ついに2021年もクラシックシーズンがスタートします!
第一弾は最速牝馬決定戦!桜花賞!
最近は桜の満開時期が早いので、満開の桜の中での開催になるかどうかわかりませんが、ことしは、白毛の牝馬ソダシが出走してきます。過去の白毛の歴史を塗り替えてきている2歳女王が人気の中心になるのは間違いありません。
白い馬が桜の中で踊るのか?グリーンベルトの上を人気薄の馬がこじ開けてくるのか?
今年の桜花賞も最後まで目が離せない戦いになりそうです。
この記事では、過去10年の桜花賞のデータからの注目馬と、今年のレースで勝つ可能性が浮上する馬を紹介していきます。
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最新的中実績 |
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日程 | 2023年01月28日 |
開催 | 小倉11R |
的中額 | 1,518,920円 |
情報名 | 競馬学マネジメント |


最新的中実績 |
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日程 | 2023年01月29日 |
開催 | 小倉11R |
的中額 | 614,350円 |
情報名 | ミラクルレポート |
目次
桜花賞について
イギリスの牝馬クラシック「1000ギニー」を模範として作られた「桜花賞」現在は阪神1600mでの戦いですが、創設当初は中山芝1800mで開催されていました。
1947年の第7回から、現在の阪神コースで行われるようになっており、牝馬3冠を目指す馬達の最初の関門になります。
2歳時に実績がある馬や、トライアルで強烈な勝ち方をした馬に人気が集まりますが、体調管理が厳しく成長途上である牝馬の管理は難しいため、断トツの1番人気馬が掲示板を外してしまうことも珍しくありません。
芝の状態が悪い時は、内側の仮柵をずらして、直線のインコースにグリーンベルトと呼ばれる絶好のコースができますが、今年は芝の状態からみても、仮柵をずらすことがないと思われるので、特にインが有利ということもなさそうです。
桜花賞【2021年】の出走馬とオッズ
2021年4月6日22時のオッズ
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 予想オッズ | 人気 |
ソダシ | 牝3 | 55.0 | 吉田隼 | 2.6 | 1人気 |
サトノレイナス | 牝3 | 55.0 | C.ルメール | 2.9 | 2人気 |
アカイトリノムスメ | 牝3 | 55.0 | 横山武 | 6.0 | 3人気 |
メイケイエール | 牝3 | 55.0 | 横山典 | 9.4 | 4人気 |
エリザベスタワー | 牝3 | 55.0 | 川田 | 13.6 | 5人気 |
アールドヴィーヴル | 牝3 | 55.0 | M,デムーロ | 15.1 | 6人気 |
シゲルピンクルビー | 牝3 | 55.0 | 和田竜 | 21.0 | 7人気 |
ソングライン | 牝3 | 55.0 | 池添 | 30.5 | 8人気 |
ファインルージュ | 牝3 | 55.0 | 福永 | 37.7 | 9人気 |
ヨカヨカ | 牝3 | 55.0 | 幸 | 61.0 | 10人気 |
ククナ | 牝3 | 55.0 | 藤岡佑 | 75.5 | 11人気 |
ホウオウイクセル | 牝3 | 55.0 | 丸田 | 80.2 | 12人気 |
ストゥーティー | 牝3 | 55.0 | 岩田康 | 99.4 | 13人気 |
ジネストラ | 牝3 | 55.0 | 北村宏 | 130.2 | 14人気 |
オパールムーン | 牝3 | 55.0 | 横山和 | 157.9 | 15人気 |
エンスージアズム | 牝3 | 55.0 | 岩田望 | 162.9 | 16人気 |
ミニーアイル | 牝3 | 55.0 | 藤岡康 | 178.6 | 17人気 |
エイシンヒデン | 牝3 | 55.0 | 団野 | 286.6 | 18人気 |
過去10年からわかる2021年桜花賞の注目馬3頭
・ソダシ
・サトノレイナス
2021年桜花賞の注目馬1頭目:アカイトリノムスメ
引用:サンスポ競馬
前走 | クイーンカップ(東京)1着 |
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人気 | 3人気 |
騎手 | 横山武志 |
脚質 | 差し |
阪神経験 | 初コース |
6冠ベビーは走らない!は競馬界では定説になっていました。古くは牝馬3冠のメジロラモーヌと皇帝シンボリルドルフの仔が6冠ベビーと騒がれましたが、全く走れず。やはり、3冠レースで激走した牝馬は、繁殖でいい子を産める余力が残っていないのか?
そんな風に思われていましたが、今年ついに最強の母と最強の父から、クラシックに出走する子供が出現しました。
父はディープインパクト、母はアパパネ。両親ともに3冠馬で、2頭のG1レース勝利を合計すると15冠!まさに二世の鏡です。
アカイトリノムスメの武器は強烈な決め手!33秒台の脚を持っているので、桜花賞向きのタイプだと思います。問題は出遅れ癖があること、デビュー以来全てのレースで出遅れをしており、今までは能力の差で勝っていますが、大舞台での出遅れは致命傷になりかねません。
戸崎騎手から横山武騎手への乗り替わりが心配されていますが、赤松賞で横山騎手は勝利を挙げているので、問題はないと思います。後方から行くタイプなので、少しタイミングがずれた出遅れならば、先行勢がハイペースになったときにチャンスがくると思います。
2021年桜花賞の注目馬2頭目:ソダシ
引用元:スポニチ
前走 | 阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神)1着 |
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人気 | 1人気 |
騎手 | 吉田隼人 |
脚質 | 先行 |
阪神経験 | 1戦1勝 |
白毛初の重賞馬、白毛初のG1馬と、毛色の方が話題になることが多いですが、ソダシのレースセンスは、世代トップクラスであることは間違いありません。逆に2歳時から落ち着いている感じが、既に完成しているのかな?成長度は大丈夫か?なんて心配をしてしまいます。
桜花賞で1番人気になるのは間違いないでしょう。前に行く馬がかなり多く、ハイペースになることも考えられますが、ソダシがハイペースに巻き込まれるのは考えにくいため、軸にするには一番の馬なのではないか?と思います。
2021年桜花賞の注目馬3頭目:サトノレイナス
引用元:中日スポーツ
前走 | 阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神)2着 |
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人気 | 2人気 |
騎手 | C・ルメール |
脚質 | 差し |
阪神経験 | 1戦0勝 |
阪神JFでは、ソダシとハナ差の決着。サトノレイナスは出遅れしているので、出遅れなければ勝ってたなんて言う人もいますが、この馬もアカイトリノムスメと同じく、全てのレースで出遅れているんですよね。強烈な決め手があるから、なんとか今まで勝っていますが、今回はどうでしょうか?
2歳時のレースが粗削りだった分、ソダシよりもこの冬は成長しているのではないか?と期待していますが、トライアルを使っていないのでなんともわかりません。トライアルを使っていたら、本命にしたい馬でしたが、やはり阪神JFの2着から桜花賞直行は割引が必要かな?って思いますね。
ルメール騎手が今年不調だというのも、気になるところですね。しかし、この写真のサトノレイナスはアーモンドアイそっくりですね笑
過去10年の傾向から見る2021年桜花賞の5つの傾向
・桜花賞は追い込み馬の連対率が高い
・前走マイル戦は絶対条件!
・外枠有利
・前走の人気上位馬は切れない!
1番人気の勝率1割の衝撃!
ここまで1番人気が信頼できないレースは他にないでしょう!
なんと過去10年間で1番人気で勝った馬はハープスターのみ・・・・
この5年間で1人気に支持された馬は、レシステンシア、グランアレグリア、ラッキーライラック、ソールスターリング、メジャーエンブレムと錚々たるメンバーなのにです。
1人気の信頼度が低い反面、2番人気の馬の勝率は5割。デアリングタクトやアーモンドアイも2人気でした。
こういった結果になる原因は、やはり2歳での実績を過大評価しないことだと思います。まだこの時期の牝馬は成長途上ですから、この数か月で一気に伸びてくる馬との力関係を見誤らないことが重要なポイントですね。
桜花賞は追い込み馬の連対率が高い
G1に限らず、ほとんどのレースが先行有利な中、桜花賞は4角10番手以下の馬が突っ込んでくるシーンが非常に多いです。
10年間で4角10番手以下が連に絡まなかったのは、平成17年のレーヌミノルが勝った桜花賞の時だけですね。この年は不良馬場で前残り傾向があったからですが、それでも2着のリスグラシューは最終コーナー8番手でした。
前走マイル戦は絶対条件!
トライアル戦や、2歳G1からの直行組が多いので、当然ですが10年間で前走マイル以外の距離から来た馬の連対は厳しい。トライアルとはいえ、1400mのフィーリーズレビューから出走した馬の連対は、不良馬場開催のレーヌミノル1頭のみでした。
このデータを見ると、フィーリーズを逃げ切ったヨカヨカをどうするか考えなければならないですね。
外枠有利
外枠有利というよりも、1枠2枠が不振といった方がいいかもしれません。外枠の連対率は30%、中枠は70%なのに、1枠2枠は連対率ゼロです。
仮柵が外れてグリーンベルトがあれば、内から伸びる馬にも期待できますが、今年の状態を見ると、あまり使われていない外枠の方が芝がよくて伸びてくる可能性が高いですね。
前走の人気上位馬は切れない!
前走の着順よりも、人気の支持率が重要ポイントになります。前走1、2人気の馬で連対率80%になるので、前走の結果が悪くても人気になっていた馬は外すことはできません。
逆に、前走勝利していても、人気薄の馬が桜花賞で好走するケースは非常に少ないので、ここでは軽視してもいいと思います。
データではわからないキサラギによる2021年桜花賞の展望
・チューリップ賞で2着以下の馬にもチャンス
・鋭い決めてを持っている馬
キャリア3~4戦の馬を狙う
連対した馬のキャリアで最も多いのが3~4戦で桜花賞にたどり着いている馬です。今回の上位人気馬は、この条件に該当しますし、九州の夢「ヨカヨカ」もこの条件ならチャンスがあるということです。
チューリップ賞で2着以下の馬にもチャンス
不思議なことに、桜花賞ではチューリップ賞で最先着した馬よりも、後塵を拝した馬が逆転するケースが多いです。
昨年のレシステンシアはチューリップ賞3着、1昨年のシゲルピンクダイヤは2着。今年のチューリップ賞組は圧倒的1番人気で勝利したメイケイエールが人気になりそうですが、2着のエリザベスタワー、3着のストゥーティーにも注目です。
鋭い決めてを持っている馬
まだ3歳になったばかりの牝馬ですから、先行勢が闘志むき出しで、超ハイペースになることも考えられます。
桜花賞は過去のレースでも、ゴール前で一気に追い込み勢が台頭してくるシーンが多いレース。今年は人気馬がほぼ先行勢なので、後ろから行く決め手がある馬は馬券的にも美味しくなります。
出走するなら、決め手の鋭さでは、世代トップクラスのアールドヴィーヴルは抑えたいです。
2021年桜花賞の予想
〇エリザベスタワー
▲ソダシ
△サトノレイナス
△ヨカヨカ
△アールドヴィーヴル
馬連:5-13 3,000円 5-4 2,000円 5-18 1,000円 5-11 1,000円 5-10 1,000円
4-13 1,000円 10-18 1,000円
桜花賞は真ん中より外枠を狙いたいのですが、◎のアカイトリノムスメは3枠・・・・
まあ、1.2枠じゃなかったからいいかなって思います。
枠順が決まって急浮上するのは、10のアールドヴィーヴルですね。
デムーロの競馬に合いそうな馬だし、この枠なら外に振るのも、インをつくのもどちらもできますから、ここでミルコの復活が見れるかもしれないです。
逆にルメールは大外。まあ、サトノレイナスも末脚勝負の馬なので、内枠よりもいいような気はしますが・・・・・
久々にルメ&デムで万馬券の可能性もあるかもですね。
たしか一番最近のデムルメ万馬券も牝馬限定のエリザベスだった気がします・・・
キサラギによる2021年桜花賞の展望
ソダシとアカイトリノムスメ、サトノレイナスが人気を分け合う形になると思うので、単勝1倍台に偏ることはないでしょう。やはりJF直行組よりも、トライアルを使った馬を評価したいので、1番手評価はアカイトリノムスメです。
当然、JF組からの2頭は抑えますが、ここは抑えまでにしておきたい。
アカイトリノムスメから行くのであれば、やはり相手も後ろから!
末脚を活かせるエリザベスタワーを上位に見たいところです。アールドヴィーヴルとエリザベスタワーが一緒に突っ込んでくることも考えて、この1点は抑えたいですね。