2023年2月12日東京競馬場では共同通信杯(トキノミノル記念)が開催されます。芝1800mのレースなので、4月に中山で開催される皐月賞よりも1ハロン短い戦いになりますが、過去10年で5頭の皐月賞馬を出しているクラシック直結レースです。
今年の出走メンバーの中でクラシックでも通用する大器はレイベリングと見ています!
朝日杯はキャリア1戦ながら果敢にドルチェモアに勝負を挑み、最後はダノンタッチダウンにも足元をすくわれてしまい3着でしたが、全メンバーの中で一番強い競馬をして負けたと思っています。
ここで人気になるのは間違いありませんが、力のある馬が実力通りに勝ち上がる共同通信杯ならばやはりこの馬しかいないでしょう。
キサラギの自信の本命はレイベリングです!
この記事を読むと
- 共同通信杯の出走想定馬がわかる
- 過去10年のデータからレースの傾向がわかる
- 有力馬3頭の状況がわかる
- キサラギの特注穴馬情報がわかる
以上のポイントがわかるようになっています。
5分程度で読み終える記事になりますので、是非最後まで読んで予想の参考にしてください!
目次
1:共同通信杯について
東京競馬場で行われる芝1800mの3歳限定重賞です。
G3重賞ですが、格は翌月中山で行われるG2弥生賞や京都競馬場のG2キサラギ賞と同格と言っていいでしょう。
過去10年で皐月賞馬を5頭、ダービー馬を2頭出しておりクラシックの最初の登竜門として絶対に見逃せないレースの1つです。
サブタイトルがトキノミノル記念。
無敗で皐月賞とダービーを制覇して二冠馬となった直後に病死した幻の三冠馬トキノミノルの名前がついています。
2020年はエフフォーリアがここを勝って無敗の皐月賞馬に輝き、昨年は無敗で皐月賞に挑んだダノンベルーガは負けて、2着のジオグリフが皐月賞馬になっています。
本命のレイベリングは既に無敗ではありませんが、キャリア2戦以上で無敗の馬は一応押さえておくべきでしょうね。
2:共同通信杯の出走想定馬
2023年1月5日20時時点の出走予定馬を紹介します。
コレペティトール | 牡3 | 56.0 | 松山 | – | – |
シュタールヴィント | 牡3 | 56.0 | 坂井瑠 | – | – |
タスティエーラ | 牡3 | 56.0 | 未定 | – | – |
ダノンザタイガー | 牡3 | 56.0 | 川田 | – | – |
レイベリング | 牡3 | 56.0 | 横山武 | – | – |
4:共同通信杯の過去10年間の傾向をデータ分析
- 過去10年で万馬券は出ていないが最近は高配当傾向が強い
- 単勝1倍台の絶対的人気馬がコロッとコケるのが共同通信杯
- ディープインパクトからハーツクライ系へ流れが変わっている
- 新馬戦勝ちからの直行組が信頼度高い!
- 先行力重視だが逃げ馬には厳しいレース
傾向1:過去10年で万馬券は出ていないが最近は高配当傾向が強い
【過去10年の馬券配当傾向】
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
---|---|---|---|---|
3,260円 | 12,900円 | 88,600円 | 9,650円 | 566,290円 |
過去10年間で万馬券はゼロですが、2015年ディーマジェスティが勝ったときは96倍でほぼ万馬券の高配当が出ています。基本的に波乱は少なかったレースですが、この3年は高配当傾向ですね。2022年こそ9.6倍の固い決着ですが、2018年50倍、2021年80倍といった高配当が頻発しています。
傾向2:単勝1倍台の絶対的人気馬がコロッとコケるのが共同通信杯
【人気別勝利数】
人気 | 勝率 | 連対率 |
---|---|---|
1番人気 | 10.0% | 40.0% |
2番人気 | 20.0% | 30.0% |
3番人気 | 30% | 50.0% |
4番人気 | 20.0% | 30.0% |
5番人気 | 0.0% | 10.0% |
6番人気 | 20.0% | 30.0% |
7番人気 | 0.0% | 10.0% |
※8番人気以下の連対なし
1番人気の勝率10%はちょっと驚きの数字ですね~
それほど波乱がないレースにも関わらず、1番人気が勝てない・・・・・
昨年も1番人気のジオグリフは2着に敗れています。
圧倒的に強い勝ち方をして単勝1倍台に支持される馬でもコロッと負けてしまうので
共同通信杯は1番人気を軸にするレースではないと思います。
本命のレイベリングが1番人気になったら考えなくてはならないですね~
2015年 ドゥラメンテ 単勝1.8倍 2着
2016年 ハートレー 単勝1.9倍 9着
2018年 グレイル 単勝1.8倍 7着
2019年 アドマイヤマーズ 単勝1.9倍 2着
2020年 マイラプソディ 単勝1.5倍 4着
単勝1倍台の馬が5頭も敗れているのは大波乱ですよね~
それが馬券に反映されないのは、1番人気がコケても3番人気、4番人気の馬が連対することが多いからです。
軸にするなら3番人気の馬というのが過去のデータからのおススメですね。
傾向3:ディープインパクトからハーツクライ系へ流れが変わっている
【産駒別勝利数】
種牡馬 | 勝数 |
---|---|
ディープインパクト | 3勝 |
ハーツクライ | 2勝 |
フジキセキ | 2勝 |
エピファネイア | 1勝 |
オーケンブルースリ | 1勝 |
NewApproach | 1勝 |
ディープインパクト産駒が3勝でトップ。ただし2019年からは勝鞍はありません。
現在、一番勢いがあるのはハーツクライ系でしょう。ハーツクライの産駒が2勝、そして孫にあたるエピファネイア産駒が1勝しています。
あと要注意なのは、東京を絶対的に得意とする産駒、ジャングルポケット産駒のオーケンブルースリのように、ジャンポケやエイシンフラッシュ産駒が出てきたら人気薄でも押さえておくのがいいと思います。
傾向4:新馬戦勝ちからの直行組が信頼度高い!
【ローテーション別勝利数】
ランク | 前走レース | 勝利数 |
---|---|---|
A | 新馬戦 | 2勝 |
A | 東京スポーツ杯2歳ステークス | 2勝 |
B | ホープフルステークス | 1勝 |
B | 葉牡丹賞 | 1勝 |
B | 百日草特別 | 1勝 |
B | ひいらぎ賞 | 1勝 |
B | 3歳1勝クラス | 1勝 |
前走は重賞経験馬を押さえて新馬戦から初重賞挑戦組がトップです。
昨年のダノンベルーガと2015年のリアルスティールがこのローテーションから共同通信杯を制しています。2頭ともに1番人気ではないことに注意。1番人気は昨年、ジオグリフ2015年はドゥラメンテでした。どちらも2着に終わっています。
傾向5:先行力重視だが逃げ馬には厳しいレース
【脚質別勝利数】
脚質 | 勝利数 |
---|---|
逃げ | 0勝 |
先行 | 6勝 |
差し | 3勝 |
追込み | 1勝 |
東京競馬場でも、この時期は前が止まらない展開が多く圧倒的に先行有利のレースです。昨年はビーアストニッシドの岩田騎手がかなりスローなペースに落としても3着まで、やはり東京競馬場の直線で目標にされやすい逃げ馬は厳しいです。
2番手以降につけて逃げ馬を見ながらレースができる馬は、この後のクラシックでも安定したレース運びができるので、ここでも中心と見ています。
5:2023年共同通信杯の注目馬3頭
- レイベリング
- ダノンザタイガー
- シュタールヴェント
注目馬1頭目:レイベリング
前走 | 朝日杯フューチュリティステークス(阪神)3着 |
---|---|
人気 | 1人気 |
騎手 | 横山武 |
脚質 | 先行 |
東京経験 | 初出走 |
朝日杯ではドルチェモアを負かしにいく競馬で届かず、さらに外のダノンタッチダウンに差されたのは仕方がありません!朝日杯3着の馬には共同通信杯2着のゴッドフリートや桜花賞馬グランアレグリア、NHKマイル馬クラリティスカイなどがいるので、この馬も今回は相当期待ができると思っています。
差し競馬にも対応できるので、枠順はほぼ関係なく本命に推します!
注目馬2頭目:ダノンザタイガー
前走 | 東京スポーツ杯(東京)2着 |
---|---|
人気 | 3人気 |
騎手 | |
脚質 | 川田 |
東京経験 | 2戦0勝 |
前走は同コースの東京スポーツ杯で2着。不安なのは東京スポーツ杯で人気上位の馬が全て朝日杯で活躍できなかったことですね~
まあ、ドゥラエレーデは2着に入りましたがその他のメンバーの力がどうだったのかってとこでしょう。3歳戦では毎年活躍馬を出しているダノンですが、国枝厩舎のダノン馬ってイマイチなんですよね~
川田騎手が乗るとなれば人気がかなり上がるので、ちょっと危険な人気馬になる可能性が高いと思っています。
注目馬3頭目:シュタールヴィント
前走 | 京都2歳ステークス(阪神)4着 |
---|---|
人気 | 5人気 |
騎手 | 坂井瑠 |
脚質 | 先行 |
東京経験 | 2戦1勝 |
東京を2回経験しているのは大きい!前でレースができる馬の中ではこの馬がトップだと思っています。京都2歳ステークスでは直線不利がありながら朝日杯馬トップナイフと0.2秒差の差のない競馬。
2022年の後半でG1を2勝と勢いのある坂井騎手は、クラシックではドルチェモアでの挑戦になりそうですが、この馬もクラシック候補の1頭としてまだ見限ることはできません。
6:過去データではわからないキサラギの分析
レイベリングとシュタールヴィントの2頭で決まるレースだと見ていますが、競馬に絶対はないので一応穴馬候補も上げておきます。この2頭から穴馬へのワイドというのが馬券的にはおススメです。
- 共同通信杯の危険な人気馬
- キサラギの推奨穴馬
- 共同通信杯のキサラギポイント
予想家キサラギのモットー
大学時代は競馬予想サークルで活躍。
マイルCSの10万馬券を5000円買った500万円が過去最高収入!
3年前からは競馬予想家としてデビューし、大穴馬券を年間に数本当てるよりも
30~50倍の配当を毎週当てることが一番儲かることに気づく
競馬で儲かる黄金比率の的中率25%、回収率170%をノルマとしている
分析1:共同通信杯の危険な人気馬
共同通信杯の危険な人気馬は枠順確定後に公表いたします!
分析2:キサラギの推奨穴馬
共同通信杯の穴馬候補は出走登録が確定しだい公表いたします。
分析3:共同通信杯のキサラギポイント
7:共同通信杯の予想
◎レイベリング
〇シュタールヴィント
最終予想は枠順確定後に公開いたします!
8:過去の共同通信杯プレイバック
2015年リアルスティールの共同通信杯
圧倒的1番人気は単勝1.8倍のドゥラメンテでした。
前走のセントポーリア賞で5馬身差の圧勝。この時点から怪物候補と言われていましたね。リアルスティールは新馬戦からの1勝馬で3番人気!
直線では外目を走るドゥラメンテが一気の脚!しかしリアルスティールが内から抜き返して最終的には半馬身差をつけてゴール!
他の馬とこの2頭は全く力が違うという印象を受けましたね。実際、皐月賞では順位が逆転してワンツーを決めています。
オススメ①:サラブレッド大学

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2022年後半期に新たな出没した競馬予想サイトなのにも関わらずあまりに人気すぎて連日有料プランが買えない人が続出しているほどで、1000万円の的中を出したユーザーから卒業してもう有料プランが購入できない仕組みになっています!


今週の的中情報 | ||
---|---|---|
情報名 | アウトブリード | |
日程 | 2023/01/21 | 2023/01/22 |
レース名 | 小倉5R | 小倉5R |
点数 | 3連単10点 | 3連単8点 |
払戻金額 | 1,113,800円 | 1,194,660円 |
合計払戻金額:2,308,460円 |
オススメ②:うまマル!

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今週の的中情報 | ||
---|---|---|
情報名 | コミットメント | |
日程 | 2023/01/21 | 2023/01/22 |
レース名 | 中山4R | 中山5R |
点数 | 3連単24点 | 3連単8点 |
払戻金額 | 995,800円 | 704,520円 |
合計払戻金額:1,700,320円 |
オススメ③:ウマくる

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今週の的中情報 | ||
---|---|---|
情報名 | 正々堂々 | |
日程 | 2023/01/21 | 2023/01/21 |
レース名 | 小倉1R | 小倉4R |
点数 | 3連単24点 | 3連単12点 |
払戻金額 | 472,200円 | 446,520円 |
合計払戻金額:918,720円 |
9:2022年共同通信杯のまとめ
本命のレイベリングにとってここは通過点だと思っています。
相手に挙げるのは今のところシュタールヴィントですが、逆転まではなさそう!
今後、ホープフルステークス組や朝日杯組、新馬組の出走登録が出るのでまだ確定ではありませんが、ほぼこの1点で決まりだと見ています。