桜の季節も終わって、ついに東京開催!
オークスそしてダービーが近づいてきました。この前2歳デビューしたと思ってた馬達がもう立派に成長して、どんなレースをしてくれるのか楽しみですね。
今週はオークストライアルのフローラステークス。昨年のウインマリリンのオークスでの好走があったから、今年は軽視することはできません!オークスに出るのが目的ではなく、オークスを勝つ気がある馬が今回の勝ち馬になるはずです。
的中率が高い競馬予想サイトランキングTOP3


最新的中実績 |
|
---|---|
日程 | 2023年01月28日 |
開催 | 小倉11R |
的中額 | 1,518,920円 |
情報名 | 競馬学マネジメント |


最新的中実績 |
|
---|---|
日程 | 2023年01月29日 |
開催 | 小倉11R |
的中額 | 614,350円 |
情報名 | ミラクルレポート |
目次
1:フローラSについて
サンケイスポーツ賞フローラステークスは、東京の開幕週に行われる優駿牝馬(オークス)のトライアルレースです。
このレースで2着以内に入った馬に、オークスの出走権が与えられますので、デビューが遅く桜花賞に間に合わなかった牝馬達の最後のチャンスとして、実力未知数な馬達が集います。
かつては、四歳牝馬特別と呼ばれていて、マックスビューティーやアラホウトクなどのオークス馬がステップレースとして使っていたこともありましたが、ここ20年程は、オークスに連対することも少なくなり、ダービートライアルの「青葉賞」と同様、トライアルレースとしての位置づけが疑問視されていました。
しかし、2020年度の勝ち馬ウインマリリンがオークスで、デアリングタクトの2着になったことで、これからオークスに直結するレースに成長する可能性もあります。
今年の結果次第では、過去10年のデータを白紙に戻さなければならないかもしれませんね。
2:フローラS【2021年】の出走馬とオッズ
4月20日 22時時点現在のオッズ
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 予想オッズ | 人気 |
ユーバーレーベン | 牝3 | 54.0 | デムーロ | 2.4 | 1人気 |
オヌール | 牝3 | 54.0 | 川田 | 2.5 | 2人気 |
クールキャット | 牝3 | 54.0 | ルメール | 6.8 | 3人気 |
ウインアグライア | 牝3 | 54.0 | 和田竜 | 9.1 | 4人気 |
パープルレディ | 牝3 | 54.0 | 田辺 | 12.9 | 5人気 |
スノークオーツ | 牝3 | 54.0 | 戸崎圭 | 17.2 | 6人気 |
オメガロマンス | 牝3 | 54.0 | 横山武 | 34.5 | 7人気 |
アンフィニドール | 牝3 | 54.0 | 未定 | 37.0 | 8人気 |
メイサウザンアワー | 牝3 | 54.0 | 石橋脩 | 48.4 | 9人気 |
ジェニーアムレット | 牝3 | 54.0 | 三浦 | 53.0 | 10人気 |
スライリー | 牝3 | 54.0 | 石川 | 87.1 | 11人気 |
ルース | 牝3 | 54.0 | 横山典 | 99.0 | 12人気 |
レッジャードロ | 牝3 | 54.0 | 柴田善 | 107.3 | 13人気 |
スノーハレーション | 牝3 | 54.0 | 丸山 | 118.6 | 14人気 |
エトワールマタン | 牝3 | 54.0 | 内田博 | 139.8 | 15人気 |
ララサンスフル | 牝3 | 54.0 | 大野 | 143.8 | 16人気 |
3:過去10年の傾向から見る2021年フローラSの5つの傾向
・開幕週の東京競馬場なので内枠が絶対的に有利
・関東馬と関西馬はほぼ互角の戦い
・逃げ馬の連対率ゼロ!軸は差し馬から
・1番人気よりも2番人気の信頼度が高いレース
3-1:過去10年で万馬券が3回
馬連500円前後の固いレースから、10万馬券の大荒れのレースまであり、一概に固いレースとも荒れるレースとも言いづらいところがあります。
過去10年のうち、3回が万馬券決着だったことを考えると、思い切った穴狙いをするのもいいかもしれません。
3-2:開幕週の東京競馬場なので内枠が絶対的に有利
東京の開幕週になるので、芝コンディションは絶好、枠順を見るとやはり1枠~4枠までの馬の連対率が非常に高いです。
最初のコーナーまでは100mしかないので、逃げたい馬が外枠に入った場合、無理にペースアップをして超ハイペースになる場合があります。
内枠に入った馬ならば、先行でも差しでも、どの展開でも上位に食い込む率が高いので、馬券を決定するのは枠順が発表されてからにした方がいいです。
3-3:関東馬と関西馬はほぼ互角の戦い
2021年の皐月賞は東のワンツースリーという結果に終わりました。フローラステークスも、関東馬と関西馬が互角の戦いをしており、どちらが有利ということはありません。
3-4:逃げ馬の連対率ゼロ!軸は差し馬から
芝のコンディションがよく、前が止まらない展開になりそうなイメージですが、過去10年間で逃げた馬の連対は一度もないというデータがあります。
やはり、最初のコーナーへの位置取りでハイペースになることが多いので、狙うならば、中段待機の差し馬からが基本になります。
ただし、前が止まらないことが多いため、直線だけで突っ込んでくる馬ではなく、最終コーナーにかけて、ある程度前に詰めてくる、先行差し馬が絶好の狙い目になります。
3-5:1番人気よりも2番人気の信頼度が高いレース
固い決着の年も多いですが、1番人気の複勝率は30%と、かなり低いのが気になります。
逆に2番人気の馬の複勝率は70%という抜群の安定感。
騎手人気や、良血馬が人気を集める時期なので、正確に実力が評価されていないことが要因でしょう。今回のフローラステークスでも、1番人気の馬の実力の裏付けを確認してから、購入しないと痛い目をみることになりそうです。
4:過去10年からわかる2021年フローラSの注目馬3頭
過去10年のデータに当てはまる馬は次の3頭になります。
・ユーバーレーベン
・ウインアグライア
・オヌール
4-1:2021年フローラSの注目馬1頭目:ユーバーレーベン
引用:日刊競馬
前走 | フラワーカップ(中山)3着 |
---|---|
人気 | 1人気 |
騎手 | M・デムーロ |
脚質 | 差し |
東京経験 | 2戦1勝 |
阪神JFではソダシの3着、桜花賞の1着、2着が阪神JFからの直行組だったことから、改めてレースレベルの高さを評価され、3着だったこの馬の評価が上がるのは間違いありません。
全メンバーの中でも上がりのスピードはトップクラス。しかし、開幕週の東京で、これだけ後ろから行って届くのかどうかは疑問です。
出遅れ癖があるのも気になるところ、有力馬には間違いありませんが、危険な1番人気馬の予感もかなり強いです。
4-2:2021年フローラSの注目馬2頭目:ウインアグライア
引用:サンスポ競馬
前走 | 若駒ステークス(中京)1着 |
---|---|
人気 | 2人気 |
騎手 | 和田竜 |
脚質 | 先行 |
阪神経験 | 2戦1勝 |
前走が若駒ステークスだった馬が、この10年で連対したことはありませんが、若駒ステークスを牝馬が勝ったのは、ヒシナタリー以来25年ぶりの快挙です。
アーモンドアイが勝ったときの前走りもシンザン記念でしたので、牡牝混合レースで勝利した牝馬というのは、やはり評価をしなければならないと思います。
先行力もあり、上がりの早い競馬にも対応できるので、この時期の東京なら最も条件が合っている馬になるのではないかと思います。
阪神JFではユーバーレーベンに大敗していますが、距離が400m延長になったことで、過去の結果については考慮しなくてもいいと思います。
4-3:2021年フローラSの注目馬3頭目:オヌール
引用:サンスポ競馬
前走 | アルメリア賞(阪神)1着 |
---|---|
人気 | 2人気 |
騎手 | 川田 |
脚質 | 先行 |
阪神経験 | 初コース |
11月デビュー後に大事に使われ、未だ2戦しかしていないオヌールですが、先行するスピードの高さとレースセンスの良さは、メンバーの中でもトップクラスでしょう。
前走は1勝クラスのアルメリア賞でしたが、3番手から上がり32秒台の足を使っているので、普通に走ったら他の馬が追いつけるはずはありません。
鞍上が川田騎手で、レース経験が少ない馬ということで、大阪杯のレイパパレと被るところが多く、ここで勝ってオークス出走できたら面白い馬になると思います。
5:データではわからないキサラギによる2021年フローラSの展望
・人気のディープよりもハーツクライ、ヴィクトワールピサ産駒が狙い目
・過去10年でルメールの連対は1度だけ
5−1:前走未勝利を勝ち上がったばかりの馬が人気の盲点
万馬券が出た時の連対馬は、未勝利を勝ち上がったばかりの馬や、条件下を勝ったばかりの馬が絡むことが多いです。
超良血馬や、よほど強い勝ち方をした馬でなければ、条件下から来る馬は人気になることはないので、穴狙いをするならば、そこが狙い目になると思います。
5−2:人気のディープよりもハーツクライ産駒が狙い目
東京2000になると、血統で人気になるのはやはりディープ産駒ですが、フローラステークスでは、ハーツクライ産駒の健闘が目立ちます。
今年は1勝馬のオメガロマンスとララサンスフルの2頭が出走予定です。どちらも人気薄になるので、今年荒れるレースになるならば、この2頭が連に絡む可能性が高いのではないかと思っています。
引用元:日刊スポーツ
5−3:過去10年でルメールの連対は1度だけ
やはり重賞になると、ルメールが乗った馬は人気になります。毎年のようにここでも上位人気馬に跨っていますが、不思議なことに、このレースとは相性が非常に悪いです。
過去10年で連対できたのは、2016年のチェッキーノだけですから、他は全部3着以下に飛んでいるということですね。今年の騎乗予定はクールキャットなので、1番、2番人気になることはないと思いますが、5番人気以内になるでしょう。
穴狙いならば、このレースは思い切ってルメールを外してみるのもいいと思います。ちなみにデムーロも過去10年で連対は1度だけです。
6:2021年フローラSの予想
【ボックス】ユーバーレーベン、ウインアグライア、オヌール、オメガロマンス、ララサンスフル
1・3・8・10・14 5頭ボックス 1,000円づつ 1万円
7:キサラギによる2021年フローラSの展望
皐月賞のダノンザキッドの大敗を見て改めて思いましたが、2歳で活躍していても、3歳になってから勝てなかった馬は割引が必要ということ。
今回のユーバーレーベンも、阪神JFで3着でしたが、その後不良馬場とは言え、勝ち切ることはできませんでした。1番人気としては非常に軸にしづらい馬だと思います。
逆に、牡馬相手に堂々勝利を収めた、ウインアグライアや、まだレース経験が少ないオヌールはレース展開からも信頼ができる大崩れがない馬だと思います。
軸にするならこの2頭のうちどちらか、そして穴を期待して、ハーツクライ産駒のオメガロマンスとララサンスフル。
そして抑えのユーバーレーベン。
軸を決めるのが難しいから今回は5頭のボックスでいこうと思います。