スプリンターズステークスを徹底分析!過去10年のレース傾向は?

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1:スプリンターズステークスとは

スプリンターズS ポスター

2020年9月現在で、中央競馬のG1レースは26レース(障害含む)あります。
多い月では毎週のようにG1レースが開催されることもあり、そういった時期には競馬も大いに盛り上がります。

G1レースの数が意外に多いと感じる人もいるかもしれませんが、それは距離や条件がそれぞれ異なっているからです。
短距離が得意な馬もいれば長距離が得意な馬もいるので、それぞれの得意な条件で競うことができるようにG1レースが多く用意されているのです。

競馬においては1600m以下の距離が短距離レースとされますが、その中でも特に短距離要素が強いのが1200mのスプリント戦となっています。

スタートからゴールまでおよそ1分10秒ぐらいで決着がつくので、最初から最後まで目が離せません。

スプリント戦の中で最高峰に位置するG1レースなのが、スプリンターズステークスです。

スプリンターズステークスは中山競馬場で施行され、秋の中山競馬開催の最終週に行われます。
2020年の1着賞金は1億3000万円となっていて、スプリント戦で実績を残している馬が多く集結します。

海外からも注目されるスプリントG1で、過去には外国馬のサイレントウィットネスやテイクオーバーターゲットが勝利したこともあるレースです。

秋のスプリント王者を決めるレースとして、競馬ファンからの注目度も高いのが特徴となっています。
今回は、電撃6ハロンのスピード決着から目が離せないスプリンターズステークスにおけるレース傾向を調査しました。

過去のレース結果から傾向を導き出すことで、今年のスプリンターズステークスの馬券を的中させることができるかもしれません。

スプリンターズステークスならではの特徴を掴んで、高配当的中を目指してくださいね。

2:スプリンターズステークスの過去10年の傾向

スプリンターズS 出走馬

競馬予想をするときに大事になってくるのが、過去のレース結果です。
過去のデータ収集をすることで、予想するときの判断材料になります。

スプリンターズステークスは1967年に創設され、2020年で第54回目を迎えます。
データは十分にあるので、過去の傾向を掴んでおくと予想に活かすことができます。

そこで、スプリンターズステークスの過去10年の結果から、そのレース傾向について紹介します。

2-1:牝馬が好走

スーパー競馬 TV

スプリンターズステークスでは、牝馬が好走するという傾向が見られます。
2009年~2018年の過去10年における牝馬の成績は連対率13.6%・3着内率27.3%と、牡馬・セン馬の連対率12.1%、3着内率15.5%を上回っています。

2019年のスプリンターズステークスでも、2着に入ったモズスーパーフレアは牝馬でした。

牝馬の特徴は、切れ味鋭いスピードです。
牡馬にはパワーで劣るものの、スピード決着には強いという傾向があります。

そのため、スプリンターズステークスのようなスプリント戦では無視できません。

牝馬は斤量面でも2kg減となるので、スプリント戦のような短距離戦においては有利に働きます。
スプリンターズステークスでは出走馬の中から牝馬を探し、上位に来る可能性があるかどうかチェックしてください。

2-2:セントウルSで好走した馬に注目

サマースプリント 結果

スプリンターズステークスの前哨戦として行われるのがG2のセントウルSです。
セントウルSは阪神競馬場の1200mという条件で行われ、スプリンターズステークスを占う意味でも重要な位置づけとなっています。

前哨戦といえども、好走していないと本番での活躍は難しくなります。

セントウルSに出走した馬の多くはスプリンターズステークスへと駒を進めるので、セントウルSで上位に来れる実力がないとスプリンターズステークスでも厳しい戦いになるのです。

2009年~2018年の過去10年においてセントウルSで4着以内に入っていた馬は、連対率25.0%3着内率32.1%と優秀な成績を残しています。

セントウルSで好成績を残して入れば、本番での活躍も期待できます。

予想を組み立てるときには、前哨戦であるセントウルSでの着順をチェックするようにしてください。

2-3:斤量減の馬が好成績

競走馬 成績

スプリンターズステークスでは、斤量に注目すると面白いデータが浮かび上がってきます。
2009年~2018年の過去10年の前走からの斤量増減別成績を調べると、斤量減の馬が連対率20.5%3着内率22.7%と良い成績を残していました。

斤量は軽ければ軽いほど有利で、1kgあたりで1馬身は変わると言われています。

前走と比べて斤量が減っていれば、パフォーマンスを上げてくるので注意が必要です。

ちなみに、斤量増減なしの馬については、連対率6.7%・3着内率11.1%と苦戦しています。
斤量減の馬と比べると、馬券に絡む確率が大きく違っていることがわかります。

スプリンターズステークスの予想の際には前走の斤量もチェックし、斤量が減っているかどうかにも注目してください。

3:スプリンターズステークスで注目の種牡馬

競馬 道悪

競馬予想においては、血統も重要な予想ファクターの一つです。
血統予想で基本となるのが、種牡馬の産駒傾向を掴むことです。

種牡馬によって産駒傾向は異なり、短距離で活躍する傾向や長距離で活躍する傾向など様々な特徴が見られます。

そこで、スプリンターズステークスで注目したい種牡馬について紹介します。

3-1:アドマイヤムーン

アドマイヤムーン コメント

スプリンターズステークスで注目したい種牡馬の一頭が、アドマイヤムーンです。
アドマイヤムーンは古馬になり本格化をし、宝塚記念やジャパンカップを制した名馬です。

2007年には年度代表馬にも選ばれ、日本を代表する競走馬として活躍しました。

引退後は種牡馬入りをすると、スピードの絶対値が高い産駒を輩出しています。

アドマイヤムーンの代表産駒といえば、ファインニードルとセイウンコウセイの2頭です。
ファインニードルはスプリンターズステークスの勝ち馬で、セイウンコウセイは高松宮記念の勝ち馬です。

どちらもスプリントG1の勝ち馬で、産駒がスプリント戦を得意としていることがわかります。

アドマイヤムーン産駒は中山競馬場で特に活躍していて、2017年~2019年のコース別成績を調べると中山競馬場の芝コースにおいて連対率15.3%、3着内率22.3%と好成績を残していました。

スプリンターズステークスは中山競馬場で開催されるG1なので、中山競馬場への適性が重要です。
また、アドマイヤムーン産駒は芝1300以下のレースで勝ち馬を多く輩出しているので、中山の1200mという条件はピッタリです。

スピードで一気に押し切れるスプリント戦においては、アドマイヤムーン産駒から目が離せません。
スプリンターズステークスでは、出走馬の中にアドマイヤムーン産駒がいるかをチェックしてください。

3-2:ロードカナロア

ロードカナロア 産駒

スプリンターズステークスでは、スロードカナロア産駒にも注目です。
ロードカナロアは、短距離で圧倒的な成績を残した名馬です。

日本の短距離G1はもちろんですが、海外G1の香港スプリントも2度勝利しました。

スプリント戦で圧倒的なパフォーマンスを見せたその能力は、産駒にも良い影響を与えています。

サートゥルナーリアアーモンドアイなどの超一流馬を輩出していて、スピード能力の高さが遺伝している点に注目です。

産駒は芝レースのあらゆる距離で活躍していて、距離は不問です。
もちろん父と同様にスプリント戦で活躍している馬も多いので、スプリンターズステークスでも無視できません。

スプリンターズステークスでは、ロードカナロア産駒にも期待したいところです。

まとめ

スプリンターズステークスは、中山競馬場の芝1200mという条件で行われるG1レースです。
短距離で実績を残している馬が集まり、秋のスプリント王者を決める重要な一戦となっています。

スタートからゴールまでおよそ1分10秒ぐらいで決着がつき、短距離戦なれではの疾走感あるレースが見られるのが特徴です。

スプリンターズステークスでは、牝馬が好走しているという傾向が見られます。
2009年~2018年の過去10年における牝馬の成績は、連対率13.6%・3着内率27.3%です。

2019年のスプリンターズステークスにおいても、牝馬のモズスーパーフレアが2着に入りました。
出走メンバーの中に有力牝馬がいれば、評価を上げたいところです。

また、前哨戦であるセントウルSでの好走歴も重要になってきます。
前哨戦で好走していれば、スプリンターズステークスでも上位に入る可能性が高いと言えます。

これらの内容を踏まえながら馬券を組み立てて、スプリンターズステークスで万馬券を的中させ秋のG1戦線に弾みをつけてくださいね。

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