2023年10月15日阪神競馬場ではクラシック牝馬3冠最終戦のG1秋華賞が開催されます。
3年ぶり7頭目の三冠牝馬誕生となるか?
桜花賞、そしてオークスと圧勝したリバティに敵はいない!
三冠牝馬誕生のカウントダウンは止まりません。
キサラギの本命は当然リバティアイランド
今年の秋華賞のポイントは相手選びだけでしょう。
過去のレースを参考にして、リバティアイランドの相手を炙り出していきましょう。
以上のポイントがわかるようになっています!5分程度で読み終える記事になりますので、是非馬券検討の参考にしてください!
秋華賞とは
秋華賞は3歳牝馬3冠レース(桜花賞・オークス・秋華賞)の最後の1冠になるレース。阪神競馬場の芝2000mで行われます。
過去に3冠牝馬となった馬は過去に6頭。
年度 | 馬名 |
---|---|
2020年 | デアリングタクト |
2018年 | アーモンドアイ |
2012年 | ジェンティルドンナ |
2010年 | アパパネ |
2003年 | スティルインラブ |
1986年 | メジロラモーヌ |
メジロラモーヌが最初に牝馬三冠を達成してから約20年は3冠牝馬はいませんでしたが、この20年で5頭の馬が達成しています。最近はアーモンドアイ、デアリングタクトと2年おきに牝馬3冠馬が誕生しています。
今年は桜花賞、オークスを制した2冠馬リバティアイランドが2020年のデアリングタクト以来7頭目の牝馬3冠に挑戦します!
【秋華賞で3冠を逃した牝馬】
年度 | 馬名 | 秋華賞成績 |
---|---|---|
2022年 | スターズオンアース | 3着 |
1993年 | ベガ | 3着 |
1987年 | マックスビューティー | 2着 |
1976年 | テイタニヤ | 4着 |
3冠牝馬6頭に対して、2冠牝馬は19頭!
しかし桜花賞、オークスを制して秋華賞で3冠を逃した牝馬は4頭しかいません。
それはそうでしょう、春のクラシックで1600、2400と距離もコースも違う2大レースを制した馬、よほどの急勢力が台頭しない限り3冠牝馬戦で負けることはありません。
阪神芝2000mコースの特徴
特徴はスタート直後に急坂があること
序盤のペースは上がりにくいがパワーがない馬はここで後手を踏む可能性あり。
内枠有利と言われていますが、内は荒れていることが多く直線で伸びを欠くケースが多い。
そのため、安定した走りができるのは外目である程度先行力がある馬。
リバティアイランドの場合は4コーナーで10番手以内ならば確勝級。
2022年の秋華賞プレイバック
先行したのは外枠のブライトオンベイスとサウンドビバーチェ。2頭を先に行かせたスタニングローズは内から外へ進路を取り、二冠馬スターズオンアースは最後方からの競馬。
直線で馬場のいいコースを伸びたスターズオンアースがらくらく先行馬を交わし、外から追い上げるナミュールとスターズオンアースの2着争い。
インをついて伸びてきたスターズオンアースは3着でしたが、さすが二冠馬という強さを見せつけてくれました。
キサラギの予想※8/30更新
秋華賞2023の予想
- ◎リバティアイランド
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出走予定馬と想定オッズ
2023年8月30日12時時点の出走予定馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 単勝オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
リバティアイランド | 牝3 | 55.0 | 川田 | – | – |
ハーパー | 牝3 | 55.0 | ルメール | – | – |
ドゥーラ | 牝3 | 55.0 | 斎藤新 | – | – |
コナコースト | 牝3 | 55.0 | 未定 | – | – |
シンリョクカ | 牝3 | 55.0 | 吉田豊 | – | – |
ゴールデンハインド | 牝3 | 55.0 | 菅原明 | – | – |
ドゥアイズ | 牝3 | 55.0 | 吉田隼 | – | – |
ゴールデンハインド | 牝3 | 55.0 | 菅原明 | – | – |
過去10年の傾向をデータ分析
秋華賞2023の傾向
過去10年で万馬券1回だけ!馬連10倍以下が50%と固いレース
【過去10年の馬券配当傾向】
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
---|---|---|---|---|
1,840円 | 13,960円 | 59,620円 | 3,550円 | 233,560円 |
馬連平均配当50倍は、かなり高配当?
実際は昨年2022年に370倍の大波乱があり、その1年だけで平均配当を押し上げています。2022年の万馬券を外して計算すると、馬連の平均配当は12倍程度。
過去10年のうち5回が馬連10倍以下の決着なので、ここは人気サイドの馬連で点数を絞っての勝負がベストでしょう。
1番人気の連対率は60%!トライアルで圧勝した馬は信用できない
1番人気の連対率が70%と秋華賞では実力通りに力を発揮します!飛んだ1番人気馬について共通点を探ってみましょう。
【秋華賞飛んだ1番人気馬】
年度 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|
2022年 | スターズオンアース | 牝3 | 55.0㎏ | ルメール | オークス(東京) 1着 |
2021年 | ソダシ | 牝3 | 55.0㎏ | 吉田隼 | 札幌記念(札幌) 1着 |
2019年 | ダノンファンタジー | 牝3 | 55.0㎏ | 川田 | ローズステークス(阪神) 1着 |
2017年 | アエロリット | 牝3 | 55.0㎏ | 横山典 | クイーンステークス(札幌) 1着 |
2016年 | ビッシュ | 牝3 | 55.0㎏ | 戸崎圭 | 紫苑ステークス(中山) 1着 |
2013年 | デニムアンドルビー | 牝3 | 55.0㎏ | 内田博 | ローズステークス(阪神) 1着 |
過去10年で飛んだ1番人気すべてが前走の優勝馬。ローズステークス、紫苑ステークスのトライアルで圧勝したものの本番で飛んでいます。
2冠牝馬スターズオンアース以外は、桜花賞とオークスの両レース出走していないか、桜花賞よりもオークスの着順が悪い馬です。
マイラータイプの馬が1番人気になったときは注意が必要。
穴狙いでも4番人気まで過去10年で大穴は1頭しか連対していない
【4番人気以下で連対した4頭】
年度 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|---|
2021年 | アカイトリノムスメ | 牝3 | 55.0㎏ | 戸崎圭 | 4人気 | オークス(東京) 2着 |
2020年 | マジックキャッスル | 牝3 | 55.0㎏ | 大野 | 10人気 | 紫苑ステークス(中山) 4着 |
2019年 | クロノジェネシス | 牝3 | 55.0㎏ | 北村友 | 4番人気 | オークス(東京) 3着 |
2018年 | ミッキーチャーム | 牝3 | 55.0㎏ | 川田 | 5番人気 | 藻岩山特別(札幌) 1着 |
2017年 | リスグラシュー | 牝3 | 55.0㎏ | 武豊 | 4番人気 | ローズステークス(阪神) 3着 |
2016年 | パールコード | 牝3 | 55.0㎏ | 川田 | 5番人気 | 紫苑ステークス(中山) 5着 |
2015年 | クイーンズリング | 牝3 | 55.0㎏ | デムーロ | 5番人気 | ローズステークス(阪神) 5着 |
固い決着が多い秋華賞ですが、1、2番人気のマッチレースとなったのは
過去10年で一度もありません。
一番最近で1、2番人気できまったのは11年前の2012年。ジェンティルドンナとヴィルシーナで決まったのが最後になっています。
過去10年で1、2、3番人気すべてが連を外したことは一度もなく、人気上位内での決着か人気上位と4番人気以下の馬での決着となっています。
2016年はローズステークス勝利のオークス馬シンハライトが直前で秋華賞を回避し引退。このようなアクシデントがない限り、人気薄と言ってもトライアル3着以内、オークス掲示板内の馬が候補になるでしょう。
6枠から外で勝率60%!内枠以外ならばリバティアイランドには枠不問
【枠番別勝利数】
枠番 | 勝利数 |
---|---|
1枠 | 0勝 |
2枠 | 0勝 |
3枠 | 2勝 |
4枠 | 2勝 |
5枠 | 0勝 |
6枠 | 2勝 |
7枠 | 2勝 |
8枠 | 2勝 |
6枠より外で勝率60%。
阪神コースは外差しが決まるので、直線で外に出しやすい外枠が有利となっています。
昨年は4枠2頭の決着になりましたが、スタニングローズはスタート後、先行馬をいかせてから外目に進路を取ったのが成功でした。
オークス直行馬と紫苑ステークスの組み合わせがトップ!ローズSは最近不振
【ローテーション別勝利数】
ランク | 前走レース | 勝利数 |
---|---|---|
S | 紫苑ステークス | 4勝 |
B | オークス | 4勝 |
A | ローズステークス | 2勝 |
B | CBC賞 | 1勝 |
B | 北九州記念 | 1勝 |
秋華賞を勝った馬の前走はオークス直行か、ローズ、紫苑のトライアル経験馬しかいません。2018年~2021年まではオークス直行馬が4連勝でしたが、昨年は紫苑から出走のスタニングローズが勝利!
馬連の組み合わせ的にはオークス組とトライアル組が最も多く、連対率が一番高いのは紫苑ステークスからの出走馬です。
秋華賞2023の注目馬3頭
- リバティアイランド
- ゴールデンハインド
- ハーパー
注目馬1頭目:リバティアイランド
前走 | オークス(東京) 1着 |
---|---|
人気 | 1人気 |
騎手 | 川田 |
脚質 | 差し |
デビュー以来負けたのはアルテミスステークスの2着のみ。他は圧倒的強さでねじ伏せてきたリバティアイランドがついに3冠牝馬へ王手をかけます。
オークスの圧勝ぶりをみたら、まさに怪物。この馬に勝つとしたら超スローペースの前残りしか考えられませんが、それができる馬はいないでしょう。
3冠確率は90%以上!キサラギ自信の本命馬です。
注目馬2頭目:ゴールデンハインド
前走 | 紫苑ステークス(中山) ー着 |
---|---|
人気 | 3人気 |
騎手 | 菅原明 |
脚質 | 先行 |
フローラステークスで見せた圧倒的な先行力。
オークスでは11着と大敗しましたが、2000に距離短縮となったら、確実にスピードを生かす競馬ができるはず!
リバティアイランドに勝つとしたら、直線でどれだけリードが取れるかどうかなので、一発逆転があればこの馬か?
紫苑ステークスの結果次第では人気上位になりそうですが、この馬がリバティアイランドの相手です!
注目馬3頭目:ハーパー
前走 | オークス(東京) 2着 |
---|---|
人気 | 2人気 |
騎手 | ルメール |
脚質 | 先行 |
桜花賞は5着に終わりましたが、距離延長のオークスではリバティアイランドに次ぐ2着。6馬身差を逆転する成長力があるかどうかですね~。
鞍上がルメール騎手なので、ぶっつけ本番でも不甲斐ない競馬にはならないでしょう。
ジェンティルドンナが3冠達成したように、1、2番人気で決着の可能性もあり。
過去データではわからないキサラギの分析
危険な人気馬:
秋華賞の危険な人気馬は枠順確定後公開いたします。
キサラギの特注穴馬指名:
秋華賞の特注穴馬は枠順確定後公開いたします。
秋華賞のキサラギポイント:
秋華賞の特注穴馬は枠順確定後公開いたします。
2023年秋華賞まとめ
3年ぶりの3冠牝馬達成はほぼ間違いないでしょう!
相手はオークス直行のハーパーよりも紫苑ステークスを使ったゴールデンハインドの方。リバティアイランドとの組み合わせは5倍前後になりそうなので、ここは2点勝負。
最終予想は枠順確定後に公開いたします。