2023年7月2日福島競馬場ではG3重賞ラジオNIKKEI賞が開催されます。
残念ダービーともいわれるこのレース。春の主役にはなれなくても、ここをステップに秋のクラシックを制覇したフィエールマンや、重賞路線の常連となったフェーングロッテンなどがこの10年で出ているレース。
また、過去にはツインターボが爆逃げで勝利、近年はバビットが狂気の逃げで勝利!
今年は皐月賞でハイペースで逃げまくったグラニットが登場!
これはツインターボ3世誕生か?
キサラギの本命はグラニット!4コーナーまでは確実に楽しめますw
以上のポイントがわかるようになっています!5分程度で読み終える記事になりますので、是非馬券検討の参考にしてください!
ラジオNIKKEI賞とは
3歳限定のG3重賞です。福島競馬場1800mで行われます。
過去はシンコウラブリイやツインターボ、ヤシマソブリンなど名馬を輩出したレースです。ハンデ戦に変更されてからは、なかなか秋のクラシック路線につながる結果が出ませんでしたが、2018年はこのレース2着のフィエールマンが菊花賞制覇。
2020年もこのレース2着のパンサラッサがドバイワールドカップを制覇と、勝ち馬よりも2着が大成する傾向になっています。
過去10年で逃げ切ったのはバビットだけですが、このレースこそ逃げ馬が絵になるレース。今年は逃げ馬として今後が期待できるグラニットに注目です。
2022年のラジオNIKKEI賞プレイバック
今でこそ逃げ馬のイメージが強いフェーングロッテンですが、3歳時は中団の前目のポジション。かなりのハイペースで逃げてもなかなか垂れないショウナンマグマを内から差してラジオNIKKEIを制覇!あのポジションで内から差せる馬は力がある証拠。やはり4歳からは重賞の常連になっています。
キサラギの予想※6/30更新
ラジオNIKKEI賞2023の予想
- ◎グラニット
- 〇エルトンバローズ
- ▲レーベンスティール
- △オメガリッチマン
- △シーウィザード
- △コレペティトール
- △エマヌエーレ
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出走予定馬と想定オッズ
2023年6月30日12時時点の出走予定馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 単勝オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
エルトンバローズ | 牡3 | 55.0 | 西村淳 | 11.8 | 5人気 |
セオ | 牡3 | 56.0 | 松若 | 22.9 | 10人気 |
シーウィザード | 牡3 | 55.0 | 三浦 | 33.9 | 13人気 |
シルトホルン | 牡3 | 54.0 | 大野 | 16.9 | 9人気 |
ウヴァロヴァイト | 牝3 | 55.0 | 菅原明 | 11.6 | 4人気 |
コレペティトール | 牡3 | 55.0 | 田辺 | 30.1 | 11人気 |
グラニット | 牡3 | 55.0 | 嶋田 | 14.1 | 8人気 |
マイネルモーント | 牡3 | 55.0 | 石川 | 14.0 | 7人気 |
スズカハービン | 牡3 | 54.0 | デムーロ | 32.2 | 12人気 |
バルサムノート | 牡3 | 57.0 | 松岡 | 10.4 | 2人気 |
レーベンスティール | 牡3 | 56.0 | 戸崎圭 | 2.6 | 1人気 |
オメガリッチマン | 牡3 | 56.0 | 横山典 | 11.9 | 6人気 |
エマヌエーレ | 牡3 | 54.0 | 石橋脩 | 35.6 | 14人気 |
アグラシアド | 牝3 | 54.0 | 津村 | 39.2 | 15人気 |
ダイシンヤマト | 牡3 | 53.0 | 吉田豊 | 45.7 | 16人気 |
過去10年の傾向をデータ分析
ラジオNIKKEI賞2023の傾向
過去10年で万馬券は3回!最近はさらに波乱の傾向アップ
【過去10年の馬券配当傾向】
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
---|---|---|---|---|
8,580円 | 29,030円 | 196,270円 | 40,460円 | 917,500円 |
過去10年で万馬券は3回!2013年は8番人気のケイアイチョウサンと14番人気のカシノピカチュウの決着で馬連400倍超の高配当が出ています。
1000円以下の固い配当は2018年のみ、翌年2019年からはさらに波乱の傾向が強くなり、4年間で万馬券2回、他も40倍、60倍と高配当が続いています。
現在4年連続1番人気は3着以下!高配当狙うなら思い切って消し!
ラジオNIKKEI賞の1番人気馬連対率は40%。3歳重賞の中でもかなり低く信頼できません。さらに、2019年から昨年まで4年連続1番人気が連対を外しています。それどころか3着以内に入ってもいません。
好配当を狙うなら1番人気を外した馬連、ワイドで攻めるレースです。
【ラジオNIKKEI賞過去10年で連対外した1番人気馬】
年度 | 馬名 | 斤量 | 騎手 | 単勝オッズ | 前走 |
---|---|---|---|---|---|
2022年 | ボーンディスウェイ | 53.0㎏ | 石橋脩 | 4.2倍 | 皐月賞 14着 |
2021年 | ボーデン | 54.0㎏ | 武藤雅 | 4.8倍 | スプリングステークス 3着 |
2020年 | パラスアテナ | 52.0㎏ | 武豊 | 3.8倍 | カーネーションカップ 1着 |
2019年 | ヒシイグアス | 54.0㎏ | 武藤雅 | 5.6倍 | スプリングステークス 5着 |
2017年 | サトノクロニクル | 58.0㎏ | 川田 | 3.1倍 | 白百合ステークス 1着 |
2021年 | ガイヤーズヴェルト | 56.0㎏ | 内田博 | 3.8倍 | NHKマイル 5着 |
1番人気の連対率が低い原因は、クラシックで活躍した馬たちが休養に入り、絶対的な能力差がある馬の出走がないことです。過去10年で単勝2倍台になったのは2015年のアンビシャスだけで、他は3~4倍台と押し出された1番人気馬が多いです。
前走、クラシック出走の実績やトライアルで掲示板内という実績を持つ馬が人気になる傾向が強いですが、ここは春の実績馬よりも前走りで条件戦を勝ち切った馬の方を重視、ただし牝馬は過去10年で連対が1度だけと、非常に相性が悪いので思い切って切りましょう!
6番人気以下が過去10年で8頭連対!軸は人気薄からでOK
好配当の主役となるのは6番人気以下の人気薄たち。過去10年で連対した8頭の人気薄をチェックしてみましょう。
【6番人気以下で連対した6頭】
年度 | 馬名 | 騎手 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|
2022年 | ショウナンマグマ | 菅原明 | 8人気 | プリンシパルステークス 11着 |
2021年 | ワールドリバイバル | 津村 | 11人気 | 皐月賞 12着 |
2020年 | バビット | 内田博 | 8番人気 | 早苗賞 1着 |
2019年 | マイネルサーパス | 柴田大 | 9番人気 | 日本ダービー 11着 |
2017年 | ウインガナドル | 津村 | 8番人気 | 夏木立賞 1着 |
2016年 | ダイワドレッサー | 石川 | 9番人気 | オークス 8着 |
2013年 | ケイアイチョウサン | 横山典 | 8番人気 | 稲村崎特別 7着 |
2013年 | カシノピカチュウ | 西田 | 14番人気 | NHKマイル 9着 |
前走特別勝ち馬が2頭、G1出走馬が4頭。
人気のクラシック出走馬は手を出しにくいですが
穴馬としてなら、絶対においしい存在になります。
ダービー、オークス、NHKマイルで2桁着順で人気薄となっている馬は
簡単に切らないでください。
2枠の勝率、連対率ともに最上位!内枠の馬重視
【枠番別勝利数】
枠番 | 勝利数 |
---|---|
1枠 | 3勝 |
2枠 | 2勝 |
3枠 | 1勝 |
4枠 | 0勝 |
5枠 | 1勝 |
6枠 | 1勝 |
7枠 | 1勝 |
8枠 | 1勝 |
3枠から内で勝率60%と完全に内枠有利。
ちなみに1枠、2枠が揃って連を外したのは過去10年で昨年2022年だけです。
それでも3着に1枠のサトノヘリオスが入っているので、軸馬を選ぶなら2枠か1枠かどちらかが熱い!人気薄ならばさらに熱いです!
プリンシパルステークス組が出ない今年は特別戦勝ち馬から
【ローテーション別勝利数】
ランク | 前走レース | 勝利数 |
---|---|---|
S | プリンシパルステークス | 3勝 |
B | 白百合ステークス | 2勝 |
B | 早苗賞 | 1勝 |
B | 青葉賞/td> | 1勝 |
B | 京都新聞杯 | 1勝 |
B | 稲村ケ崎特別 | 1勝 |
過去10年で3勝しているプリンシパルステークス組が優勢!
ダービー出走がかなわなかったので、残念ダービーのラジオNIKKKEIにはピッタリですね。
過去3勝している馬は全てプリンシパルステークス掲示板内でしたが、昨年のショウナンマグマはプリンシパルステークス11着からの巻き返し!
大事なのは着順よりも、プリンシパルでの人気です。連対した馬全てが5番人気以内なので、人気薄好走馬よりも人気で負けた馬!
しかし今のところプリンシパル→ラジオNIKKEI組はいないので、今年は素直に条件戦勝ち馬からクラシック惨敗組がローテーション的にはベストかな。
ラジオNIKKEI賞2023の注目馬3頭
- エルトンバローズ
- バルサムノート
- グラニット
注目馬1頭目:エルトンバローズ
前走 | 3歳1勝クラス(中山) 1着 |
---|---|
人気 | 6人気 |
騎手 | 未定 |
脚質 | 先行 |
デビュー以来連対率100%。相手なりに走れるのが強みですが、決め手がなく勝ちみに遅いとも言えます。前走は2番手から早い上りで快勝!得意距離はマイルだとおもいますが、福島の小回りなら勝負になると見ています。
注目馬2頭目:バルサムノート
前走 | 白百合ステークス(中京) 1着 |
---|---|
人気 | 2人気 |
騎手 | 西村 |
脚質 | 先行 |
モーリス産駒らしく平坦馬場での切れ味は鋭い!前走は逃げるセオを余裕で交わして完勝。エルトンバローズとともにどちらも西村騎手。予想ではこちらに騎乗するとのことですが、エルトンバローズの方を選んだら、あっちが激熱!
注目馬3頭目:グラニット
前走 | 皐月賞(中山) 12着 |
---|---|
人気 | 8人気 |
騎手 | 嶋田 |
脚質 | 逃げ |
皐月賞では超ハイペースを引っ張る逃げ!
さすがに最後は力尽きましたが、中距離のスピードだけなら上位馬とも互角に戦える!
バビットやツインターボといった、逃げの名馬が誕生するラジオNIKKEI賞。その流れを継ぐのはグラニットと見ています。
キサラギの本命馬です!
過去データではわからないキサラギの分析
危険な人気馬:バルサムノート
白百合ステークスでは着差こそないものの、強いのは認めざるをえません。
しかし、この時期の3歳馬で57キロの斤量は酷!そこまで抜けた存在とは思えません。
そして鞍上の西村騎手がエルトンバローズを選んだため松岡騎手へ乗り替わりもマイナスポイント。
今まで2度跨った騎手がいない馬なので、それほど気になるわけでもないですが、ここでは買いたくないです。
キサラギの特注穴馬指名:エルトンバローズ
安定感ならぴか一!未勝利脱出までかなり時間はかかりましたが、デビュー後6戦して連対率は80%。
いつもは最後決めてを出してくる馬ですが、西村騎手はグラニットの次の番手でレースを進めそうな気がします。
グラニットとの行った行ったは十分あり得ます。
ラジオNIKKEI賞のキサラギポイント:万馬券以上を狙うしかない!
人気ではレーベンスティールが抜けている存在。前走を見てもここは圧勝しても全く不思議はありません。
この馬が来ない展開は前残りのみ。天気も悪くなりそうなので、グラニット、エルトンバローズなど前でレースを進める人気薄に
夢を賭けます。
2023年ラジオNIKKEI賞まとめ
マイペースで逃げるよりも、力ギリギリのハイペースで邁進する逃げ馬が勝つのがラジオNIKKEI賞。今年は皐月賞で逃げまくったグラニットに期待しています。
嶋田騎手が思い切った逃げをしてくれれば、波乱の主役になるでしょう。