日経賞予想と展望【2021】不安材料を抱える上位人気馬でも力の違いで切り抜ける?

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日経賞 2021

西の天皇賞への王道が阪神大賞典なら、東の王道はこの日経賞になります。
かつては、シンボリルドルフやライスシャワーといった、東を代表する名馬が日経賞をステップにして
春の盾を獲得していましたが、近年、日経賞の勝ち馬が天皇賞春を制することがなくなっています。

今年こそ東のステイヤーが復活するのか?2021年の日経賞の予想と展望について解説します。

日経賞について

日経賞は中山競馬場2500mで争われる天皇賞春へのステップレースです。
中山2500は有馬記念と同じ条件。トリッキーなコースなので一筋縄ではいかない結果になることも多い有馬記念と違い
日経賞の決着が比較的固くなるのは、少頭数での開催が多いこと、出走馬の力関係がはっきりしていることが挙げられます。

先行馬が圧倒的に有利ですが、最初のコーナーまでが192mしかないため、外枠で先行したい馬にとっては、かなり厳しい条件。
無理にコース取りを優先すると、馬がかかってしまってハイペースの先行になる可能性があります。

そのため、騎手の腕が問われるコースと言っていいでしょう。外枠の馬達がどんなレースをするかによって、展開が全く変わるので、
展開予想はかなり難しいレースの1つだと思います。

日経賞【2021年】の出走馬とオッズ

2021年3月23日22時のオッズ

馬名 性齢 斤量 騎手 予想オッズ 人気
カレンブーケドール 牝5 54.0 松山 1.8 1人気
ワールドプレミア 牡5 57.0 石橋脩 3.9 2人気
ステイフーリッシュ 牡6 56.0 和田竜 5.7 3人気
ウィンマリリン 牝4 53.0 横山武 13.6 4人気
ラストドラフト 牡5 56.0 三浦 15.4 5人気
モズベッロ 牡5 56.0 横山和 16.6 6人気
オセアグレイト 牡5 57.0 横山典 27.7 7人気
ウィンキートス 牝4 53.0 丹内 33.9 8人気
ダンビュライト セ7 56.0 松若 35.2 9人気
アールスター 牡6 56.0 長岡 73.0 10人気
サトノルークス 牡5 56.0 大野 91.8 11人気
シークレットラン 牡5 56.0 田辺 131.6 12人気
ナイママ 牡5 56.0 柴田大 167.9 13人気
ゴーフォザサミット 牡6 56.0 丸山 173.6 14人気
ムイトオブリガード 牡7 56.0 北村宏 179.6 15人気

過去10年の傾向から見る2021年日経賞の5つの傾向

過去10年のレース結果を見て、2021年の日経賞の5つのポイントを紹介します。

4人気以内で決まるケースが圧倒的

過去10年のレース結果を見ると、1番人気の連対率が5割。可もなく不可もなくという感じですが、4番人気までの馬の連対率をみると、なんと7割という数字が出ています。
1番人気が飛んだ場合も、2番人気と3番人気の組み合わできまるケースが多いので、無理な穴狙いは禁物のレースと言えるでしょう。

先行勢が有利だが逃げ馬には鬼門

中山2500というコースなので、やはり先行勢が有利です。10年のレースを見ても、先行か好位差しの馬で決まるケースが90%。
しかし、逃げ馬にとっては鬼門であるレース、連対したのは10年で1度しかありません。ゆったりとコーナーを回って2周するので、先行馬が
逃げ馬をマークしやすいというのが理由の1つになるでしょう。ただ、長距離の逃げ馬は人気に関係なく残る可能性があるので、内枠に逃げ馬が入った時は
無視する事はできませんね。

前走は重賞以外はノーチャンスかも

東の重賞の中でも歴史が古く格式が高いレースになる日経賞。やはりチャレンジするには、それ相応の戦績が必要だということでしょう。
前走が重賞だった馬が19回の連対を果たしています。前走の着順は度外視してもよさそうですが、重賞以外から来る馬は、迷わず消しても問題ないと思います。

ベテランジョッキーの信頼度が高い

トリッキーなコースでペース配分が難しいこと、最初のコーナーまでの位置取りがシビアなこと、最後に待ち受ける急坂への対応などがあり、勝ち馬の鞍上を見ると、ベテランジョッキーの活躍が目立ちます。
10年で2勝している岩田騎手をはじめとして、勝利ジョッキーは武豊騎手、横山典騎手、蛯名騎手といったそうそうたるメンバー。今年になってから、若手騎手の重賞での好走が目立つ
ようになってきましたが、日経賞で初重賞制覇!というのはかなり難しいのではないかと思います。

前走人気薄の馬が好走するケースあり

前走が重賞であれば、着順は関係ないといいましたが、それと同様に前走の人気も関係ありません。データをみると日経賞で連対した5割弱の馬が、前走6番人気以下。
前走が叩き台で人気を落としていたケースもありますが、そのままの人気で日経賞に出走したら穴馬候補として注目したい馬になります。

過去10年からわかる2021年日経賞の注目馬3頭

・カレンブーケドール
・ワールドプレミア
・ステイフーリッシュ

2021年日経賞の注目馬1頭目:カレンブーケドール

カレンブーケドール

引用元:wikipedia
URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%AB

前走 有馬記念(中山)5着
人気 1人気
騎手 松山弘平
脚質 先行
中山経験 4戦1勝

このメンバーならば単勝1倍台になるのも仕方ないって感じのカレンブーケドール。前走は有馬5着ですが、1~4着の馬の顔ぶれをみるとサラキア以外はG1馬、掲示板に載っただけでも凄いと思います。デビューからずっとコンビを組んでいた津村騎手から、有馬記念で池添騎手に変更、そして今回は乗りに乗ってる松山騎手ですから人気になるのも仕方ありません。

気になるのは、中山での勝ちがデビュー戦のみってところ。東京での走りと比べるとスムーズさに欠けてるような気がします。但し、今回のメンバーなら、それでも力は1枚も2枚も上。確実に連対はすると思いますが、頭で買うのは危険な香りがします。

2021年日経賞の注目馬2頭目:ワールドプレミア

ワールドプレミア

引用元:JRA
URL:https://jra.jp/datafile/seiseki/g1/kikka/result/kikka2019.html

前走 有馬記念(中山)5着
人気 2人気
騎手 石橋脩
脚質 差し
中山経験 2戦0勝

菊花賞馬ですが、メンバーを見るとかなりレベルが低い菊花賞かもしれません。コントレイルはもちろんのこと、フィエールマンやキズナと比べても少し力は劣っているような気がします。

長距離向きなのは文句ないですが、先行するタイプではないので、中山では差しのタイミングが非常に難しい。乗り慣れた武騎手から石橋騎手に代わるっていうのも不安材料ですね。過去データでG1馬が苦戦してるのも嫌なデータです。

2021年日経賞の注目馬3頭目:ステイフーリッシュ

ステイフーリッシュ

引用元:サンスポ
URL:https://race.sanspo.com/keiba/news/20180505/pog18050515440005-p3.html

前走 京都記念(京都)2着
人気 3人気
騎手 和田竜二
脚質 先行
中山経験 5戦0勝

年明けで出走している馬の中では筆頭株がステイフーリッシュ。とにかく良くも悪くも父親のステイゴールドそっくりですね。
レースの安定感はピカイチで掲示板を外したのはデビューから5回だけ、そのうち2回がG1ですから、重賞での安定感、信頼度は高いです。

しかし、本当に勝ちきれないっていうのがこの馬の特徴、3歳の京都新聞杯で勝利した以来、3年間も勝利がありません。軸にするにはもってこいというか、ワイド馬券なら必ず押さえておいて損はない馬だと思います。

データではわからないキサラギによる2021年日経賞の展望

・年明け初戦の馬
・G1馬は勝てないジンクス
・穴を開けるなら逃げ馬か追い込みの両極

年明け初戦の馬

年明け初戦の馬

引用元:スポーツ報知
URL:https://hochi.news/articles/20191103-OHT1T50199.html

年明け重賞で勝利している馬よりも、年明け初戦の馬の好走が目立ちます。そう考えると、有馬記念以来のカレンブーケドール、ワールドプレミアが人気になるのも当然です。前走の着順は関係なく、レースの格が重要なポイントになるので、何故か前走でG2東海ステークスを使ったムイトオブリガードは気になります。

長期休養明けで、ダートを使って、その次がここなので、調教の状況を見て悪くなければ抑えたいところです。

G1馬は勝てないジンクス

今年は菊花賞馬のワールドプレミアが人気になっています。前走の有馬記念で復活の手ごたえは見えましたし、中山2500mを走り切るスタミナも十分。しかし、過去10年の日経賞でG1馬が勝ったのは、ゴールドアクターのみ。

フェノーメノも日経賞勝ちはありますが、G1を獲る前でした。別定戦で特にハンデが重いというわけではないのに、勝てないというのは、やはり次の天皇賞のための叩きと考えているのかもしれません。

穴を開けるなら逃げ馬か追い込みの両極

逃げ馬には厳しいレースですが、そんなレースだからこそ逃げ馬が大穴になります。唯一逃げで勝ったネコパンチは12番人気でした。そして極端な追い込み馬も中山では嫌われるので、大穴候補になります。10番人気以下の馬が連対したときは、逃げ、追い込みの極端なタイプになるので、今年も何が逃げるのかは注目です。

絶対に行きたいというタイプはいなそうなので、ハッピーグリンが逃げる可能性が高いですね。何も行かなければウィンマリリンが先頭に立ってスローな流れになるかもしれません。

2021年日経賞の予想

  • ◎カレンブーケドール
  • 〇ステイフーリッシュ
  • ▲ウィンマリリン
  • △ワールドプレミア
  • △ムイトオブリガード
  • △ハッピーグリン

キサラギによる2021年日経賞の展望

レースはスローな展開になると思うので、やはり先行馬が有利。人気上位の馬はみな先行タイプなので、例年通り①~④人気の堅い決着の可能性が高いです。その中でやはり中心になるのは、カレンブーケドール。中山は得意じゃないかもしれませんが、有馬記念での走りができれば、このメンバーの中では最上位です。

有馬では同着5着のワールドプレミアは、武騎手から石橋脩騎手への乗り替わりが結構、痛い気がします。天皇賞で初G1制覇した石橋騎手ですから長距離が苦手というわけではないですが、やはりテン乗りでこの馬は難しいのではないか?と思って印を落としています。

強烈な逃げ馬不在ということで、スローペースで先頭に立つ可能性が高いウィンマリリンが▲ですね。マイペースで逃げることができれば、ネコパンチ以来の逃げ馬勝利の可能性もあります。ウィンマリリンも上位人気なので、カレンブーケドールとの馬連は美味しくないですが、馬単ならかなり配当に期待できるので、逃げ残りを期待して、馬単も購入しておきます。

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