2023年6月11日函館競馬場では夏競馬開幕第一戦!函館スプリントステークスが開催されます。昨年2022年はナムラクレアが断然の人気に応えて快勝!波乱が多いレースでしたが、終わってみれば1番人気が3年連続連対という結果。
しかし、上位人気同士で決着するケースは少なく1番人気から紐荒れが多いレース。昨年も2着には7番人気のジュベリーヘッドが突っ込んできたように、今年も紐荒れの可能性が高いです。
キサラギの本命は人気サイドのトウシンマカオですが、相手は5番人気以下の人気薄で攻めようと決めています!
この記事を読むとわかること
この記事を読むと分かること
以上のポイントがわかるようになっています!5分程度で読み終える記事になりますので、是非馬券検討の参考にしてください!
函館スプリントステークスとは
函館スプリントは函館競馬場の1200mで争われるG3重賞です。サマースプリントシリーズの第一戦となるので、今後の夏競馬の流れを握るのがこのレース。
かなり波乱が多いレースなので、思い切った穴馬から万馬券を狙うことができちゃいます。函館は直線が短く、先行馬が絶対的に有利なので先行馬に人気が集まる傾向があります。昨年のナムラクレアのように3歳牝馬は超軽量で出走してくるので、人気になりがちですが、ハンデよりも洋芝の適正が問われるレース。
血統や、走法から洋芝適正が高い馬を選ぶのがポイントです。
2022年の函館スプリントステークスプレイバック
桜花賞3着馬がハンデ50㎏って・・・・
これは反則級だと思いましたが、予想は的中。
ビアンフェ、ナムラクレア、レイハリアにキルロードが加わった先団はハイペースで進行。前が有利な函館でも、このハイペースは厳しいと見ていましたが、軽ハンデのナムラクレアだけが、最後も脚を伸ばし快勝!
ハイペースではあったものの、後ろからの馬はやはり届かず、先団直後でレースを進めたジュベリーヘッドが2着!今年の函館SSもこんな感じになりそうですね。
キサラギの予想※5/20更新
函館スプリントステークス2023の予想
- ◎トウシンマカオ
- 〇リバーラ
最終予想は枠順確定後に公開いたします!
出走予定馬と想定オッズ
2023年5月20日12時時点の出走予定馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 単勝オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
トウシンマカオ | 牡4 | 56.0 | 鮫島駿 | – | – |
ウォーターナビレラ | 牝4 | 54.0 | 未定 | – | – |
リバーラ | 牝3 | 52.0 | 石橋脩 | – | – |
ヴィズサクセス | 牡6 | 56.0 | 武藤 | – | – |
テイエムトッキュウ | 牡5 | 56.0 | 津村 | – | – |
過去10年の傾向をデータ分析
函館スプリントステークス2023の傾向
万馬券は過去10年に4回!馬連平均配当が97倍の大波乱レース
【過去10年の馬券配当傾向】
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
---|---|---|---|---|
9,710円 | 42,840円 | 275,440 | 27,340円 | 944,140円 |
万馬券が過去10年で4回!馬連平均配当が97倍とほぼ万馬券に近い大波乱のレース。
昨年は断然の1番人気ナムラクレアが勝ちましたが、馬連30倍とおいしい結果になっています。
2014年~2016年は3年連続万馬券決着でしたが、それ以降は少し落ち着いていますね。
ただ、今年のメンバーを見るとまた波乱が起きそうな気配がありますので、ここは万馬券をゲットして初戦で夏競馬大幅プラスにしておきたいところです。
1番人気の連対率30%!高松宮や京王杯上位のスピード馬は危険信号
函館スプリントステークスの1番人気連対率は30%。現在3年連続1番人気は連対していますが、その前は7年連続飛んでいます!
【函館スプリントステークス過去10年で飛んだ1番人気馬】
年度 | 馬名 | 騎手 | 単勝オッズ | 前走 |
---|---|---|---|---|
2019年 | タワーオブロンドン | レーン | 1.8倍 | 京王杯SC 1着 |
2018年 | ナックビーナス | 三浦皇 | 4.3倍 | 高松宮記念 3着 |
2017年 | セイウンコウセイ | 幸 | 2.1倍 | 高松宮記念 1着 |
2016年 | オメガヴェンデッタ | 武豊 | 4.1倍 | 京王杯SC 6着 |
2015年 | コパノリチャード | 武豊 | 4.0倍 | 高松宮記念 5着 |
2014年 | ストレイトガール | 岩田康 | 1.6倍 | ヴィクトリアマイル 3着 |
2013年 | ドリームバレンチノ | 松山 | 2.3倍 | 高松宮記念 2着 |
前走、高松宮記念やヴィクトリアマイルでの好走で人気になった馬がことごとく飛んでいます。函館、札幌の芝は中央の競馬場よりも足が長い洋芝なので、中央ではスピードで他馬を圧倒していても、ここではスピードに乗れなかったケースが多いです。
特に高松宮記念からの出走馬は人気上位に推されることが多いですが、高松宮記念で上位着順の馬よりも2015年のガルボのような高松宮記念で大敗した馬の方がうまみがありますね。
京王杯、安田記念といった高速決着でタイムを出しているような馬は、断然の人気でも信頼することはできません。
洋芝未経験の馬の変わり身注意!
2022年は1番人気のナムラクレアからで30倍でしたが、1番人気から万馬券を取るなら
10番人気以下を狙いたい!過去10年で10番人気以下が4頭連対しています。
【10番人気以下で連対した4頭】
年度 | 馬名 | 騎手 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|
2020年 | ダイメイフジ | 菱田 | 10人気 | 栗東ステークス 14着 |
2018年 | ヒルノデイバロー | 四位 | 10人気 | 阪急杯 17着 |
2016年 | ソルヴェイグ | 丸田 | 12番人気 | 桜花賞 17着 |
2015年 | アースソニック | 丸田 | 14番人気 | 韋駄天ステークス 3着 |
4頭のうち3頭は函館競馬場初出走の馬。ソルヴェイグは2歳~3歳で函館競馬場を経験していますがダートコースなので、芝は初体験でした。ダイメイフジは前走で函館SS4着だったので洋芝適正があったと言えるでしょう。
狙い目は、洋芝コースに替わって一変する可能性がある馬!今年も前走大敗で函館未経験の馬が大穴馬になると見ています!
前走から距離短縮した馬が好走傾向!洋芝を走るにはスタミナがいる
【枠番別勝利数】
前走からの距離 | 勝利数 |
---|---|
同距離 | 3勝 |
距離短縮 | 6勝 |
距離延長 | 1勝 |
力のいる洋芝コースなので、スピードが武器の馬は持ち味を発揮できないことが多いです。高松宮記念の上位組がここで着外になっていることで証明されていますね。
スピードに加えて先行力とスタミナが必要なコースなので、前走で1200以上を使って距離短縮してきた馬が好走する傾向にあります。
ただし、昨年のナムラクレアのような3歳馬は軽ハンデを生かして、スピード能力だけで押し切ってしまう可能性がありますね。
桜花賞、高松宮記念では大敗した馬の方が好成績を残している
【ローテーション別勝利数】
ランク | 前走レース | 勝利数 |
---|---|---|
S | 桜花賞 | 3勝 |
A | 高松宮記念 | 2勝 |
A | 京王杯SC | 2勝 |
B | 韋駄天ステークス | 1勝 |
B | 安土城ステークス | 1勝 |
B | 彦根ステークス | 1勝 |
桜花賞から出走の3歳馬はハンデがメチャクチャ軽いので、完全に有利です。
2022年のナムラクレア、2017年のジューヌエコール、2016年のソルヴェイグが勝利を収めています。
前走の着順よりも、先行力があるかどうかがポイント。ソルヴェイグは桜花賞では後ろからの競馬になっていますが、基本的に前で競馬をするタイプの馬でした。
前走のレースだけではなく、近走のレースポジションを確認して前走は先行できなくても、メンバー次第では前に行ける可能性があれば、3歳馬中心に考えるのがいいですね。
京王杯SCや高松宮記念からの馬は、好走馬よりも大敗して変わり身が見込める可能性がある馬を選びたい!
函館スプリントステークス2023の注目馬3頭
- トウシンマカオ
- ウォーターナヴィレラ
- リバーラ
注目馬1頭目:トウシンマカオ
前走 | 高松宮記念(中京) 15着 |
---|---|
人気 | 1人気 |
騎手 | 鮫島駿 |
脚質 | 先行 |
前走は高松宮記念で15着と大敗!これは不良馬場の影響が強いでしょう。
いつもの先行力が全く生かせませんでした。昨年はキーンランドカップで4着の実績があり、洋芝適正も十分。
高松宮記念大敗、先行タイプ、洋芝適正ありとデータからは勝てる条件がそろっています。この後、強力な3歳勢が出てこなければキサラギの本命はトウシンマカオです。
注目馬2頭目:ウォーターナビレラ
前走 | 高松宮記念(中京) 16着 |
---|---|
人気 | 10人気 |
騎手 | 未定 |
脚質 | 先行 |
前走はトウシンマカオ同様、高松宮記念で大敗。これは不良馬場で参考外にしても、その前の京都牝馬ステークスも大敗と2戦連続して見せ場がないレース。
最後に連対したのが昨年の桜花賞なので、それ以来1年以上馬券にはなっていませんが、阪神JF3着、桜花賞2着と実績上位の馬。
こういう勝てなくなったタイプが、北海道の洋芝変わりで復活するケースもあるので要注意。ナビレラは調教と実践が結びつくタイプなので、最終追切がよければ本命にしてもいい馬です。
注目馬3頭目:リバーラ
前走 | フィリーズレビュー(阪神) 12着 |
---|---|
人気 | 10人気 |
騎手 | 石橋脩 |
脚質 | 先行 |
2歳デビューから3戦でファンタジーステークスを勝った素質馬ですが、阪神JFで大敗した以来全くいいところがありません。
ただし、いつも先行して粘れないタイプなので今回の距離短縮は確実にプラス。馬格が小さい馬なので、軽ハンデで出れることで一変する可能性を秘めています。穴候補筆頭ならこの馬です!
過去データではわからないキサラギの分析
危険な人気馬:
函館スプリントステークスの危険な人気馬は枠順確定後公開いたします。
キサラギの特注穴馬指名:
函館スプリントステークスの特注穴馬は枠順確定後公開いたします。
函館スプリントステークスのキサラギポイント:
函館スプリントステークスの特注穴馬は枠順確定後公開いたします。
2023年函館スプリントステークスまとめ
実力的にはトウシンマカオなんですが、3歳牝馬のリバーラ、4歳牝馬のウォーターナビレラが気になります。1番人気から紐荒れで高配当になるレースなので、この2頭は最低でも紐で流しておきたいところです。