2023年10月8日東京競馬場ではG2スワンステークスが開催されます!
昨年は2着に10番人気のララクリスティーヌが入り万馬券の大波乱ですが過去10年の馬連平均配当が77倍のスワンステークスでは別に驚きもしない結果です。
11番人気のカツジが勝ったレース!何があってもおかしくない!
それなら人気薄から勝負して大万馬券を狙いましょう!キサラギの本命はスマートリアン。
先日、横山典騎手が紫苑ステークスでJRA史上最年長重賞制覇を更新しましたが、その記録を善臣先生に塗り替えてもらいます!
この記事を読むと分かること
以上のポイントがわかるようになっています!5分程度で読み終える記事になりますので、是非馬券検討の参考にしてください!
スワンステークスとは
阪神芝1400mで行われる短距離重賞です。短距離G2の中でも格が高いレースで以前は人気馬が確実に勝つレースのイメージがありましたが、この10年は波乱の決着が多いお宝馬券のレースとなっています。
マイルチャンピオンシップへの重要なステップレースですが、過去10年でスワンステークスの優勝馬がマイルCSを制したことは1度もなし!連対できたのも2013年、2014年のフィエロただ1頭と寂しい結果になっています。
昨年の勝ち馬ダイアトニック2着のララクリスティーヌのどちらもマイルチャンピオンシップに出ていないので、ちょっとレース自体のレベルも微妙になっている感じ。
同じ時期に開催されるレースだと、毎日王冠や富士ステークスのの方が結果がマイルチャンピオンシップに直結していますね。
京都芝1400は3コーナーからスピードを上げるのは難しいコース。逃げ馬の勝率15%と完全に逃げ馬天国になっているので、今年も逃げ馬からの馬券がおすすめ!
2022年のスワンステークスプレイバック
絶好のスタートを切ったダイアトニックは、外目のいいポジションをキープしてから
5番手で脚を貯める作戦。これが絶妙でした。4コーナー直前から徐々にスピードアップし、直線半ばでは一気に先頭へ、1頭だけ抜け出した後2着は完全に混戦模様。ハナ差で10番人気ララクリスティーヌが2着に入り、馬連万馬券の大波乱となっています。
キサラギの予想※9/19更新
スワンステークス2023の予想
- ◎スマートリアン
最終予想は枠順確定後に公開いたします!
出走予定馬と想定オッズ
2023年9月19日12時時点の出走予定馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 単勝オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
エクセトラ | 牡4 | 57.0 | 横山武 | – | – |
スマートリアン | 牝6 | 55.0 | 柴田善 | – | – |
テンハッピーローズ | 牝5 | 55.0 | 津村 | – | – |
ララクリスティーヌ | 牝5 | 55.0 | 菅原明 | – | – |
ロータスランド | 牝6 | 55.0 | 未定 | – | – |
ウイングレイテスト | 牡6 | 57.0 | 松岡 | – | – |
グレナディアガーズ | 牡5 | 57.0 | 岩田望 | – | – |
過去10年の傾向をデータ分析
スワンステークス2023の傾向
万馬券は出ているが基本的に上位人気馬が強い!3連単なら人気馬入れるべき
【過去10年の馬券配当傾向】
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
---|---|---|---|---|
7,750円 | 21,600円 | 173,940円 | 34,820円 | 662,610円 |
過去10年で万馬券が3回!とくに2020年は11番人気のカツジが勝利し単勝万馬券の大波乱でした。馬連も340倍という超高額配当になってますね~。
しかし、この年の3連単は60万円とそれほど高額って感じではない。スワンステークスは3着以内に人気上位が入る複勝率が非常に高いレースなので、3連系でドカーンと稼ぐには向いていないかも。
逆に人気上位を3着においた3連系ならば、かなり確率高くなるので基本は人気薄からの馬単と、人気馬を3着においた3連単がおすすめです。
1番人気の連対率40%!混戦になることが多く絶対的な信頼はできない
1番人気の連対率は40パーセント。人気が割れるケースが多く、1~3番人気までの力差はほぼないことが多い!
【スワンステークス飛んだ1番人気馬】
年度 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|
2022年 | ホウオウアマゾン | 牡4 | 56.0㎏ | デムーロ | 安田記念(東京) 12着 |
2020年 | サウンドキアラ | 牝5 | 54.0㎏ | 松山 | ヴィクトリアマイル(東京) 2着 |
2017年 | レッツゴードンキ | 牡5 | 54.0㎏ | 岩田康 | スプリンターズステークス(中山) 2着 |
2016年 | フィエロ | 牡7 | 56.0㎏ | 戸崎圭 | 安田記念(東京) 3着 |
2013年 | マジンプロスパー | 牡6 | 56.0㎏ | 福永 | スプリンターズステークス(中山) 4着 |
1番人気の連対率は40%、勝率は20%と非常に低いです。
スプリンターズステークスで掲示板内に入った馬が人気になることが多いですが、レッツゴードンキ、マジンプロスパーとどちらも連を外しています。
昨年のホウオウアマゾンのような、押だされた1番人気が非常に危険。こういう場合は人気馬総崩れの可能性大です。
前走連対実績あるのに人気薄の馬は穴馬候補!オパールステークス組注目
【4番人気以下で連対した4頭】
年度 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|---|
2022年 | ララクリスティーヌ | 牝4 | 54.0㎏ | 菅原明 | 10人気 | 朱鷺ステークス(新潟) 2着 |
2021年 | サウンドキアラ | 牝6 | 54.0㎏ | 松若 | 5人気 | ヴィクトリアマイル(東京) 11着 |
2020年 | カツジ | 牡5 | 56.0㎏ | 岩田康 | 11人気 | オパールステークス(京都) 2着 |
2017年 | ヒルノデイバロー | 牡6 | 56.0㎏ | 四位 | 12人気 | オパールステークス(京都) 2着 |
2016年 | サトノルパン | 牡5 | 56.0㎏ | 和田竜 | 8人気 | スプリンターズステークス(中山) 7着 |
2013年 | コパノリチャード | 牡3 | 54.0㎏ | 浜中 | 8人気 | ポートアイランドステークス(阪神) 16着 |
前走で大敗した2013年のコパノリチャードはアーリントンカップ勝ち馬で、前走は休み明け初戦でした。サウンドキアラは前年はヴィクトリアマイル2着でスワン10着と大敗、2021年はヴィクトリアマイル11着でスワン2着と非常に買いづらい馬でした。
その他の人気薄は11番人気カツジ、12番人気ヒルノデイバローともに、前走で連対している馬。ララクリスティーヌも前走2着でしたね。
重賞で好走した馬に人気が集まっているので、オープン特別で好走した馬は盲点になりがち、2頭の穴馬を出しているオパールステークスからの出走馬には要注意です。
外枠の勝率高め!人気薄なら内枠が激走気配あり
【枠番別勝利数】
枠番 | 勝利数 |
---|---|
1枠 | 1勝 |
2枠 | 2勝 |
3枠 | 0勝 |
4枠 | 0勝 |
5枠 | 0勝 |
6枠 | 2勝 |
7枠 | 3勝 |
8枠 | 2勝 |
6枠より外で勝率70%と完全に外枠有利。
7枠発走でも、ミッキーアイルやコパノリチャードはここから逃げ切っているので、枠順は特に気にしなくていいでしょう。
ただし、人気薄で連対している馬はカツジのように内枠でスタートを決めてうまく逃げ粘る展開。人気薄の逃げ馬を買うならば内枠発走が条件になりますね。
大敗していてもやはり安田記念出走馬が中心!京成杯AHは上位成績馬
【ローテーション別連対数 ベスト3】
ランク | 前走レース | 連対数 |
---|---|---|
S | 安田記念 | 5回 |
A | オパールステークス | 3回 |
B | 京成杯AH | 2回勝 |
11月のマイルチャンピオンシップを狙う馬が揃うので、やはり前走は安田記念の馬がトップです。ちなみに昨年、一昨年は安田記念組は連対していませんが、開催が京都ではなく阪神競馬場なので参考外にしています。
安田記念上位組は今のところ全て毎日王冠か富士ステークスへの出走予定となっているので、この先安田記念組がスワンに登録してきたら要チェックです。
スワンステークス2023の注目馬3頭
- グレナディアガーズ
- ララクリスティーヌ
- スマートリアン
注目馬1頭目:グレナディアガーズ
前走 | 高松宮杯(中京) 5着 |
---|---|
人気 | 1人気 |
騎手 | 岩田望 |
脚質 | 差し |
高松宮記念では上り最速で追い込んだものの5着。良馬場ならわからなかったですね。
前々走の阪急杯は末脚不発で大敗しており、本当にムラがある馬。
決め手はあるけれども、いつ発揮してくれるかわからない馬です。こういう馬は軸にするのはリスクが高い、かといって押さえないわけにもいかないので一応押さえておきます。
注目馬2頭目:ララクリスティーヌ
前走 | 関屋記念(新潟) 9着 |
---|---|
人気 | 7人気 |
騎手 | 菅原明 |
脚質 | 差し |
前走の関屋記念では1番人気に支持されたものの7着と大敗。同じポジションにいたディヴィーナが2着に来ているのをみると、展開の問題ではなく、この馬に1600は長いのかもしれません。
スワンステークスはリピーターが多いレースなので、昨年2着の実績を持つこの馬は外すわけにはいきません。
注目馬3頭目:スマートリアン
前走 | 北九州記念(小倉) 4着 |
---|---|
人気 | 8人気 |
騎手 | 柴田善 |
脚質 | 差し |
ここ数レースは1200を使っていますが、この馬の一番の得意距離は1400だと見ています。なぜか1400のレースを使うことがなく、今回は昨年の安土城ステークス以来の1400m戦。
1200戦だとスピードの違いで序盤に置かれることが多いですが、1400ならば5番手以内でレースができるのではないか?
差しがハマったときはキレイな勝ち方を見せてくれる善臣先生に2年ぶりの重賞制覇!最年長重賞制覇騎手記録の更新を期待しています。
過去データではわからないキサラギの分析
危険な人気馬:
スワンステークスの危険な人気馬は枠順確定後公開いたします。
キサラギの特注穴馬指名:
スワンステークスの特注穴馬は枠順確定後公開いたします。
スワンステークスのキサラギポイント:
スワンステークスの特注穴馬は枠順確定後公開いたします。
2023年スワンステークスまとめ
昨年同様、抜けた存在がいないスワンステークス。
これは荒れそうな予感がしますね。一応G1馬のグレナディアガーズはいますが、2歳のときの昔話。
今、ここを勝ってマイルで優勝を狙うような馬はいないので、どの馬からいってもいいレース。それなら人気薄で久々の1400を走るスマートリアンに期待しましょう。
最終予想は枠順確定後に公開いたします。