2023年10月9日京都競馬場ではG2京都大賞典が開催されます!
2021年、2022年と阪神で開催されていた京都大賞典が京都に戻って来ます!
過去10年のデータを見ると、京都大賞典のキーワードは復活!
ダービー馬マカヒキが復活したレースとして知られていますが、その他にもサトノダイヤモンドやラストインパクト、ヒットザターゲットなどもこのレースで久しぶりの勝ちを決めています。
今年のメンバーでも重賞を勝った後に、全く勝てなくなった馬がいます!
それが、プラダリア!
青葉賞を圧倒的な強さで勝ちダービーでも5番人気と期待されながら大敗。その後は重賞で人気になるものの、勝ちどころか連対も厳しい状態。。
自身勝利した距離、久々の2400m戦。ここで来なければ、今後は厳しいかも!
G1レース以外の池添騎手はあまり買いたくないのですが、それでも復活の期待を込めてキサラギはプラダリアを本命に推します!
以上のポイントがわかるようになっています!5分程度で読み終える記事になりますので、是非馬券検討の参考にしてください!
京都大賞典とは
京都競馬場芝2400mで行われるG2重賞。東の毎日王冠とともに格の高いレースとして知られるのが京都大賞典です。
以前は、天皇賞秋のステップレースとして出走してくる馬が多かったのですが、過去10年で京都大賞典から天皇賞秋へ向かい秋の盾を制したのはラブリーデイ1頭だけ、今はジャパンカップのステップレースと考えた方がいいでしょう。
昨年のヴェラアズールを含めて3頭のJC馬を出しているこのレースは、過酷な東京2400も苦にしないスタミナも必要!やはり東京2400で好成績を残している馬を狙いたい!
京都芝2400mコースの特徴
スタートから最初のコーナーまでの距離が長く、ポジション争いが起きにくい。
ペースが落ち着いてスローペースになるため先行馬が有利。京都は3コーナーに高低差が大きな坂があるので、まくるタイミングによってはオーバーペースとなり、最終コーナーで距離のロスが生まれる。
インでじっと我慢して最後の直線でスパートをかけるには、騎手の腕がものをいう。ここは経験値の高いベテランジョッキーに期待!
2022年の京都大賞典プレイバック
アフリカンゴールドとユニコーンライオンが出てるのでハイペース必至は誰でもわかりますね。しかし番手につけたのはディアステマでアフリカンゴールドは3番手。それほど早いペースではなく直線に向いた中、先頭に立ったのは中段から脚を伸ばしたボッケリーニ。
普通ならば目黒記念のようにボッケリーニがそのまま押し切りそうなところ、次元の違う脚でヴェラアズールが一気に差し切り。まあ、1頭だけレベルが違うのがわかります。
キサラギの予想※9/20更新
京都大賞典2023の予想
- ◎プラダリア
最終予想は枠順確定後に公開いたします!
出走予定馬と想定オッズ
2023年9月20日12時時点の出走予定馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 単勝オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
アイアンバローズ | 牡6 | 57.0 | 坂井瑠 | – | – |
アフリカンゴールド | セ8 | 57.0 | 国分恭 | – | – |
インプレス | 牡4 | 57.0 | 鮫島駿 | – | – |
ウィンマイティ | 牝6 | 55.0 | 和田竜 | – | – |
ヴェラアズール | 牡6 | 57.0 | 松山 | – | – |
サクセスシュート | 牡4 | 57.0 | 田辺 | – | – |
サンストックトン | 牡4 | 57.0 | 横山武 | – | – |
ディープボンド | 牡6 | 57.0 | 和田竜 | – | – |
ヒートオンビート | 牡6 | 57.0 | 未定 | – | – |
ビッグリボン | 牝5 | 57.0 | 西村淳 | – | – |
プラダリア | 牡4 | 57.0 | 池添 | – | – |
ブローザホーン | 牡4 | 57.0 | 岩田康 | – | – |
ボッケリーニ | 牡7 | 57.0 | 浜中 | – | – |
マイネルウィルトス | 牡7 | 57.0 | デムーロ | – | – |
過去10年の傾向をデータ分析
京都大賞典2023の傾向
過去10年で万馬券3回!馬連900倍も出ている大波乱レース
【過去10年の馬券配当傾向】
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
---|---|---|---|---|
16,830円 | 43,560円 | 572,610円 | 53,720円 | 3,619,290円 |
過去10年で万馬券が3回!それも100倍、500倍、900倍と破格の大波乱!
記憶に新しいのは2021年のマカヒキ復活の京都大賞典ですね。1番人気のアリストテレスとの組み合わせでしたが、マカヒキが9番人気だったので109倍の高配当。馬単は280倍もついています。
天皇賞秋の前哨戦、東の毎日王冠は固い決着が多く、西の京都大賞典は波乱の傾向が多い!どちらもG1馬の出走が多いレースですが、完全に馬券傾向は真逆となっています。
天皇賞春2着馬が連対を外す確率100%!ディープボンドは危ない
【京都大賞典飛んだ1番人気馬】
年度 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|
2019年 | グローリーヴェイズ | 牡4 | 57.0㎏ | デムーロ | 天皇賞春(京都) 2着 |
2018年 | シュヴァルグラン | 牡6 | 58.0㎏ | 福永 | 天皇賞春(京都) 2着 |
2017年 | シュヴァルグラン | 牡5 | 57.0㎏ | デムーロ | 宝塚記念(阪神) 8着 |
2014年 | トーセンラー | 牡5 | 57.0㎏ | 幸 | 宝塚記念(阪神) 5着 |
2013年 | ゴールドシップ | 牡4 | 58.0㎏ | 内田博 | 宝塚記念(阪神) 1着 |
過去の1番人気を見ると前走宝塚記念ではなく、その前の天皇賞春が人気の要因となっています。2013年のゴールドシップはデータ規格外の馬なので外して考えると、天皇賞2着馬は京都大賞典では活躍できない!
前走宝塚記念だったトーセンラー、シュヴァルグランともに天皇賞春2着でした。
つまり1番人気で天皇賞春2着馬は過去10年で連対を外す率100%。ちなみに昨年の天皇賞春2着はディープボンドで出走せず、今年は出てきますね~
たぶん1番人気での出走でしょう!ここまで天皇賞春馬が実績を残せず、人気が先行するなら今回は消しでいきましょう!
過去10年で8頭の人気薄が連対!人気薄同士ではなく紐荒れを狙うべし
【4番人気以下で連対した4頭】
年度 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|---|
2021年 | マカヒキ | 牡8 | 57.0㎏ | 藤岡康 | 9人気 | 天皇賞春(阪神) 8着 |
2019年 | ドレッドノータス | セ6 | 56.0㎏ | 坂井瑠 | 11人気 | 丹頂ステークス(阪神) 5着 |
2019年 | ダンビュライト | 牡5 | 57.0㎏ | 松若 | 6人気 | 大阪杯(阪神) 9着 |
2017年 | トーセンバジル | 牡5 | 56.0㎏ | 岩田康 | 6人気 | 新潟記念(新潟) 7着 |
2016年 | アドマイヤデウス | 牡5 | 57.0㎏ | 岩田康 | 6人気 | 天皇賞春(京都) 9着 |
2014年 | タマモベストプレイ | 牡4 | 56.0㎏ | 津村 | 6人気 | 丹頂ステークス(阪神) 1着 |
2013年 | ヒットザターゲット | 牡5 | 56.0㎏ | 北村友 | 11人気 | 宝塚記念(阪神) 11着 |
2013年 | アンコイルド | 牡4 | 56.0㎏ | 吉田豊 | 7人気 | 札幌記念(札幌) 3着 |
過去10年で8頭の人気薄馬が連対しています。連対率は40%。5番人気以下同士の決着は2013年、2017年の2回だけなので、あとは上位人気1~3番人気と人気薄の組み合わせです。
今年のメンバーを見ると、ディープボンドが1番人気でしょう。キサラギは今回ディープボンドを切るので、ヴェラアズールから人気薄へいくか、人気薄の穴馬から上位へ流すか非常に悩みどころです。
枠の有利不利はない!内枠に先行馬が入れば注意が必要
【枠番別勝利数】
枠番 | 勝利数 |
---|---|
1枠 | 2勝 |
2枠 | 2勝 |
3枠 | 1勝 |
4枠 | 1勝 |
5枠 | 0勝 |
6枠 | 1勝 |
7枠 | 2勝 |
8枠 | 1勝 |
枠順の有利不利はほぼなし、内枠から外枠まで均等に勝ち馬が出ています。
人気薄の馬の好走は外枠は少ないので、人気薄に期待するなら1枠~5枠の内目よりで
先行できるタイプを選択です。
宝塚記念からの出走馬が優勢!掲示板外からの巻き返しもあり
【ローテーション別連対数】
ランク | 前走レース | 勝利数 |
---|---|---|
S | 宝塚記念 | 6勝 |
B | 丹頂ステークス | 1勝 |
B | 新潟記念 | 1勝 |
B | オールカマー | 1勝 |
宝塚記念出走馬が圧倒しています。
勝率60%!ただし、宝塚記念3着以内の好成績で京都大賞典を勝った馬は
6頭のうち3頭。後は人気薄馬の巻き返しです。
宝塚記念3着以内で勝った馬
- 2014年 ラストインパクト 宝塚記念3着
- 2015年 ラブリーデイ 宝塚記念1着
- 2016年 キタサンブラック 宝塚記念2着
今年は宝塚記念3着以内の馬が出走なし、5着のディープボンドと8着のヴェラアズールが出走します。
京都大賞典2023の注目馬3頭
- ディープボンド
- ヴェラアズール
- サクセスシュート
注目馬1頭目:ディープボンド
前走 | 宝塚記念(阪神) 5着 |
---|---|
人気 | 1人気 |
騎手 | 和田竜 |
脚質 | 差し |
2年連続天皇賞春2着。しかし2年間で連対したのは天皇賞春のみ。
スタミナはまだ一線級ですが、さすがにスピードは落ちてきているのでしょう。
宝塚以来の秋の初戦。ちょっとここでは買いづらいですね~。まあ、久々の勝利ということならば京都大賞典での復活馬に該当しますが、人気馬なのでちょっと違いますね。
一応押さえ馬券にはしますが軸にはしません!
注目馬2頭目:ヴェラアズール
前走 | 宝塚記念(阪神) 8着 |
---|---|
人気 | 2人気 |
騎手 | 松山 |
脚質 | 差し |
昨年、京都大賞典→JCと連勝した勢いはどこへやら、有馬記念、ドバイ、宝塚と全くいいところなしで終わっています。コンディション的にイマイチだったようなので、今回が正念場。復活という言葉もピッタリです。
プラダリアかヴェラアズールか本命印をつけるのは最終追切を見てからにします。
注目馬3頭目:プラダリア
前走 | 新潟記念(新潟) 4着 |
---|---|
人気 | 7人気 |
騎手 | 池添 |
脚質 | 差し |
適正距離がすごく狭い馬って本当にいますよね~
1800m専用馬、マイル専用馬などなど
プラダリアは2200~2400が適距離なんでしょう。
ダービー以外は2400戦で負けてはいません。重賞も2200の京都記念、日経新春杯では3着と好走。今回はダービー以来の2400戦!ここは期待できます!
最終追切までヴェラアズールとどちらか悩みますが、現在の本命はプラダリアです。
過去データではわからないキサラギの分析
危険な人気馬:
京都大賞典の危険な人気馬は枠順確定後公開いたします。
キサラギの特注穴馬指名:
京都大賞典の特注穴馬は枠順確定後公開いたします。
京都大賞典のキサラギポイント:
京都大賞典の特注穴馬は枠順確定後公開いたします。
2023年京都大賞典まとめ
マカヒキ・サトノダイヤモンドに続くとするなら
どちらもG1馬だからプラダリアではなく、ヴェラアズールなのか?
夏は順調に過ごしたようなので、ベラアズールはまた昨年のJCの頃に戻っているかも
昨年の豪脚を見たら、ちょっとレベルが違うかなとも思いますね。
最終予想は枠順確定後に公開いたします。