菊花賞のレース傾向と対策!過去の傾向から菊花賞を攻略!

1:菊花賞とは

菊花賞 ポスター

菊花賞はクラシック三冠競走の最終戦として行われているレースで、京都競馬場の芝3000mという条件で開催されます。
過去には三冠をかけて出走した馬たちが、多くのドラマを生み出してきました。

今年も現在に二冠を達成している「コントレイル」が出走する予定となっているので、クラシック三冠の行方からも目が離せません。

また、菊花賞は芝3000mという長距離レースで、3歳馬にとっては未知の距離となります。
これまで走ってきた条件とは大きく変わるので、皐月賞や日本ダービーでの着順が当てになりません。

そういった意味では、予想が楽しいG1レースの一つです。

さらに、菊花賞は夏の上がり馬が台頭するケースが多いのも特徴となっています。
春のクラシックレースに出走できなかった馬が、夏に力を付けて好走することも珍しくありません。

そのため、人気薄の穴馬が上位に飛び込んで来ることも多いので、配当の旨味も狙えるレースです。

今回は、クラシック三冠競走の最終戦である菊花賞に着目して、過去のデータからレース傾向を紐解いていきます。
レース傾向や特徴を掴んで、今年の菊花賞も思う存分楽しんでくださいね。

2:菊花賞の過去10年のレース傾向

競馬番組 コントレイル

競馬予想においては、過去のデータが最も重要です。
過去のデータの偏りを把握することで、そのレースにおいてどのような馬が上位に来やすいかを抽出することができます。

そこで、菊花賞の過去10年のデータからそのレース傾向を調査してみました。
過去のレース傾向を理解し、馬券の組み立てに役立ててください。

2-1:近年は8番人気以下の馬が激走

馬 写真

まず近年の4年については、穴馬が激走している傾向が見られます。
2016年~2019年の4年間において、8番人気以下の馬が全ての年で馬券に絡んでいます。

菊花賞は今まで走ったことのない未知の距離で行われるレースなので、成績が不振だった馬が激走するパターンもあります。

高配当が期待できるという傾向にもあるので、馬券については人気薄も絡めて買いたいところです。

特に2017年の菊花賞では、3連単の配当が50万円を超えました。
勝ったのは1番人気に支持されていたキセキですが、2着と3着に穴馬が入って荒れたという結果になっています。

人気どころが上位に絡んでも配当が大きくなっているレースなので、穴馬は紐として押さえておいたほうがよさそうです。

ただし、勝ち馬だけに限定して見てみると、過去10年での8番人気以下の勝利はありません
2010年と2018年に7番人気の馬が勝利しているのが、勝ち馬での最低人気となっています。

そのため、8番人気以下の馬を馬券に絡めるときは、頭ではなく2着や3着にするほうが理にかなっている言えます。
8番人気を三連単の2・3着に絡めて、高配当的中を狙ってみてくださいね。

2-2:神戸新聞杯組が好走

神戸新聞杯 コントレイル

菊花賞では、前哨戦も予想する上で重要なポイントになってきます。
菊花賞の前哨戦として無視できないのが、神戸新聞杯です。

神戸新聞杯から菊花賞に出走する馬は非常に多いのですが、過去のレース結果から神戸新聞杯組で好走している傾向が見られました。

2009年~2018年の過去10年において、前走神戸新聞杯だった馬の連対率は19.7%、3着内率は25.8%となっていました。
出走頭数が多いことを考えると、この数字は非常に良い成績を言えます。

昨年の菊花賞の勝ち馬ワールドプレミアについても、前走は神戸新聞杯でした。
2010年から10年連続で、神戸新聞杯組が連対しています。

馬券の軸になる本命馬については、神戸新聞杯組から選びたいところです。

また、2009年~2018年の過去10年における着順別成績では、前走1着だった馬が連対率62.5%、3着内率75.0%と脅威的な数字を残していました。

前走1着だった馬については、さらに評価を上げたいところです。
出走馬が前走で神戸新聞杯を走ったかや前走着順について調べて、予想を組み立てるようにしてください。

2-3:関西馬が優勢

競馬 ポスター

菊花賞では、関東馬よりも関西馬が良い成績を残しています。
2009年~2018年の過去10年において、関東馬の3着内率は4.3%と苦戦しています。

それに比べ、関西馬の3着内率は21.1%です。

菊花賞で3着以内に入った馬は、ほとんどが関西馬だったという結果になっています
このことから、菊花賞では関東馬よりも関西馬の評価を上げたいところです。

また、枠番に注目してみると、良い成績を残していたのが2枠でした。
2009年~2018年の過去10年の枠番別成績では、2枠の連対率が30.0%でトップとなっています。

さらに、1枠の馬も好成績を残しているので、菊花賞では内枠の馬が狙い目となります。

菊花賞で内枠の馬が好成績を残しているのは、菊花賞が3000mという調教リレーすであることが理由の一つです。
コーナーで内側を回り、できるだけスタミナの消耗を防ぐのが上位に来るために重要なことです。

いかにスタミナを温存できるかが、勝敗を分けるポイントになってきます。

そのため、菊花賞では内枠の馬についても評価を上げるようにしてください。

3:菊花賞で注目の種牡馬

ギャロップ 雑誌

レースを予想するときには、血統にも注目したいところです。
種牡馬によっては長距離を得意とする産駒を多く輩出したりと、菊花賞で予想の参考になるデータが集められることもあります。

そこで、クラシック三冠の最終戦である菊花賞において、上位に来る可能性が高い注目の種牡馬について紹介します。
種牡馬の産駒傾向を予想に取り入れて、自分独自の穴馬を抽出してくださいね。

3-1:ディープインパクト

ディープインパクト 仔馬

菊花賞において、好成績を残している種牡馬が「ディープインパクト」です。
「ディープインパクト」は8年連続でリーディングサイアーに輝いていて、数々のG1馬を輩出しています。

「ディープインパクト」産駒は、京都競馬場への適性が高いことでも知られています。
2017年~2019年の3年間における産駒のコース別成績では、京都芝で連対率28.0%、3着内率40.8%と好成績を残していました。

特に3着内率40.8%は驚異的な数字でほぼ半数の産駒が馬券に絡んでいることになるので、京都競馬場の芝コースにおいては無視できません。

また、「ディープインパクト」産駒は、父と同様に心肺機能に優れている馬が多いのも特徴です。

「ディープインパクト」は菊花賞や天皇賞(春)といった長距離G1を制していて、その能力がしっかりと産駒にも受け継がれています。

「ディープインパクト」産駒は、長距離レースでも信頼ができる点が強みです。
昨年の菊花賞を制した「ワールドプレミア」も「ディープインパクト」産駒だったので、今年も「ディープインパクト」産駒の活躍に期待です。

3-2:ルーラーシップ

競走馬 ルーラーシップ

菊花賞で狙いたい種牡馬の一頭が、「ルーラーシップ」です。
「ルーラーシップ」は2019年まで7年連続で種付頭数200頭の人気種牡馬で、初年度産駒から菊花賞馬キセキが登場したことでも注目を集めています。

産駒傾向としてとにかく長距離を得意とする馬が多く、スタミナ面で優れているのが特徴です。

持続力に優れた末脚を持っている点も大きな武器となっていて、菊花賞の行われる京都競馬場でロングスパートをかけられるのも魅力です。

また、不良馬場で良い成績を残している点にも注目です。
キセキが菊花賞を制したのも、不良馬場でした。

馬場が荒れたときには、さらに「ルーラーシップ」産駒の評価を上げてください。

まとめ

菊花賞はクラシック三冠の最終戦であり、これまでも様々なドラマが生み出されてきました。
今年も現在二冠を達成している「コントレイル」が出走予定となっていて、オルフェーヴル以来の三冠馬が生まれるのか注目が集まっています。

菊花賞は3000mという長距離で行われるレースで、3歳馬にとっては初めて経験する距離です。
そのため、過去のデータが当てにならずに、日本ダービーとは着順が逆転してしまうことも珍しくありません。

また、夏の上がり馬が活躍するレースとしても知られています。
春のクラシックに出走できなかった馬でも、夏競馬で力をつけて菊花賞で才能を開花するというケースが多く見られました。

今年も夏の上がり馬の活躍が見られるのか、それとも春のクラシックで実績を残している馬が上位を独占するのか注目です。

過去4年においては、8番人気以下の馬が激走している点も無視できません。
配当の旨味も期待できるG1レースです。

馬券を買う際には、神戸新聞杯組や関西馬が好成績を残している点も頭に入れておきたいところです。
これらの菊花賞のレース傾向を予想に取り入れて、高配当的中を狙ってみてくださいね。