2023年10月31日大井競馬場では未来優駿20232歳重賞ハイセイコー記念が開催されます。
昨年はマンダリンヒーローが4連勝で圧勝!その後ケンタッキーダービー2着、ダービーグランプリ2着と、素晴らしい成績を残しています。
2着のポリゴンウェイヴも高知ダービーでユメノホノオの2着と実績を残しており、全日本2歳優駿のステップレースというだけではなく、来年のクラシック路線を占う重要なレースとなったハイセイコー記念。
キサラギが本命にするのは、ゴールドジュニアの勝者クルマトラサンです!
この記事を読むと分かること
以上のポイントがわかるようになっています!5分程度で読み終える記事になりますので、是非馬券検討の参考にしてください!
ハイセイコー記念とは
大井競馬場で開催されるダート1600mの2歳限定重賞です。
1968年創設の地方競馬の中でも歴史のあるレース。創設時は星雲賞というレース名でしたが、2001年にレース名を改称。
第5回のレース優勝馬で、大井出身のレジェンドホース、ハイセイコーの名前がレースの冠となりました。
全日本2歳優駿のトライアルレースとなってからは、レース出走馬のレベルも上がり、昨年のマンダリンヒーロー、ポリゴンウェイヴのように翌年のクラシック路線で活躍する馬も増えてきています。
大井競馬場1600mコースのポイント
スタートからコーナーまでの距離が300mと短いコース。
内枠の先行馬が有利で、外枠の先行馬は前に行ききれない可能性があります。
逃げ馬が有利なコースではありますが、インの馬が直線で失速し壁になるケースが非常に多く、その場合は外差しが決まりやすい競馬場でもあります。
内枠の先行馬がスタミナ不安の場合は、外差しの馬に注目。
2022年のハイセイコー記念プレイバック
門別のポリゴンウェイヴがスタートからスピードの違いで逃げる展開。
向こう正面でペースアップし、2番手以下を引き離そうとするが、マンダリンヒーローが徐々に脚を伸ばす。
直線では、粘るポリゴンウェイヴをゴール前でマンダリンヒーローが交わし決着!
3着とは大きな差があり、この2頭が抜けた存在であることが証明されたレース。
キサラギの予想※10/31更新
ハイセイコー記念2023の予想
- ◎クルマトラサン
- 〇ダテノショウグン
- ▲ピコイチ
- △ドウザン
最終予想は枠順確定後に公開いたします!
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出走予定馬と想定オッズ
2023年10月31日12時時点の出走予定馬
馬名 | 性齢 | 所属 | 斤量 | 騎手 | 単勝オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|
クルマトラサン | 牡2 | 船橋 | 55.0 | 張田 | 7.1 | 3人気 |
ピコイチ | 牡2 | 大井 | 55.0 | 吉原 | 1.6 | 1人気 |
ダテノショウグン | 牡2 | 川崎 | 55.0 | 御神本 | 3.6 | 2人気 |
ライゾマティクス | 牡2 | 浦和 | 55.0 | 森泰斗 | 10.3 | 4人気 |
ドウザン | 牡2 | 川崎 | 55.0 | 笹川翼 | 15.9 | 5人気 |
ビッティンキバラ | 牡2 | 大井 | 55.0 | 矢野貴 | 28.5 | 6人気 |
ケテンドリーム | 牝2 | 大井 | 54.0 | 藤本現 | 65.5 | 7人気 |
ポッドマーフィー | 牡2 | 川崎 | 55.0 | 和田 | 101.2 | 8人気 |
イチニチショチョウ | 牡2 | 大井 | 55.0 | 菅原 | 111.3 | 9人気 |
ルートヴィヒ | 牡2 | 川崎 | 55.0 | 本田 | 123.7 | 10人気 |
ゼイトク | 牡2 | 大井 | 55.0 | 藤田凌 | 222.6 | 11人気 |
過去10年の傾向をデータ分析
ハイセイコー記念2023の傾向
過去10年で最高配当74倍だが10倍台の決着が多く初心者でも当てやすいレース
【過去10年の馬券配当傾向】
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
---|---|---|---|---|
1,870円 | 12,320円 | 47,770円 | 7,410円 | 178,720円 |
過去10年で万馬券はゼロ!
馬連平均配当は2021年の74倍。この年は2番人気のノブレスノアと7番人気のミゲルで決まったレースです。
馬連が10倍以下の決着だったのが4回ありますが、10倍台の配当が一番多く、人気上位馬と中穴で決まる確率が高いレース。
地方重賞の中では馬券を当てやすいレースでしょう。
1番人気の連対率30%と不振!ゴールドジュニアの優勝馬は危険な人気馬
ハイセイコー記念の1番人気齢対立は30パーセントです。
【ハイセイコー記念過去10年で飛んだ1番人気馬】
年度 | 馬名 | 騎手 | 単勝オッズ | 前走 |
---|---|---|---|---|
2022年 | リベイクフルシティ | 和田 | 2.9倍 | ゴールドジュニア(大井) 1着 |
2021年 | ママママカロニ | 矢野 | 1.6倍 | 鎌倉記念(川崎) 2着 |
2019年 | ブリッグオドーン | 御神本 | 3.9倍 | 特選競争(大井) 1着 |
2018年 | トーセンボルガ | 森泰斗 | 3.0倍 | 新風特別(浦和) 1着 |
2015年 | ラクテ | 上田 | 3.7倍 | ゴールドジュニア(大井) 1着 |
2014年 | ラッキープリンス | 左海 | 3.7倍 | 鎌倉記念(大井) 3着 |
2013年 | ジュリエットレター | 御神本 | 1.8倍 | JRA認定ウィナーズ(門別) 2着 |
過去10年で1番人気の連対率は30%と不振。
人気の傾向は前走、大井競馬場で好走した馬。
特にゴールドジュニアで連対した馬が人気になってますが、過去10年で
ゴールドジュニア出走馬が人気になった場合全て飛んでいることに注意。
ゴールドジュニアの1,2着馬は優先出走の対象となるため、出走馬は多いですが、勝利したのは2020年の3番人気アランバローズのみです。
4番人気以下の騎手乗り替わり馬に注意!
人気上位馬での決着が多い、ハイセイコー記念が荒れるときは4番人気以下が連対したとき。過去10年で4頭の4番人気以下の馬が連対しています。
【4番人気以下で連対した4頭】
年度 | 馬名 | 所属 | 騎手 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|
2021年 | ミゲル | 川崎 | 西啓太 | 6番人気 | 平和賞(船橋) 5着 |
2019年 | ストーミーデイ | 山崎 | 笹川翼 | 4番人気 | ゴールドジュニア(大井) 1着 |
2016年 | セイファルコン | 本田 | 矢野 | 5番人気 | 美しいまちあだち(大井) 3着 |
2014年 | ストゥディウム | 本田 | 石崎駿 | 5番人気 | 平和賞(船橋) 1着 |
過去10年で4番人気以下の馬が4頭連対しています。
前走は2021年のミゲル以外は全て3着以内。
そして4頭のうち2019年のストーミーディ以外はこのハイセイコー記念で乗り替わりになっていることです。
2019年 ストーミーディ 笹川 乗り替わりなし
2016年 セイファルコン 笹川→矢野
2014年 ストゥディウム 本橋→石崎
船橋と大井が勝利馬を独占!川崎は17年勝利なし
順位 | 所属 | 勝利数 |
---|---|---|
1位 | 大井 | 5勝 |
2位 | 船橋 | 4勝 |
3位 | 浦和 | 1勝 |
過去10年の結果を見ると、2強の状態が続いています。
大井所属馬と船橋所属馬で9勝!浦和のノブレスノアが1勝していますが、過去10年で川崎所属馬の勝利はありません。
川崎所属馬の勝利は2007年のヴァイタルシーズが最後で16年間勝利がありません。
5枠より外の勝率80%!軸にするなら外枠の馬
【枠番別勝利数】
枠番 | 勝利数 |
---|---|
1枠 | 1勝 |
2枠 | 0勝 |
3枠 | 1勝 |
4枠 | 0勝 |
5枠 | 1勝 |
6枠 | 1勝 |
7枠 | 3勝 |
8枠 | 3勝 |
7枠、8枠で60%の勝率。
5枠より外で見ると80%と完全に勝率は圧倒しています。
内枠で連対した馬も差し馬で、内枠から先行した馬の勝率は非常に低い。
ここは外枠重視で馬券を組み立てるのがいいですね。
ハイセイコー記念2023の注目馬3頭
- クルマトラサン
- モンゲースパイ
- パンセ
注目馬1頭目:クルマトラサン
前走 | ゴールドジュニア競争(大井) 1着 |
---|---|
人気 | 3人気 |
騎手 | 張田 |
脚質 | 先行 |
新馬戦はスピードの違いで逃げて2着に2.0秒の差をつける圧勝。
1000m戦で2.o秒差は大したもの、今の時期ではスピードはトップクラスと言っていいでしょう。
2戦目は距離を1ハロン延長し1200m選へ出走。デビュー戦とはうってかわり5番手待機で直線一機に交わす競馬をやってのけました。
距離がさらに伸びることに対応できるかどうかだえ、距離克服できればデビュー戦同様に圧勝する可能性もあります。
注目馬2頭目:ピコイチ
前走 | 北区烏山公園競争(大井) 1着 |
---|---|
人気 | 1人気 |
騎手 | 吉原 |
脚質 | 先行 |
デビューから3戦は全て大差勝ち!
前走も大井マイルで圧勝しましたが、今まで強い相手との戦いはないので、実力は未知数。
鞍上も吉原騎手に乗り替わりとなり、断トツの1番人気はほぼ間違いないでしょう。1番人気の勝率が低いこのエースでは軸にしたくないですね。それでも連を外す可能性は非常に低いので、▲評価。
注目馬3頭目:ダテノショウグン
前走 | とき特別競走(御神本)1着 |
---|---|
人気 | 2人気 |
騎手 | 御神本 |
脚質 | 先行 |
この馬もデビューから大差勝ちを続けていますが、ピコイチ同様、相手がそれほど強くないので参考外。ピコイチの方が吉原騎手になったので、御神本騎手が継続騎乗するのは大きい。
ピコイチとの力関係ではこちらが上だと見ています。
ハイセイコー記念注目の騎手ピックアップ
ハイセイコー記念で注目される地方競馬の騎手2人を紹介します!
注目騎手1人目:矢野貴之
名前 | 矢野貴之 |
---|---|
所属 | 大井 |
年齢 | 39歳 |
2023年度成績 | 164勝(全国リーディング7位) |
主な獲得タイトル | 2018年東京ダービー 2020年JBCスプリント |
2002年デビューで22年目。
南関東のトップジョッキーの1人です。
出身は群馬県で、デビューは高崎競馬場でしたが、高崎競馬廃止に伴い南関東へ移籍。
数多くの重賞制覇、そして2022年には通算2000勝を達成!
今年は落馬による骨折で戦線離脱中のため、勝利数は止まっていますがそれでも7位をキープ。年末にかけて復帰の予定があるので、出てきたら馬にかかわらず重視すべき騎手ですね。
注目騎手2人目:森泰斗
名前 | 森泰斗 |
---|---|
所属 | 大井 |
年齢 | 42歳 |
2023年度成績 | 220勝(全国リーディング3位) |
主な獲得タイトル | 2017年 東京ダービー 2020年 東京記念 |
毎年全国騎手リーディング争いを繰り広げていますが、今年は3位。昨年は歴代14人目の通算4000勝を達成し、今後、JRAに移籍するのか?南関東のレジェンドを目指すのか、動向が注目されます。
地方重賞では数多くの実績があり、過去10年のハイセイコー記念でも2勝を挙げています。森騎手が騎乗するだけで、人気になりますが、人気馬でも人気薄でも地方重賞ならば絶対に買わなければなりません。
過去データではわからないキサラギの分析
危険な人気馬:ピコイチ
圧倒的な1番人気ですが、大井競馬場で今まで通りの競馬は通用しないかと思っています。2コーナーから先手を取る展開であれば、後ろから来る馬に差される可能性があります。
まあ、圧倒的に強ければ昨年のミックファイア、ミトノオーのように圧勝する可能性はありますが、この人気ならば押さえまでがベスト!
キサラギの特注穴馬指名:ドウザン
4コーナー次第
上位人気馬が前でやりあえば、差し脚が安定しているこの馬の出番あり。
ただし、上位3頭で決まる可能性は非常に高いのであくまでも薄く抑えるのがいいでしょう。
2023年ハイセイコー記念まとめ
ピコイチ、ダテノショウグンの2強、それに加えてクルマトラサンという構図です。
スプリントしか経験していないクルマトラサンの人気が少し落ちますが、距離が持てば十分この2頭に対抗できると見ています。
3頭で決まる可能性が非常に高いので、3連単ボックスがおすすめですかね。