「阪神競馬場の攻略法ってある?」
「阪神競馬場で予想する時の注意点を知りたい」
日本最大級の大きさを誇る関西を代表する阪神競馬場は、毎年大きなレースがいくつも開催される、中央競馬ファンにとって慣れ親しんでいる競馬場ですが、「まったく勝てない」「始めたばかりだからどこに注意すれば良いのか分からない」と悩んでいる人も多いでしょう。
同じ馬でも走る競馬場、走るコースによって違った結果になりますので、競馬場の特徴を知ることはとても大切です。
本記事では阪神競馬場の特徴について、コースごとに解説していきます。
《この記事を読んで分かること》
- 阪神競馬場の特徴
- 阪神競馬場が得意な騎手
- 阪神競馬場で開催される重賞レース
阪神競馬場について詳しくなることで、予想の幅が広がり開催される重賞レースなど、もっと楽しくなります。
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日程
2023年05月25日
開催
園田8R
的中額
785,750円
情報名
【地方】99.8%


日程
2023年05月21日
開催
東京3R
的中額
1,322,100円
情報名
東京徹底分析班


日程
2023年05月21日
開催
東京3R
的中額
1,223,400円
情報名
摩天楼
阪神競馬場の特徴
周回方向 | 右回り |
---|---|
芝1周の距離 | 2089m |
直線の長さ | 473.6m |
幅員 | 最大29m |
右回りで開催される競馬場の中で、もっとも長い距離を誇る阪神競馬場は、道中は平坦または少し下り坂になっているため、スタミナを大きく消耗することなく伸び伸びとした競走ができるため、馬本来の力が発揮しやすい競馬場です。
地方競馬15場のコース詳細については、別記事で詳しく解説していますので、こちらをご覧ください。
内回りと外回りの違いに注意
阪神競馬場では、芝コースに内回りのコースと外回りのコース、2種類のコースが設けられています。
内回りコースは外回りコースに比べて、直線が120mほど短くなっています。直線が短くなっていることで、逃げ先行馬が有利な傾向にある阪神競馬場ですが、内回りコースは更に有利さが増している感じです。
ハイペースになりやすい
阪神競馬場は道中の上り坂がほとんどなく、平坦または下り坂になっているためペースは上がりやすいです。
しかしペースが速いからといって、スタミナが削られているかというとそういう訳ではなく、多少のハイペースなら力を温存できている馬の方が多いでしょう。
そのまま最後の直線になだれ込む、馬本来の力が発揮しやすいコースと言えます。
最後の直線は長く1,8mの急坂もある
阪神競馬場の直線距離は476.3mで長めです。JRAの平均は334mですので100m以上も長いということになります。
直線が長いと差し追い込み馬の出番があるように思えますが、阪神競馬場では道中に起伏が少なく先行馬もスタミナを温存できていることと、直線では1.9mの上り坂になっていることで、逃げ・先行馬がそのままゴールへ駆け抜けるパターンが多いです。
芝コースの特徴
2006年の改修工事によって芝外回りの距離が、2,089mになり日本最長となりました。基本は平坦またはやや下り坂のコースですが、直線では急な上り坂が待ち構えています。
阪神競馬場では、耐久性が強い代わりに成長が遅い「野芝」を利用しています。そのため開催時期が2月末~4月中旬のレースと6月のレースは、まだ芝が生えそろっていないので、パワーが必要なコースに、逆にそれ以降の9月~12月末までのレースは、芝が生えそろっていますので、スピード勝負できる馬が好走しやすいです。
コースごとにそれぞれ解説していきます。
1,600mの特徴(外回り)
開催される重賞レース
スタート地点は向こう正面中間からやや左、スタートしてから最初のコーナーまで400mあるため、ポジション争いは緩めです。
外回りコースは3~4コーナーが直線と変わらないほど、緩やかなカーブになっているのが特徴的。最後の直線は473mあり東京競馬場に次ぐ長さとなっています。
逃げ・先行馬がやや有利ですが、長い直線を利用した差しや追い込み馬の台頭も見られます。多くの重賞レースが開催され質の高いレースができるコースのようです。
1,800mの特徴(外回り)
開催される重賞レース
スタート地点は2コーナー付近のポケット、スタートして最初のコーナーまで600mの余裕があります。レースの特徴としては、1,600mとほぼ同じで逃げ・先行馬が優勢ですけど、差し・追い込み馬が他の短距離コースよりも高い点は要注意です。
2,400mの特徴(外回り)
開催される重賞レース
スタート地点はスタンド右にある直線の入口付近でコースを1周します。逃げ・先行馬が有利ですが、差し馬の勝率も高く複勝率は逃げ馬に迫る勢いですので、ダイナミックな差す競馬が好きな人が好きなコースでしょう。
追い込み馬も勝率はそこまで高くないですが、複勝率はそこそこ高いですので十分馬券圏内です。
2,600mの特徴(外回り)
開催される重賞レース
2,400と同じくスタート地点は、スタンド右にある直線の入口付近で、コースを1周します。
2,600mは開催が少ないコースですので、データの信憑性も高くないため、鵜呑みにはできません。ほぼ2,400mと変わらないと捉えて大丈夫だと思いますが、2,400mほど差し馬や追い込み馬が、馬券に絡んでいないようです。
1,200mの特徴(内回り)
開催される重賞レース
スタート地点は向こう正面の半ば、スタート直後から緩やかな下り坂で、3~4コーナーから直線まで本格的な下り坂です。
最後の直線は内回りだと356mと短めで高低差1.8mの上り坂になっています。距離が短いこともあり逃げ馬が圧倒的な勝率を残しています。枠は内側が有利な傾向です。
1,400mの特徴(内回り)
開催される重賞レース
スタート地点は2コーナー出口付近のポケット、1,200m同様スタートしてスグに緩やかな下り坂になっています。
コース形態は1,200mとほぼ変わりませんが、距離が伸びたぶん逃げ馬に対して、先行馬の勝率が詰まってきていますが依然として逃げ馬優勢に変わりありません。
2,000mの特徴(内回り)
開催される重賞レース
スタート地点はスタンド前の4コーナー付近。先行する馬が有利なことには違いありませんが、差し馬や追い込み馬の成績も他に比べると良いです。
人気馬が順当に勝つことが多いコースで、血統はディープインパクトやサンデー系が強く、得意としている騎手も川田将雅騎手・武豊騎手・デムーロ騎手と、力のある名前が並んでいることからも有力馬が力を出しやすいコースと言えます。
2,200mの特徴(内回り)
開催される重賞レース
スタート地点はスタンド前の直線入口付近。宝塚記念で使用されるコースですが、レース開催が少なく、そのためか有力馬が凡走するケースもチラホラあります。
総合的には内枠有利の結果が出ていますが、宝塚記念では外枠有利の傾向です。
3,000mの特徴(内回り)
開催される重賞レース
スタート地点はスタンド向い正面で、コースを1周半します。主に阪神大賞典で使用するコースですので、レースサンプルが非常に少なく、かなり限定的になってしまいますので、コース特性も絞りづらいです。
阪神大賞の過去の結果から、1~4番人気までの実力上位の馬が活躍しやすい傾向にあるようですので、新聞などの評価も気にして予想すると良いかもしれません。
ダートの特徴
ダートも芝同様、道中は平坦か下り坂になっており、最後の直線は短めの352mで1.6mの急坂になっています。
馬本来の力が発揮しやすく、人気馬が順当に勝ち上がることが多いため、基本的には普通にダート特性のある馬を予想の軸にして問題ありません。
1,200mの特徴
開催される重賞レース
スタート地点は向こう正面の直線入口付近です。ダートコースも芝と変わらず道中は平坦または緩やかな下り坂で、最後の直線は352m高低差1.6m残り200mからの急坂になっています。
逃げ馬・先行馬の順で好成績を収めていて、前で競馬を出来ない差し馬・追い込み馬の台頭は、ほぼありません。
1,400mの特徴
開催される重賞レース
スタート地点は2コーナー奥のポケット地点です。1,200mとほぼ同形態ですので、特徴も似ています。
1,200mより最初のコーナーまでの距離があるためか、外枠でも良いポジションに落ち着きやすく良い勝率、これといった特徴はなく、ダートの短距離が得意な馬を選ぶと良い結果に繋がりそうです。
1着は1番人気2番人気の馬が勝ちやすく、順当な結果になる傾向が強いです。
1,800mの特徴
開催される重賞レース
スタート地点はスタンド前の直線入口付近です。そのためスタート直後には、1.6mの急坂があるので落ち着いたペースで進みます。2回坂を登るため阪神競馬場といえど、ある程度のパワーが必要なコースです。
上位人気でもあまり信頼できるような結果になっておらず、荒れる要素を含んだコースといえるでしょう。
2,000mの特徴
開催される重賞レース
スタート地点は4コーナーのポケット地点です。スタート直後は芝コースを走りダートへなだれ込みます。1,800m同様に上り坂を2回通過し1周します。
スタミナを消費するためか逃げ馬の勝率は悪く、差し馬とほぼ変わりません。先行馬有利ですので、先行馬を中心に差し馬も狙いたいですね。
阪神競馬場が得意な騎手
順位 | 騎手名 | 1着回数 | 勝率 | 連対率 |
【1位】 | 岩田 望来 | 33回 | 16% | 27% |
【2位】 | 川田 将雅 | 31回 | 26% | 47% |
【3位】 | 福永 祐一 | 19回 | 15% | 21% |
※2022年9月時点
最近では昨年のリーディングでもある、川田将雅騎手が他の騎手を圧倒する成績を残しています。今年も順調に勝ち星を挙げていて、勝率も連対率もトップです。連対率に至っては47%で2回走れば1回は2着以内に入る驚異的な数字で、川田将雅騎手がいるレースではとても無視できませんね。
阪神競馬場で行われる重賞レース
日時 | レース名 | コース | 優勝馬 | 騎手 |
---|---|---|---|---|
2月13日 | GⅡ京都記念 | 芝2,200メートル | アフリカンゴールド | 国分 恭介 |
2月19日 | GⅢ京都牝馬S | 芝1,400メートル | ロータスランド | 岩田 望来 |
2月27日 | GⅢ阪急杯 | 芝1,400メートル | ダイアトニック | 岩田 康誠 |
3月5日 | GⅡチューリップ賞 | 芝1,600メートル | ナミュール | 横山 武史 |
3月13日 | GⅡフィリーズレビュー | 芝1,400メートル | サブライムアンセム | 池添 謙一 |
3月20日 | GⅡ阪神大賞典 | 芝3,000メートル | ディープボンド | 和田 竜二 |
3月26日 | GⅢ毎日杯 | 芝1,800メートル | ピースオブエイト | 藤岡 佑介 |
4月3日 | GⅠ大阪杯 | 芝2,000メートル | ポタジェ | 吉田 隼人 |
4月9日 | GⅡ阪神牝馬S | 芝1,600メートル | メイショウミモザ | 鮫島 克駿 |
4月10日 | GⅠ桜花賞 | 芝1,600メートル | スターズオンアース | 川田 将雅 |
4月16日 | GⅢアーリントンC | 芝1,600メートル | ダノンスコーピオン | 川田 将雅 |
4月17日 | GⅢアンタレスS | ダ1,800メートル | オメガパフューム | 横山 和生 |
4月24日 | GⅡマイラーズC | 芝1,600メートル | ソウルラッシュ | 浜中 俊 |
5月1日 | GⅠ天皇賞(春) | 芝3,200メートル | タイトルホルダー | 横山 和生 |
6月19日 | GⅢマーメイドS | 芝2,000メートル | ウインマイティー | 和田 竜二 |
6月26日 | GⅠ宝塚記念 | 芝2,200メートル | タイトルホルダー | 横山 和生 |
10月10日 | GⅡ京都大賞典 | 芝2,400メートル | ー | ー |
10月16日 | GⅠ秋華賞 | 芝2,000メートル | ー | ー |
10月23日 | GⅠ菊花賞 | 芝3,000メートル | ー | ー |
10月29日 | GⅡスワンS | 芝1,400メートル | ー | ー |
11月5日 | GⅢファンタジーS | 芝1,400メートル | ー | ー |
11月6日 | GⅢみやこS | ダ1,800メートル | ー | ー |
11月12日 | GⅡデイリー杯2歳S | 芝1,600メートル | ー | ー |
11月13日 | GⅠエリザベス女王杯 | 芝2,200メートル | ー | ー |
11月20日 | GⅠマイルチャンピオンシップ | 芝1,600メートル | ー | ー |
11月26日 | GⅢ京都2歳S | 芝2,000メートル | ー | ー |
11月27日 | GⅢ京阪杯 | 芝1,200メートル | ー | ー |
12月3日 | GⅢチャレンジC | 芝2,000メートル | ー | ー |
12月11日 | GⅠ阪神ジュベナイルF | 芝1,600メートル | ー | ー |
12月18日 | GⅠ朝日杯フューチュリティS | 芝1,600メートル | ー | ー |
12月24日 | GⅡ阪神C | 芝1,400メートル | ー | ー |
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今週の的中情報 | ||
---|---|---|
情報名 | 【地方】99.8% | |
日程 | 2023/05/25 | 2023/05/25 |
レース名 | 園田3R | 園田8R |
点数 | 3連単24点 | 3連単10点 |
払戻金額 | 626,000円 | 785,750円 |
合計払戻金額:1,411,750円 |
オススメ②:サラブレッド大学



今週の的中情報 | ||
---|---|---|
情報名 | 東京徹底分析班 | |
日程 | 2023/05/21 | 2023/05/21 |
レース名 | 東京3R | 東京12R |
点数 | 3連単24点 | 3連単10点 |
払戻金額 | 1,322,100円 | 358,650円 |
合計払戻金額:1,680,750円 |
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今週の的中情報 | ||
---|---|---|
情報名 | 摩天楼 | |
日程 | 2023/05/21 | 2023/05/21 |
レース名 | 東京3R | 新潟11R |
点数 | 3連単24点 | 3連単24点 |
払戻金額 | 1,223,400円 | 1,265,100円 |
合計払戻金額:2,488,500円 |
まとめ
今回は阪神競馬場について詳しく解説してきました。
毎年G1開催を含め、多くのビッグレースが開催される阪神競馬場は、多くの名勝負を生んだ歴史のある競馬場です。
コースは大きく分けると、芝コースの内回りと外回りそして、ダートの3種類に分類されます。1コーナーから4コーナーにかけては、平坦または下り坂のコースとなっていて、道中はスタミナを消費しづらくなっています。
そのため馬が実力を発揮しやすいコースとなっており、名勝負の舞台となってきました。
馬券の予想は先行馬主体がいいですが、コースによっては差し馬の台頭も十分ありますので、今回紹介したコース特性も参考に組み立てましょう。