2023年8月27日新潟競馬場では2歳重賞 新潟2歳ステークスが開催されます!
過去10年でクラシックを制覇した馬が2頭、G1ウィナーが2頭出てる超出世レース。
昨年の勝ち馬キタウイングは4番人気で新潟2歳ステークスを優勝後、11番人気でフェアリーステークスを勝っています。
先に行われた函館2歳ステークスとは違い、完成度よりも絶対的能力の高い馬が勝つレースです。
今年の出走馬の中で、一番スケールが大きいのはアスコリピチェーノでしょう。1番人気になる可能性は非常に高い!
しかし、まだ参考になるレースは新馬戦の1戦だけ、キサラギはアスコリピチェーノにも劣らない能力をヒヒーンに感じています。
この記事を読むと分かること
以上のポイントがわかるようになっています!5分程度で読み終える記事になりますので、是非馬券検討の参考にしてください!
新潟2歳ステークスとは
新潟競馬場で行われる芝1600mの2歳重賞です。
直線が長く平坦な新潟では、早いタイムでの高速決着になることが多く。
1分34秒前半以上のタイムが出るときは、完全に差し馬天下!
4コーナーで10番手追走の馬が台頭するケースが多いです。
クラシックへの登竜門としても、名が知られるようになってきており
過去10年でクラシック戴冠馬3頭、古馬になってからG1制覇1頭と、4頭のG馬を輩出しています。
特に2013年のレースは、スーパーレース。
1着が桜花賞馬ハープスター、2着が皐月賞馬イスラボニータと同レースから2頭のクラシック馬を出しています。
新潟2歳ステークス出走したG1馬
- 2021年 セリフォス マイルチャンピオンシップ
- 2021年 スタニングローズ 秋華賞
- 2013年 ハープスター 桜花賞
- 2013年 イスラボニータ 皐月賞
2022年の新潟2歳ステークスプレイバック
2022年新潟2歳ステークス ◎チカポコ
バグラダス、タマモブラックタイ、グラニットと前にいきたい馬が揃ってるので
かなりのハイペースを期待しましたが、まさかのスローな展開。
キサラギ本命のチカポコは中段後方でまあまあの位置。
スローな展開だけど、やはり直線長い!
先行馬が続々と離脱する中、上がってきたのはキタウイングとウインオーディン。
キサラギ本命のチカポコは1枠なのに、なぜか1頭だけ外ラチ沿い。
どうコース取ったらこんなところ走るんだろう?
最近の競馬って馬7、騎手3ではなくて、馬5、騎手5くらいなんじゃないかなと思いました。
キサラギの予想※8/25更新
新潟2歳ステークス2023の予想
- ◎ヒヒーン
- 〇アスコリピチェーノ
- ▲ルクスノア
- △エンヤラヴフェイス
- △ショウナンマヌエラ
- △ルージュスタニング
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出走予定馬と想定オッズ
2023年8月24日12時時点の出走予定馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 単勝オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
アスコリピチェーノ | 牝2 | 55.0 | 北村宏 | 2.9 | 1人気 |
ヴァンヴィーヴ | 牡2 | 55.0 | デムーロ | 8.8 | 2人気 |
エンヤラヴフェイス | 牡2 | 55.0 | 菱田 | 6.7 | 3人気 |
ジューンテイク | 牡2 | 55.0 | 富田 | 36.6 | 11人気 |
シリウスコルト | 牡2 | 55.0 | 三浦 | 26.5 | 9人気 |
ヒヒーン | 牝2 | 55.0 | 酒井学 | 11.1 | 6人気 |
ルージュスタニング | 牝2 | 55.0 | 菅原明 | 4.3 | 2人気 |
ルクスノア | 牝2 | 55.0 | 永島 | 9.2 | 5人気 |
ホルトバージ | 牡2 | 55.0 | 岩田康 | 20.7 | 8人気 |
ショウナンマヌエラ | 牝2 | 55.0 | 石橋脩 | 29.1 | 10人気 |
ニシノクラウン | 牡2 | 55.0 | 石川 | 68.5 | 12人気 |
過去10年の傾向をデータ分析
新潟2歳ステークス2023の傾向
過去10年で万馬券1回だけ!馬連10倍以下が50%と固いレース
【過去10年の馬券配当傾向】
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
---|---|---|---|---|
2,740円 | 9,960円 | 46,800円 | 13,130円 | 261,060円 |
過去10年で万馬券が1回。
2015年1番人気のロードクエストと12番人気のウインファビュラスで決まった年です。
その他の年を見ると、馬連10倍以下の決着が5回と傾向的には固い決着。
昨年のように1番人気が飛んで、3番人気、4番人気の決着でも12倍ですから、無謀な穴狙いは厳禁のレースです。
波乱が起きる場合でも、人気薄同士ではなく、上位人気と人気薄の組み合わせが多いので、基本上位人気の馬連ボックスとそこから穴に2点くらい流すのがベストです。
1番人気連対率70%!新馬や未勝利から乗り替わりなら危険
新潟2歳ステークスの1番人気連対率は70%。過去10年で連対を外した馬は3頭だけです。
【新潟2歳ステークス飛んだ1番人気馬】
年度 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|
2022年 | アイスグリーン | 牡2 | 54.0㎏ | 坂井瑠 | 未勝利戦(小倉) 1着 |
2017年 | ムスコローソ | 牡2 | 54.0㎏ | 大野 | 新馬戦(東京) 1着 |
2016年 | モーヴサファイア | 牡2 | 54.0㎏ | 石橋脩 | 新馬戦(中京) 1着 |
3頭の1番人気馬が飛んでいますが、単勝3.5倍以上で押し出された形で1番人気になった馬は危険!
また2016年のモーヴサファイアは新馬戦に続いて石橋騎手が鞍上ですが、2017年ムスコローソは戸崎騎手→大野騎手へ乗り替わり、2022年アイスグリーンは北村騎手→松山騎手への乗り替わりなので、新馬戦から乗り替わりがあった1番人気馬には注意が必要。
新馬、未勝利戦の上りタイムをチェック!爆発力あるタイプが穴馬
新潟2歳ステークスで高配当になったときは4番人気以下の馬が連対しています。
過去10年で4番人気以下で連対した馬は4頭しかいません!
【4番人気以下で連対した4頭】
年度 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|---|
2022年 | キタウイング | 牝2 | 54.0㎏ | 杉浦 | 4人気 | 未勝利戦(新潟) 1着 |
2017年 | コーディエライト | 牝2 | 54.0㎏ | 津村 | 5人気 | 未勝利戦(中京) 1着 |
2016年 | オーバースペック | 牡2 | 54.0㎏ | 岩部 | 6番人気 | 未勝利戦(福島) 1着 |
2013年 | イスラボニータ | 牡2 | 54.0㎏ | 蛯名 | 4番人気 | 新馬戦(東京) 1着 |
2016年のオーバースペック以外は前走で左回りコースを走っています。新馬、未勝利で勝ったときの上りは最速か2位のタイム。
直線の長い新潟で逆転するには、爆発力のある末脚が必要です。
福島や中京からの馬であれば、最終コーナー10番手くらいで一気に差し切るタイプがここでの穴馬候補になります。
枠の有利不利は少ないが7枠8枠の差し馬がコースとりやすい
【枠番別勝利数】
枠番 | 勝利数 |
---|---|
1枠 | 2勝 |
2枠 | 1勝 |
3枠 | 1勝 |
4枠 | 0勝 |
5枠 | 1勝 |
6枠 | 3勝 |
7枠 | 0勝 |
8枠 | 2勝 |
内枠と外枠でほぼ同じ勝率。特に枠による有利不利はありません。
最終コーナーから直線で大きく広がるので内枠の馬でも詰まることが少なく、外にコースを取って差し切るケースも多いので、差し馬が内枠に入った場合でも心配はなし。
しかし、内馬場はかなり荒れているので差し馬から買うならば、7枠、8枠の馬を重視するのがいいでしょう。
前走で左周りコースの馬は勝率100%!新潟、中京組を中心に
【前走コース別勝利数】
ランク | 前走コース | 勝利数 |
---|---|---|
S | 新潟競馬場 | 5勝 |
A | 中京競馬場 | 4勝 |
B | 東京競馬場 | 1勝 |
前走、新潟競馬場出走馬が5頭と断トツ。そして中京競馬場が続きます。
過去10年で勝利した馬すべてが、前走左回りコースでレースした馬ということに注目。
その他の競馬場では、福島が2着2回あるだけで、阪神や小倉からの遠征馬は過去10年1頭も連対していません。
新馬戦と未勝利戦の割合は
新馬戦 7勝
未勝利戦 3勝
やはりデビュー戦で勝った馬がそのままここを連勝するパターンが多いです。
昨年のキタウイングのように、新馬戦負け→新潟未勝利戦で勝ち上がり
このパターンが連対馬には一番多いので、要チェックです。
新潟2歳ステークス2023の注目馬3頭
- アスコリピチェーノ
- ヒヒーン
- ヴァンヴィーヴ
注目馬1頭目:アスコリピチェーノ
前走 | 新馬戦(東京) 1着 |
---|---|
人気 | 1人気 |
騎手 | ルメール |
脚質 | 差し |
6月の東京デビューでは、直線だけの競馬で圧勝!
末脚も上がり最速の33.3秒と、新潟でも最後はしっかり伸びてきそう。
しかし、新潟2歳ステークスにルメール騎手が来るとは思えない。ここで乗り替わりがあれば過去の飛んだ1番人気馬のパターンになります。
デビュー戦1400から1ハロン伸びるのも未知なので、ちょっと軸にするには危険な馬。
注目馬2頭目:ヒヒーン
前走 | 新馬戦(阪神) 1着 |
---|---|
人気 | 4人気 |
騎手 | 酒井学 |
脚質 | 先行 |
新馬戦では2番手追走から上り最速で、他馬を突き放す圧勝劇!
条件戦を勝てる力は十分あると見ています。
問題は前走が阪神競馬場で、左回りコース初となること。過去データでは飛んでしまうパターンですね~。
先行力があるので、この馬が残る展開になるならいったいったの波乱馬券!逃げ馬との1点は抑えておく価値あり。馬主の大和田さん、須貝厩舎は父のジャスタウェイと同じ!
ジャスタウェイは新潟2歳ステークス2着でしたが、息子が父を超えるか?地元の酒井騎手が乗るのも心強い!
キサラギは本命に指名します!
注目馬3頭目:ヴァンヴィーヴ
前走 | 未勝利戦(福島) 1着 |
---|---|
人気 | 3人気 |
騎手 | デムーロ |
脚質 | 差し |
東京の新馬戦では出遅れが響き3着まで、それでも上り33秒台で末脚の爆発力は非凡さを感じました。一気に2ハロン延長した福島での未勝利戦でも、上り最速を決めて3馬身差の圧勝!
これは2015年に2着に入ったウインファビュラスと同じパターン。勝ち切るのは難しいかもしれませんが、馬連の軸候補ならばピッタリの馬。
デムーロ騎手のスタートが不安ですが、福島のようにスタートさえ切れれば上位争いは間違いないでしょう。キサラギの本命馬です。
過去データではわからないキサラギの分析
危険な人気馬:ヴァンヴィーヴ
本命にするつもりでしたが、スタートがよくない馬+デムーロ騎手のコンボで2枠というのは怖すぎる。
スタートさえよければ上位の可能性はありますが、この人気で軸にするのは旨味も少ないです。
キサラギの特注穴馬指名:ルクスノア
永島まなみ騎手騎乗で人気先行しているイメージですが、オルフェーヴル産駒で前走中京新馬を勝ち上がってる馬は
軽視するわけにはいきません。斤量がいきなり重くなるのが不安要素。
新潟2歳ステークスのキサラギポイント:
キサラギが本命にしたジャスタウェイ産駒ヒヒーンにとってはハイペースが理想。
逃げるのは同じジャスタウェイ産駒のショウナンマヌエラなので、ハイペースにはならない可能性もあり。
ジャスタウェイ産駒2頭のワンツーで波乱を巻き起こす可能性もあるのでこの2頭の馬連は抑えるべき。
2023年新潟2歳ステークスまとめ
まだ今の時点で抜けた力のある馬が出ていませんね~。
セリフォス、ハープスター級の馬は今年は出てこないかも。
それならば、ヒヒーンで十分勝負になるレース。
大波乱はないと見ているので、ヒヒーンから人気サイドの馬へ厚めに馬連勝負!
大穴が出るとしたらショウナンマヌエラの前残りだと思うので、馬連押さえと単勝押さえ
最終予想は枠順確定後に公開いたします。