れたノットゥルノが穴馬候補になります。
昨年度のJDD馬で、前走は休み明けプラス12キロ。
完全に帝王賞を見据えての出走だったので、同じような結果にはならないでしょう。
勝率は内枠だが連対率を見ると8枠が最も実績あり!
【枠番別勝利数】
枠番 | 勝利数 |
---|---|
1枠 | 1勝 |
2枠 | 1勝 |
3枠 | 2勝 |
4枠 | 2勝 |
5枠 | 1勝 |
6枠 | 1勝 |
7枠 | 0勝 |
8枠 | 2勝 |
4枠より内で勝率60%。
ただし、連対率も見ると8枠が40%、3着以内率は60%なので
枠順確定したら重視するのは、8→7枠の順です。
勝利馬の前走ローテはかしわ記念と平安ステークスで70%、初挑戦ならアンタレス組
【ローテーション別勝利数】
ランク | 前走レース | 勝利数 |
---|---|---|
SS | かしわ記念 | 4勝 |
A | 平安ステークス | 3勝 |
B | ドバイWC | 1勝 |
B | アンタレスステークス | 1勝 |
B | サウジカップ | 1勝 |
かしわ記念と平安ステークスで7勝を挙げています。
今年のかしわ記念の勝ち馬はメイショウハリオで帝王賞連覇がかかっています。
その他のレースは海外レース2勝とアンタレスステークス1勝。
アンタレスステークス勝ち馬はキサラギ本命のプロミストウォリアです。
アンタレスを勝って初めて帝王賞に挑戦したテーオーーケインズと同じ流れになることを予想しています。
帝王賞2023の注目馬3頭
- テーオーケインズ
- メイショウハリオ
- プロミストウォリア
注目馬1頭目:テーオーケインズ
前走 | ドバイWC(ドバイ) 5着 |
---|---|
人気 | 2人気 |
騎手 | 本橋 |
脚質 | 差し |
最終追切を見ての判断で出走するか決まります。ドバイの成績は特に気にすることはないでしょう。4着は大健闘だと思います。ただし、ウシュバテソーロには勝てないでしょう。今回はウシュバが出てこないので、その他のメンバーならば十分力上位。
ムラ馬なので、簡単にコケてしまう可能性があることにも注意。
注目馬2頭目:メイショウハリオ
前走 | かしわ記念(船橋) 1着 |
---|---|
人気 | 2人気 |
騎手 | 浜中 |
脚質 | 先行 |
昨年の帝王賞は5人気と評価は低かったですが、圧勝。
その後、東京大賞典も制し2022年のダートの頂点を極めています。
フェブラリーステークスでは後手を踏んだように、マイルの忙しいレースは苦手ですが、前走のかしわ記念では上り最速で快勝しています。
これは能力的に今がピークなのかもしれません。よほどのことがない限り消せない馬です。
注目馬3頭目:プロミストウォリア
前走 | アンタレスステークス(阪神)1着 |
---|---|
人気 | 4人気 |
騎手 | 鮫島駿 |
脚質 | 先行 |
未勝利を勝ち上がるまでは時間がかかりましたが、一気の3連勝で東海ステークスを制覇。続くアンタレスステークスでは59キロを背負いながらも快勝。
6歳ですがまだ8戦しかしていないのも魅力です。問題はG1クラスの馬との対決が初めてなこと、東海ステークスではハギノアレグリアスやハヤブサナンデクンには勝っていますが、帝王賞はその一つレベル上。
簡単にここをクリアできるようならば、しばらくはプロミストウォリアの時代が続くかもしれません。キサラギの本命馬です。
関東オークス注目の騎手ピックアップ
関東オークスで注目される地方競馬の騎手2人を紹介します!
注目騎手1人目:吉原寛人騎手
名前 | 吉原寛人 |
---|---|
所属 | 金沢 |
年齢 | 39歳 |
2023年度成績 | 93勝(全国リーディング12位) |
主な獲得タイトル | 2021年JBCクラシック 2019年南部杯 |
言わずとしれた金沢競馬のレジェンドジョッキー。
2023年は91勝で全国リーディング12位ですが、通算2800勝と現役屈指の名ジョッキー。
1番人気の馬に乗ったときの安定感は非常に高く、勝率5割、連対率7割を誇ります。
地方交流戦でもG1獲得が3回あり、JBCクラシックはサンライズノヴァでの勝利!
注目騎手2人目:和田譲二騎手
名前 | 和田譲二 |
---|---|
所属 | 大井 |
年齢 | 45歳 |
2023年度成績 | 10勝(全国リーディング10位) |
主な獲得タイトル | 2021年ダービーグランプリ |
大井競馬所属のベテランジョッキー。
騎手でも晩成タイプがあるのかと感心させられる人です。
デビューしてから20年近くリーディング50~100位の成績でしたが、2021年にリーディング8位になってからは、3年連続ベスト10キープ。
強豪ジョッキーひしめく南関東でこの成績は立派。今年はさらに上を狙える位置にいます。
大井所属ですが、浦和の短距離にはめっぽう強いので覚えておいてください。
過去データではわからないキサラギの分析
危険な人気馬:テーオーケインズ
ムラがある馬なので、いきなり調子が戻る可能性はありますが、この3走を見る限り以前の力が出せていない。メンタルでも3連敗は初めてなので気持ちの切替ができているかどうか、さらに1枠ということで包まれる可能性が非常に高い。
今週の松山騎手の調子もイマイチなので、ここはジョッキーも馬も危険な人気馬として挙げておきます。
キサラギの特注穴馬指名:ノットゥルノ
昨年のJDD馬そして東京大賞典2着馬。前走の平安ステークスは明らかに叩き。体重を絞って出走してくるでしょう。昨年のJDDが超不良馬場だったので、重もこなすタイプ。
枠も中枠でちょうどいいところを引いたので、JRA勢の中では人気ない方ですが期待は高いです。
帝王賞のキサラギポイント:JRA勢の馬券のみで勝負
明らかに地方の出走馬の力が足りないと見ています。これはJRA勢5頭の馬券で十分足りるでしょう。ただし力はほぼ互角なので、ノットゥルノ、ジュンライトボルトあたりを切ることはできませんね。
2023年帝王賞まとめ
宝塚記念でジャスティンパレスを3着に導いた鮫島騎手が初G1を取るのはここでしょう。力と勢いは間違いない。問題は相手になりますが、3番人気なので、ここから全JRA勢に流してもトリガミはなさそう!
抑え馬券はノットゥルノからジュンライトボルトでいきます。