2022年3月27日阪神競馬場ではダートの中距離重賞マーチステークスが開催されます。
ダートの中距離重賞って、いつも同じようなメンバーの顔合わせになるので
馬券的にも面白くない?そんなイメージを持っている人はいませんか?
マーチステークスは、まさに穴党のためのレース。
この10年間で1番人気が勝ったのは1回だけ
ここは思い切った穴狙いで、大勝を狙いたいですよね~
実力伯仲のメンバーになるので、重要なのが斤量と距離適正。
過去のデータとキサラギの分析で、大波乱の主役になる馬をズバリ指名します!
キサラギの本命はアナザートゥルース!
兄弟ともに遅咲きの血統、8歳になった今年はG1制覇もある!と見ています。
この記事を読むと
- マーチステークスの出走想定馬がわかる
- 過去10年のデータからレースの傾向がわかる
- 有力馬3頭の状況がわかる
- キサラギの特注穴馬情報がわかる
以上のポイントがわかるようになっています。
5分程度で読み終える記事になりますので、是非最後まで読んで予想の参考にしてください!
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目次
1:マーチステークスについて
マーチステークスは中山競馬場で行われるダート1800mのハンデキャップ競走です。
JRAのダートシーズンは秋~冬にかけて、春以降はダートのG1が開催されないため、このレースを使って地方交流競走を目標とする馬が出走します。
地方交流重賞のJRA枠があるため、マーチステークスで賞金を加算しておきたいところ、ハンデキャップ戦なので、成績が伸び悩んでいる4歳、5歳の馬にとっては軽ハンデで出走できるチャンスとなります。
2:マーチステークスの出走想定馬
2022年3月24日 23時時点の出走予定馬を紹介します。
アイオライト | 牡5 | 56.0 | 菱田 | 19.9 | 7人気 |
オメガレインボー | 牡6 | 56.5 | 横山和 | 2.1 | 1人気 |
メイショウハリオ | 牡5 | 57.0 | 浜中 | 13.4 | 5人気 |
カデナ | 牡8 | 57.5 | 三浦 | 18.0 | 6人気 |
ヒストリーメイカー | 牡8 | 56.0 | 内田博 | 27.3 | 8人気 |
バレッティ | セ8 | 56.0 | 野中 | 137.1 | 13人気 |
ケンシンコウ | 牡5 | 57.0 | 丸山 | 56.1 | 10人気 |
マイネルユキツバキ | 牡7 | 57.0 | 柴田大 | 319.9 | 16人気 |
アナザートゥルース | セ8 | 57.5 | 菅原明 | 5.1 | 3人気 |
ダノンスプレンダー | 牡6 | 56.5 | 斎藤新 | 7.1 | 4人気 |
デルマルーブル | 牡6 | 55.0 | 丹内 | 225.1 | 15人気 |
エクレアスパークル | 牡8 | 56.0 | 津村 | 139.1 | 14人気 |
デュープロセス | 牡6 | 57.0 | 古川吉 | 129.3 | 12人気 |
ダノンファスト | 牡5 | 56.0 | 田中勝 | 56.1 | 11人気 |
ワイドファラオ | 牡6 | 57.5 | 大野 | 34.1 | 9人気 |
ブルベアイリーデ | 牡6 | 57.0 | 戸崎圭 | 4.2 | 2人気 |
4:マーチステークスの過去10年間の傾向をデータ分析
G1を勝てない馬、4歳から調子を上げてきた上がり馬がここで激突!
初の対戦となるので、頼りになるのは過去のデータですね。
ここでは過去10年のマーチステークスデータを分析して、今年の傾向を探っています。
- 馬連800倍!3連単200万円馬券を出している大波乱重賞
- 上位人気馬の信頼度ゼロ!人気薄への馬券総流し
- 6歳以上のベテラン馬が好走!人気の4歳馬は消しでOK
- フェブラリーステークス惨敗で人気落ちが狙い目
- 軽ハンデよりも重ハンデ馬!トップハンデの馬は強い
傾向1:馬連800倍!3連単200万円馬券を出している大波乱重賞
【過去10年の馬券配当傾向】
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
---|---|---|---|---|
15,020円 | 82,920円 | 468,800円 | 82,840円 | 2,321,750円 |
馬連で800倍、3連単で200万円を出しているマーチステークス。それ以外でも万馬券が10年に3回出ているので馬連平均配当は15,000円と超高配当!
このレースでは本命サイドなんて買えませんね~
ハズレてもいいから大きな夢を見せてくれるのがマーチステークスなんです。
昨年は、2番人気のヒストリーメイカーと6番人気のレピーアウィットの組み合わせで90倍でした。
普通なら2番人気と6番人気の組み合わせなら40~50倍ですよね。これがダートのハンデ戦の面白いところ。今年も大万馬券を狙っていきましょう。
傾向2:上位人気馬の信頼度ゼロ!人気薄への馬券総流し
【人気別勝利数】
人気 | 勝率 | 連対率 |
---|---|---|
1番人気 | 10.0% | 20.0% |
2番人気 | 20.0% | 40.0% |
3番人気 | 10% | 10.0% |
4番人気 | 10.0% | 20.0% |
5番人気 | 0.0% | 0.0% |
6番人気 | 20.0% | 40.0% |
7番人気 | 0.0% | 20.0% |
8番人気 | 20.0% | 20.0% |
9番人気 | 10.0% | 10.0% |
11番人気 | 0.0% | 0.0% |
12番人気 | 0.0% | 0.0% |
13番人気 | 0.0% | 0.0% |
14番人気 | 0.0% | 0.0% |
15番人気 | 0.0% | 0.0% |
16番人気 | 10.0% | 10.0% |
波乱の代名詞のようなレースだけあって、上位人気陣の勝率&連対率はボロボロ。
1番人気の勝率10%、連対率20%はJRAの重賞の中でも最低レベルです。
上位人気の中でまずまずの連対率を残しているのは2番人気の馬、それでも4割程度しかありません。
5番人気以降の人気薄のボックスで大穴を狙うのがマーチステークス攻略の正解です。
傾向3:6歳以上のベテラン馬が好走!人気の4歳馬は消しでOK
【世代別勝利数】
種牡馬 | 馬齢 |
---|---|
4歳 | 1勝 |
5歳 | 3勝 |
6歳 | 5勝 |
7歳以上 | 1勝 |
年明けから4歳の馬が強いレースが続いていましたが、マーチステークスは経験の多い古馬陣が強いレースです。
この10年間で勝った4歳馬は2014年のソロルのみ。勝馬の半数以上が6歳以上の世代なので、ここはレース経験が豊富なベテラン馬を重視したいところです。
能力の高い馬はフェブラリーステークスに出走しているので、4歳の出走が少ないというのも要因の1つですね。
傾向4:フェブラリーステークス惨敗で人気落ちが狙い目
【ローテーション別勝利数】
ランク | 前走レース | 勝利数 |
---|---|---|
A | 総武ステークス | 2勝 |
A | フェブラリーステークス | 2勝 |
A | 仁川ステークス | 1勝 |
B | 佐賀記念 | 1勝 |
B | ダイオライト記念 | 1勝 |
B | 平安ステークス | 1勝 |
B | 金蹄ステークス | 1勝 |
B | 武蔵野ステークス | 1勝 |
前走はバラバラですが、地方交流を含めて重賞を使った馬が好走しています。
フェブラリーステークスからも2頭の勝馬が出ていますが、G1で惨敗している馬が出走することが多いので、ここでは人気を落としていて美味しい馬券候補になるので覚えておいてください。
傾向5:軽ハンデよりも重ハンデ馬!トップハンデの馬は強い
【脚質別勝利数】
ハンデ別 | 勝利数 |
---|---|
53㎏以下 | 0勝 |
54~55㎏ | 3勝 |
56~57㎏ | 4勝 |
57㎏以上 | 3勝 |
ダートのハンデ戦って、軽ハンデの馬がなかなか突っ込んでこないですよね。
芝馬よりもパワータイプの馬が多いので、それほどハンデの差がレースに影響してこないのかもしれません。
マーチステークスの過去の勝馬を見るとやはり56㎏以上のハンデを背負う馬が中心となっているので、斤量よりも今の力の伸び具合を重視するのがいいと思います。
5:2022年マーチステークスの注目馬3頭
- アイオライト
- オメガレインボー
- メイショウハリオ
注目馬1頭目:アイオライト
前走 | 東海ステークス(中京)13着 |
---|---|
人気 | 7人気 |
騎手 | 菱田 |
脚質 | 先行 |
中山経験 | 2戦2勝 |
昨年の秋から本格化し、初めて挑んだG1のチャンピオンズカップでも4番人気に支持されましたが結果は13着と大敗してしまったアイオライト。
1200~1400を中心に使っていた馬が、1700、1800でも好走できていたのはスピード能力がずば抜けて高いからだと思います。
父がローレルゲレイロなので、本来の距離は1600までの馬でしょう。マーチステークスも1800mですが、楽に先行できる相手関係であれば先行して押しきりは十分可能です。
注目馬2頭目:オメガレインボー
前走 | 根岸ステークス(東京)4着 |
---|---|
人気 | 2人気 |
騎手 | 横山和 |
脚質 | 差し |
中山経験 | 2戦1勝 |
昨年に続いてマーチステークス出走が決まったオメガレインボー。昨年は13番人気の低評価に反して4着と大健闘を見せました。間違いなく昨年より力をつけているので、斤量は重くなりますが昨年以上の活躍をするのは間違いないでしょう。
根岸ステークス、カペラステークスは本来の得意距離よりも短く、レースについていくのもやっとでしたが、1800mの得意距離に戻って上位を狙える存在です。
クラスが上がってからは差しの方が結果を残していますが、中山競馬場ということで先行する可能性もあります。先行したらかなり連対確率はアップすると睨んでいます。
注目馬3頭目:メイショウハリオ
前走 | チャンピオンズカップ(中京)7着 |
---|---|
人気 | 5人気 |
騎手 | 浜中 |
脚質 | 差し |
中山経験 | 初出走 |
昨年のみやこステークスで重賞初制覇を果たしたメイショウハリオ。
その勢いでチャンピオンズカップにチャレンジしましたが結果は7着でした。距離的には問題ないですが、G1では他のメンバーとの力の差を見せつけられた感があります。
マーチステークスは、去年勝ったみやこステークスと同距離。メンバーも大幅にレベルが下がるので、ここはチャンスです。
中山の経験がないのが一番の不安材料。最後の急坂を苦にすることがなければ余裕の勝利もあり得ます。
6:過去データではわからないキサラギの分析
大波乱を巻き起こす馬には必ず共通点があるものです。
過去に大波乱の主役となった馬の共通点を分析して、今年のマーチステークスの穴馬を探っていきます。
予想家キサラギのモットー
大学時代は競馬予想サークルで活躍。
マイルCSの10万馬券を5000円買った500万円が過去最高収入!
3年前からは競馬予想家としてデビューし、大穴馬券を年間に数本当てるよりも
30~50倍の配当を毎週当てることが一番儲かることに気づく
競馬で儲かる黄金比率の的中率25%、回収率170%をノルマとしている
分析1:重賞連対経験があるが前走惨敗している馬
2012年に16番人気で2着したメイショウタメトモのパターンです。
過去には地方交流の川崎記念2着、ブリーダーズカップ2着という実績がありながら、マーチステークスの前走みやこステークスでは12着の大敗。
そのため人気を大幅に落として16番人気での出走となっています。
みやこステークスとマーチステークスは同じ1800mのG3なので、ここで大敗した場合人気が大幅に落ちますが、前走がチャンピオンズカップの場合は相手の強さの違いで、それほど人気が落ちない可能性があります。
穴を狙うなら、G1で負けた馬ではなく同レベルのG3で大敗した馬をピックアップですね。
分析2:前走から間隔が開いている重ハンデ馬
2018年に11番人気で2着になったロンドンタウンのパターンです。
国際G1のコリアカップの勝利、日本でもG3勝ちのある実績馬でしたが前走がコリアカップで海外遠征、前走からの間隔が半年、57,5キロというトップハンデが嫌われ11番人気になりましたが結果は2着。
マーチステークスは重ハンデ馬が連対するケースは多く、ロンドンタウンもG1出走で57キロというハンデに慣れていたのが好走の原因でしょう。
重ハンデ馬の場合、そのハンデが今まで背負ってきたハンデとどのくらい違うのか?というのが重要で、他の馬とのハンデ差はさほど問題ではありません。
分析3:過去の実績馬は穴馬として見逃さない
一番難しいのが2017年のマーチステークスを勝ったインカテーションのパターンです。
最後に勝ったのが約2年前の平安ステークスで、それ以降は全て二桁着順。
いきなりマーチステークスで勝ち、その後も重賞を連勝!翌年のフェブラリーステークスでは3着に入っています。
マーチステークスを勝ったときには既に重賞3勝、フェブラリーステークス2着の実績を持った馬でした。このパターンで穴馬を探すのであれば、過去に複数の重賞を勝っているような実績馬は見限らないということです。
ちなみに、穴を開けた馬は全て重いハンデを背負っています。つまり、ハンデキャッパーは馬の強さを見抜いていたということです。
最近勝ちがないのに、57キロ以上のハンデがつく馬には要注意ですよ!
7:マーチステークスの予想
◎アナザートゥルース
〇カデナ
▲オメガレインボー
△アイオライト
△メイショウハリオ
△ヒストリーメイカー
△ワイドファラオ
本命はアイオライト、今のところ対抗はオメガレインボーですがこれからの登録メンバーによって評価を変えようと思っています。
最終予想は枠順確定後に公開いたします!
8:過去のマーチステークスプレイバック
2020年レピアーウィットのマーチステークス
1番人気はルメール騎乗のアメリカンシードでした。
未勝利勝ちから4連勝ですが、初の重賞出走で単勝1.4倍はあきらかに過剰人気ですね。ハンデ55キロですから、単勝1.5倍とは強さのつり合いが取れていません。
アメリカンシードが4コーナーでは失速する中、直線で抜け出したレピアーウィットとヒストリーメイカーの一騎打ちになりました。
2番人気と6番人気で90倍って馬券的にも美味しすぎましたね。
9:2022年マーチステークスのまとめ
ここは荒れると予想しているので、オメガレインボーを買うかどうかが問題です。これからフェブラリーステークスからの出走登録が出てくるので、そのメンバーを見てからの予想になりますが、基本的に前走負けた重ハンデ馬を中心に勝負します。
本命のアナザートゥルースからオメガレインボーの馬券は一応抑えますが、できれば人気薄を連れてきて高配当を期待したいところです。
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