競馬は期待値が大事?期待値を考慮した馬券の買い方を紹介!

1:期待値って何?

皆さんは、期待値という言葉をご存知でしょうか。
学校などで習った方もいて、競馬での期待値が気になっている方もいるかもしれません。

期待値とは、統計学で確率の見地から算定した平均値のことです。
ギャンブルにおいては、掛け金に対して戻ってくる「見込み」の金額を期待値としています。

つまり、期待値を考えれば戻ってくる「見込み」の金額を算出することができるのです。
例えば、6面体のサイコロを1回振り、出た目に応じて1から順番に20円、50円、100円、100円、150円、150円の賞金が得られるくじがあったとします。

期待値は、それぞれの賞金に確率をかけて足すことで算出できます。

20×1/6+50×1/6+100×1/6+150×1/6+150×1/6=95

となり、くじを1回したときに戻ってくる「見込み」の金額は95円ということになるのです。
このくじの参加料が100円だった場合には、5円損をしてしまう「見込み」になります。

このように、期待値は確率上、プラス収支になる「見込み」があるのかを計算するのに便利に使えわれています。

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1-1:競馬における期待値の考え方

それでは、競馬における期待値についても考えていきます。
期待値はギャンブルにおいて、掛け金に対して戻ってくる「見込み」の金額を示したものです。

競馬における期待値を考える上で最も肝となるのが、1着になる確率です。
例えば6面体のサイコロを振って、1の目が出る確率は1/6とすぐに計算できます。
サイコロの形がいびつであったり、何かの細工がしていなければ確率は1/6に収束されるでしょう。

それでは、競馬において1頭の馬に着目したときに、その馬が勝つ確率は何%だと考えられるでしょうか。
実力が突出していて100%近い数字である可能性もあったり、実は故障を抱えていて0%に近い数字だったりすることもあるかもしれません。
サイコロのように単純に1/6と確率が計算できないのが、競馬の期待値においての難しい点です。

単勝オッズは2.0倍だとしても、1着になる確率は80%あることもあれば、20%だったということもあるのです。
オッズだけでは単純に確率を計算できないのが、競馬の面白い点だと言えるかもしれません。

2:期待値の計算方法

競馬はサイコロなどとは違って確率の計算が難しいので、期待値を単純に割り出すことができません。
かといって期待値を計算しなければ、イメージがわかないという方もいるでしょう。
そこで、過去のデータを元にある程度の指標となる確率を出してみます。

JRA-VANのHPに2010年11月5日~11年10月30日の平地レースでの、オッズ別成績がまとめてありました。
単勝オッズ50.0~99.9倍の馬に関して、勝率は1.0%だという数字が出ています。
つまり、単勝オッズ50.0~99.9倍の馬について、勝つ確率は1%ということになるのです。

そこで、出走馬の中に単勝オッズ50倍の馬がいたとして、その馬の期待値について計算してみます。
勝つ確率を過去のデータを参考に1%だと考えると、100回馬券を買ったときに的中するのは1回だけです。
的中したときの金額は5000円ですが、100円を100回買っているので投資金は10000円となります。

そのため、単勝オッズ50倍の馬の単勝馬券を買ったときに、て戻ってくる「見込み」の金額は投資金額の半分になるということです。
このように期待値を計算すると、競馬で勝つ難しさを再認識させられます。

3:期待値の高い馬を探す5つの方法

競馬 100万 狙い目

競馬は、出馬表の中から勝つ確率が最も高い馬を選ぶギャンブルです。
勝つ確率が高いと思われる馬が1番人気となりオッズも低くなりますが、確率が一番高かったかどうかについてはレースが終わってみないとわかりません。
過剰な1番人気は期待値が低いと考えることができ、そういった馬の馬券を購入していると収支はマイナスになってしまうのです。

そこで、競馬に勝つために重要な期待値の高い馬を探す5つの方法を紹介します。
期待値の高い馬を見つけ出して、回収率アップを目指してください。

3-1:過小評価されている馬を見つける

競走馬 状態

期待値の高い馬というのは、オッズが高いのに勝つ確率が高い馬のことです。
競馬は日本中の競馬ファンが出馬表を元にレースを予想して、最も勝つ確率が高いと思われた馬が1番人気に支持されます。
基本的には人気順に勝つ確率が高いということになるのかもしれませんが、競馬は非常に複雑な要素が多く絡み合うギャンブルです。

出走馬のデータが少なく、過小評価されているという馬も珍しくはありません。
例えば、牝馬ながら日本ダービーを制しG1を7勝した名牝「ウオッカ」のことは、競馬ファンなら誰もが知っています。
国内のタイトルを総なめにした「ウオッカ」ですが、2歳時に初めて出走したG1阪神JFでは4番人気でした。

結果は、「ウオッカ」が圧倒的な走りを見せ1着でゴール板を駆け抜けています。
競馬に絶対はありませんが、このレースで最も勝つ確率が高かったのは4番人気の「ウオッカ」だと、後の成績を見ればわかるかもしれません。
このように、人気に対して実力が噛み合っていないというケースがあるので、こういった馬は期待値の高い馬として馬券を買えるかがポイントとなってきます。

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3-2:前走の人気に注目

競馬 ゴール前

期待値の高い馬は、前走との人気を比較することでも浮き彫りになってくることがあります。
前走で1番人気なのに、10着と大敗した馬がいたとします。

特に敗因が判明していない場合は競馬ファンからの信頼も落ち、次走での人気も下がってしまうことがほとんとです。
人気が下がったということは配当の旨みが増えたということで、高配当も期待できるようになります。

過去に1番人気に支持されるほどの馬は、実力が備わっていることが多いのも事実です。
前走から一気に人気が落ちている場合には、期待値が高いと判断できるので積極的に狙ってみてください。

3-3:父の産駒傾向を頭に入れる

競馬 雪

競馬には様々な予想ファクターがありますが、その中でも血統に注目すると期待値の高い馬を抽出できます。
特に父の産駒傾向が重要で、父の産駒傾向を知ることでその馬の得意な条件が見えてきます。

例えば、産駒がダートで活躍している馬が多い場合に、その産駒の馬が初ダートを走るときが狙い目です。
芝レースで結果が出ていないので人気も落ちていて、配当の旨みがあります。
ダートが初めてでも父の産駒にダートの活躍馬が多ければ、いきなり上位に飛び込んでくることも珍しくありません。

父の産駒傾向を頭に入れておくことで、他の競馬ファンとは違う視点で予想ができます。
期待値の高い意外な穴馬を見つけることに役立つので、父の産駒傾向を盛り込んだ競馬予想を展開してみてください。

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3-4:馬場状態を考慮する

競馬場 芝生 状態

期待値の高い馬を探すときには、当日の馬場状態を考慮することも大切です。
馬場状態によって、得意とする馬とそうでない馬が出てくるからです。

1番人気に支持されていても、当日は荒れた馬場に苦戦しまって馬券圏外になってしまうことも珍しくはありません。
逆に馬場が荒れることによって、人気の無い穴馬が上位に飛び込んでくることもあります。

馬場状態を考慮することで、期待値の高い馬を探し出しやすくなります。
前日から天気予報を気にかけて、当日の馬場状態をイメージして競馬予想をしてみましょう。

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3-5:パドックの様子を見る

競走馬 様子

最後に、期待値の高い馬を探すには、パドックも重要となってきます。
パドックはデータなど数値化できないものですが、当日の調子を見極めるためにも大切です。

パドックで見るべき点は、踏み込みがしっかりしているかや落ち着いているかどうかです。
踏み込みがしっかりしていれば調子が良く、本来の力を発揮することができます。
落ち着きがなく発汗が激しい場合にはすでにスタミナを消耗していて、レースでバテてしまう可能性があります。

パドックはレース直前の状況なので、その様子がレースにも直結するのです。
期待値の高い馬は、人気薄なのにパドックで良く見える馬です。
馬体の見方を覚えておくと、パドックで良く見える馬も選びやすくなるかもしれません。

期待値の高い馬を探すのなら、データだけでなくパドックなどの情報にも耳を傾けてください。

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まとめ

ギャンブルにおいての期待値とは、掛け金に対して戻ってくる「見込み」の金額を期待値です。
期待値を計算することで、戻ってくる「見込み」の金額に見合う掛け金であるかを判断することができます。

競馬の場合はその馬が勝つ確率というものが、明確には見えてきません。
レースが終わってみて、実際は勝つ確率が高かったり、低かったりという点が見えてくることもあります。

競馬で期待値が高い馬は、オッズが高いのに実力がある馬です。
実力よりも過小評価されていて、終わってみれば圧勝だったということもあるのです。

こういった期待値が高い馬を見つけることができれば、競馬でもプラス収支にすることができるかもしれません。
人気やオッズではなく、期待値を意識した馬券の買い方も大切です。