鳴尾記念の予想と展望【2023年版】馬券師が徹底予想!本命はフェーングロッテン

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2023年6月3日中京競馬場ではG2重賞鳴尾記念が開催されます。昨年は京都の代替開催で中京が使われていましたが、今年は3月以来の中京コース。芝の状態は絶好なので、前が止まらない展開になりそう。

逃げるのはユニコーンライオンと見ていますが、フェーングロッテンにとっては前に行く馬がいた方が好都合。よほどのハイペースにならない限りどちらかが残る!

キサラギは4歳世代のフェーングロッテンを本命にします!

この記事を読むとわかること

以上のポイントがわかるようになっています!5分程度で読み終える記事になりますので、是非馬券検討の参考にしてください!

鳴尾記念とは

鳴尾記念

鳴尾記念は芝2000mで行われるG2競走です。
距離的には宝塚記念のステップレースに近い位置づけです。

この10年では2015年のラブリーデイが鳴尾記念を勝利した後に宝塚記念を制覇しています。馬場がいい状態で行われることが多いため、早いタイムが出ることもあり2018年のストロングタイタンは1分57秒台で2000を走り切っています。

昨年はキングオブドラゴンがスローペースに持ち込んだものの、ジェラルディーナ、ベルドライゼンテが格の違いを見せつけました。

基本的に差しが決まりやすいと思われているので、穴を狙うなら逃げ残りです!

2022年の鳴尾記念プレイバック

キングオブドラゴンがハナを奪い、ショウナンバルディが番手、ヤシャマルも前につける展開。ベルドラ以前手は中段後方でレースを進める。4コーナーでカメラが変わった後、直連ではもう4番手にベルド。レーンのコーナーワークのうまさが際立ったレースでした。

キサラギの予想※5/14更新

鳴尾記念2023の予想

  • ◎フェーングロッテン

最終予想は枠順確定後に公開いたします!

出走予定馬と想定オッズ

2023年5月14日12時時点の出走予定馬

馬名 性齢 斤量 騎手 単勝オッズ 人気
フェーングロッテン 牡4 57.0 松若
ユニコーンライオン 牡5 57.0 レーン
ソーヴァリアント 牡5 57.0 横山武
キングオブドラゴン 牡6 57.0 松岡
サトノルークス 牡7 57.0 大野
ワンダフルタウン 牡5 57.0 和田竜

過去10年の傾向をデータ分析

分析

馬連10倍以下の決着が40%。固い馬券が多いレース

【過去10年の馬券配当傾向】

馬連平均配当 3連複平均配当 3連単平均配当 馬連最高配当 3連単最高配当
3,570円 11,300円 62,700 17,070円 123,600円

過去10年で万馬券は1度だけ出ています。2013年の6番人気トウケイヘイローと7番人気エクスペディションで決まった170倍が馬連最高配当。

馬連平均配当は30倍超えでそこそこですが、実際は10倍以下の決着が非常に多いレースで、10年のうち4回は馬連平均が10倍を切っています。

中京競馬場で行われた2021年はユニコーンライオンが勝ち万馬券、2022年はヴェルドライゼンテが勝ち15倍と両極端な結果となっていて、波乱か人気通りか見極めるのが非常に難しいレースの一つとなります。

連対率70%と信頼できるが前走G1以外の1番人気馬は要注意!

過去10年の鳴尾記念1番人気馬の連対率は70%とかなり高い結果が出ています。固い配当が多いレースですが、1番人気が飛ぶと高配当になる可能性が非常に高くなるので過去のデータから信頼度を見極めていきましょう。

【鳴尾記念過去10年で飛んだ1番人気馬】

年度 馬名 騎手 単勝オッズ 前走
2016年 ヤマカツエース 池添 2.6倍 京都記念 5着
2015年 エアソミュール デムーロ 2.4倍 産経大阪杯 3着
2013年 パッションダンス ウィリアムス 3.5倍 新潟大賞典 1着

パッションダンス以外の1番人気馬は全て前走負けているという共通点。
1番人気で連対した馬は前走負けていても、G1レースというケースが多いです。
また、前走から距離延長してきたのに1番人気になっている馬はかなり期待度が高い。
中山記念、安田記念、ヴィクトリアマイルなどからのローテで1番人気に推された馬はデータ的には信頼度が高いです。

騎手乗り替わりで穴を開けるケースが多い!人気薄なら買い目に

鳴尾記念で高配当の条件となるのは6番人気以下の馬が連対したとき!
過去10年で

【6番人気以下で連対した4頭】

年度 馬名 騎手 人気 前走
2019年 レッドジェニュアル 酒井 11人気 アザレア賞 4着
2019年 ブラックスピネル 三浦皇 6人気 新潟大賞典 5着
2014年 アドマイヤタイシ 岩田康 9番人気 新潟大賞典 13着
2013年 トウケイヘイロー 武豊 6番人気 京王杯SC 8着
2013年 エクスペディション 浜中 7番人気 小倉大賞典 16着

前走、阪神競馬場以外の重賞で大敗した馬がここで巻き返すパターンが多いです。
同距離を走る新潟大賞典からは出走馬が多いですが、二桁着順で大敗した馬にも注意するべきですね。

また、このレースでの乗り替わりも重要ポイントとなっています。人気薄馬でブラックスピネル以外の5頭は前走からの乗り替わり

人気薄馬の乗り替わりには要注意です!

外枠有利!過去10年で7、8枠揃って連対しなかったのは1度だけ

【枠番別勝利数】

枠番 勝利数
1枠 1勝
2枠 0勝
3枠 1勝
4枠 0勝
5枠 1勝
6枠 0勝
7枠 2勝
8枠 4勝

圧倒的に外枠有利!
過去10年で3枠より内の馬が勝ったことは1回しかありません。
2021年、2022年は中京開催で1枠、3枠が来ていますが阪神開催のときを見ると
3枠以内で勝ったのは2016年のサトノノブレスのみ、連対したのも2019年のトリオンフのみ。

逆に7枠&8枠の馬が両方とも連対外したのは、2014年の1回だけです。
ここは枠順確定したら、7枠8枠の馬を大幅にポイントアップして軸候補にするのがおススメです。

枠順確定まで予想は決まりません!

格重視のレースだが近走は新潟大賞典組に注目

【ローテーション別勝利数】

ランク 前走レース 勝利数
A 天皇賞春 3勝
A 中山記念 2勝
B 新潟大賞典 1勝
B 都大路ステークス/td> 1勝
B 京王杯SC 1勝
B 福島民報杯 1勝

天皇賞春、中山記念といったG1や格の高いG2出走馬が順当に勝つケースが多いです。
ただし、2016年のサトノノブレスが天皇賞春からの出走馬で最後の連対馬。
その後は、新潟大賞典からの出走馬の連対率の高さが目立ちますので、今年もローテーションで注目すべきは新潟大賞典組になりますね。

鳴尾記念2023の注目馬3頭

  • フェーングロッテン
  • ソーヴァリアント
  • ユニコーンライオン

注目馬1頭目:フェーングロッテン

フェーングロッテン

前走 金鯱賞(中京) 2着
人気 1人気
騎手 松若
脚質 先行

3歳で新潟記念3着、前走は金鯱賞で逃げて2着。
逃げ馬というわけではなく、他に逃げる馬がいたら番手で勝負できるのが強み。
今回は逃げたら厳しそう、逆に番手勝負できればかなりの安定感があると思います。
出走メンバーが決まったところで、確実な逃げ馬がいればこの馬本命でいいかなと思っています。

ユニコーンライオンがこのまま出走してくれれば、本命でいきます!

注目馬2頭目:ソーヴァリアント

ソーヴァリアント

前走 中山記念(中山) 9着
人気 2人気
騎手 未定
脚質 差し

圧倒的な1番人気で出走した前走中山記念で9着と大敗。
オールカマーも惨敗しているので、この馬は中山の急坂が苦手ということでいいでしょう。今回の中京ならば、しっかりと終いの脚が活かせるので、3着以内に入る可能性は非常に高いです。

フェーングロッテンとソーヴァリアントどちらを軸にするか悩みどころですね。

注目馬3頭目:ユニコーンライオン

ユニコーンライオン

前走 クイーンエリザベス(ランド) 3着
人気 4人気
騎手 レーン
脚質 先行

この馬の目標は宝塚記念!やはり海外遠征直後の馬は買いづらいです。
ただし、今回は逃げ馬が他にいないので、マイペースで逃げれれば残ってしまう可能性はあり。

差しが決まる展開ならばいらないと思うので、この馬から押さえはフェーングロッテンのみでいいでしょう。

過去データではわからないキサラギの分析

kisaragi

危険な人気馬:

鳴尾記念の危険な人気馬は枠順確定後公開いたします。

キサラギの特注穴馬指名:

鳴尾記念の特注穴馬は枠順確定後公開いたします。

鳴尾記念のキサラギポイント:

鳴尾記念の特注穴馬は枠順確定後公開いたします。

2023年鳴尾記念まとめ

3歳時に新潟記念で古馬とそん色のない競馬をしているフェーングロッテンが成長していれば、ここでは圧勝の可能性があります。

実績的にはソーヴァリアントですが、今回はユニコーンライオン&フェーングロッテンの快速2頭の前残り馬券に期待します!

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