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【ジャパンダートクラシック2024 予想】本命は「フォーエバーヤング」!展開予想、過去の傾向

更新日:
ジャパンダートクラシック

2024年10月2日(水)、大井競馬場でジャパンダートクラシック(JpnⅠ)が行われます。

3歳ダート三冠の最終戦。中央、地方ともに同世代トップクラスのダート馬たちが秋の大井競馬場に集結します。

主役は5月米G1のケンタッキーダービーで3着と健闘したフォーエバーヤング。昨年12月全日本2歳優駿以来の国内出走となり、大きな注目を集めています。

他にもダート三冠2冠目をねらう東京ダービー覇者のラムジェット。レパードSを制し、JpnⅠ初出走となるミッキーファイトなど豪華メンバーが集結しました。

最後の1冠も中央勢が勝つのか、もしくは地方が意地をみせるか。

見逃せない戦いが間もなく行われます。


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ジャパンダートクラシック2024の予想(本命・対抗・単穴・連下)

ジャパンダートクラシックの予想印

◎フォーエバーヤング
◯ミッキーファイト
▲ラムジェット
△サンライズジパング
△カシマエスパーダ
△サントノーレ

◎はフォーエバーヤング
海外帰りの状態面だけが懸念点でしたが、杞憂に終わりました。調教の動きは抜群です。
筋骨隆々の馬体から同年代離れしたフットワークをみせ、鞍上の手綱が激しく動くことはなくとも自ら加速。文句なしの出来にあります。

試練の最内枠を引きましたが、この馬はその困難でさえ乗り越えることが出来るでしょう。
この馬に本命をつけないのは、失礼に値すると思います。
それだけ、すごい馬です。

◯はミッキーファイト
最終追い切りは日本短距離ダート王、レモンポップを加えた3頭併せが行われました。
調教VTRを見ても分かる通り、馬体は3歳ながらレモンポップに引けを取らないスケールがあります。

動き自体はもちろん3歳らしく、まだまだ成長力を残した形になりました。それでも現段階で劣らない動きをみせているあたり、G1での馬券圏内が大きく期待出来ます。

今の大井の砂質は、馬場改修により時計がかかる舞台となりました。
これまで馬体重540キロ台で出走してきた同馬ですので、本領発揮が期待出来ます。

▲はラムジェット
サンライズジパングと大いに悩みましたが、実績を買ってこの馬を3番手に置きます。

調教の動きは前走から横ばい。もしくは少し下回ると評価してもいいかもしれません。

それでも、同舞台での好走経験は間違いなく今回にも繋がるでしょう。
東京ダービー馬として、恥ずかしくない競馬をみせてくれるはずです。

ジャパンダートクラシック2024の買い目

馬単流し1→3、4、6、10、12(5点)
枠単流し1→2、3、4、6、7(5点)
3連単フォーメーション1→4、10、12→3、4、6、10、12(12点)

出馬表

枠番馬番馬名性齢斤量騎手
11フォーエバーヤング牡357坂井瑠生
22フジユージーン牡357森泰斗
3カシマエスパーダ牡357田辺裕信
34ラムジェット牡357三浦皇成
5クニノトキメキ牡357今野忠成
46サントノーレ牡357笹川翼
7シンメデージー牡357吉原寛人
58ボンドボーイ牡357本田正重
9サトノエピック牡357横山和生
610ミッキーファイト牡357戸崎圭太
11ブラックバトラー牡357矢野貴之
712サンライズジパング牡357武豊
13ケンタッキースカイ牡357菅原涼太
814クルーミーズクライ牡357安藤洋一
15ポットロゴ牡357松山弘平

展開予想

内枠に入ったカシマエスパーダがメンバー随一の二の脚を発揮してハナへ。
スタートセンス抜群のサントノーレ、押して押してサトノエピックも先団へと続きます。

断然人気のフォーエバーヤングは最内枠から少し出負けして中団付近を追走するでしょう。

スタート後の直線が長いことから、多少ゲートを出遅れた馬もポジションを取りに行くことが出来ます。
各陣営の決断に注目が集まります。

2024年10月2日(水)、大井競馬場でジャパンダートクラシック(JpnⅠ)が行われます。

3歳ダート三冠の最終戦。中央、地方ともに同世代トップクラスのダート馬たちが秋の大井競馬場に集結します。

主役は5月米G1のケンタッキーダービーで3着と健闘したフォーエバーヤング。昨年12月全日本2歳優駿以来の国内出走となり、大きな注目を集めています。

他にもダート三冠2冠目をねらう東京ダービー覇者のラムジェット。レパードSを制し、JpnⅠ初出走となるミッキーファイトなど豪華メンバーが集結しました。

最後の1冠も中央勢が勝つのか、もしくは地方が意地をみせるか。

見逃せない戦いが間もなく行われます。

ジャパンダートクラシック2024年の注目馬情報

ジャパンダートクラシックの注目馬情報を詳しく解説していきます。

【中央馬】フォーエバーヤング

競走馬情報

性齢:牡3
所属 栗東 矢作芳人
馬主:藤田晋
父:リアルスティール
主な勝ち鞍:24年UAEダービー

日本のみならず、世界に視野を広げても世代トップクラスのダート馬です。

前走ケンタッキーダービーの直線での猛追は、日本の競馬ファンと関係者に大きな希望を与えました。

この馬の強さは、体にあります。

日本では、同世代のダート馬と比較しても明らかに筋肉量が違います。

ダートの本場、アメリカでもその馬体は引けを取っていなかったことからも、この馬の強さがわかります。

走り方も膝が高く上がりながらも、脚の回転が速いです。

手前を替えるスピードも、左右回りどちらも変わらずにスムーズ。久しぶりの右回りでも力は発揮できるでしょう。

差し馬の同馬。休み明けで流れについていけるかがカギになりますが、直線が長く外回りの大井競馬場であれば心配する必要もそこまでないでしょう。

堂々の主役です。

【中央馬】ラムジェット

競走馬情報

性齢:牡3
所属:栗東 佐々木晶
馬主:前田幸治
父:マジェスティックウォリアー
主な勝ち鞍:24年東京ダービー

新装した東京ダービー初の優勝馬。現在4連勝中で、こちらも中々の実力馬です。

幅広いレースセンスが持ち味で、これまでの勝ち方も様々です。

スピードが求められる東京ダート1600mでは差し切り。ユニコーンSは前半1000m1分1秒5のスローペースを後方からまくって勝利。差し馬ですが、前走東京ダービーは脚質を一転、先行して押し切りました。

テンがゆっくりで、レースに置いて行かれていくことがある同馬ですが、大井の2000mはスタート直後が直線で長いため、レース序盤で巻き返しが可能です。環境がこの馬の背中を押します。

また、脚の回転が速いことからも、新装して砂厚が深くなった大井競馬場の砂にも適性は高いと言えるでしょう。

2冠目の獲得に大きな期待がかかります。

【中央馬】ミッキーファイト

競走馬情報

性齢:牡3
所属:美浦 田中博康
馬主:野田みづき
父:ドレフォン
主な勝ち鞍:24年レパードS

フォーエバーヤングに引けを取らない馬体の持ち主です。

前走レパードSは着差こそわずかでしたが、直線での手応えは2着馬と大きく違いました。

馬柱を見ると2走前のユニコーンS3着が目につきます。

レースを見てない人からすると重賞では右回りへの対応力を危惧したり、先着したラムジェットやサトノエピックとの能力差があると考えてしまうかもしれません。それは違います。

同レースは内枠を引き、スタート後は馬群の外に出そうとしましたが、サトノエピックに壁を作られてしまいました。

その後も周りに壁を作ったままレースは進み、前半1000m1分1秒5のスローペースでエンジンを点火しきれないままゴールを迎えてしまいました。

今回の大井は直線が長く、JpnⅠのレースでペースも速くなることから、この馬の能力が発揮されやすい環境がそろったと言えます。

期待したい1頭です。

【中央馬】サンライズジパング

競走馬情報

性齢:牡3
所属:栗東 音無秀孝
馬主:ライフハウス
父:キズナ
主な勝ち鞍:24年不来方賞

昨年ホープフルSでも3着に入った芝・ダートの二刀流馬です。

芝では皐月賞、ダービーで結果を出すことが出来ませんでしたが、ダートでは3歳トップクラスの実力があると言えるかもしれません。

前走不来方賞は、昨年11月以来のダートとなりましたが圧勝しました。

芝で一線級の相手としのぎを削った結果か、昨年とは全く異なった姿になっています。

その前走の内容ですが、手前を替えないままの勝利でした。

直線はスピードが落ちることがなかったことからも、手前を替えていたらどうなっていたか分かりません。

走法をみても脚の回転が速く、膝もそこまで上げないことからも、大井の馬場に合うと想像できます。

また、今回のメンバーは人気になりそうな馬が差し馬に多いです。

先行馬の同馬は面白い存在になりそうです。

【地方馬】サントノーレ

競走馬情報

性齢:牡3
所属:大井 荒山勝徳
馬主:㈱ラ・メール
父:エピカリス
主な勝ち鞍:24年京浜盃

地方の雄が打倒中央に挑みます。

今年3月京浜盃は相手に中央勢がそろいましたが、2着馬に7馬身差の圧勝劇。1冠目の羽田盃にも大きな期待が持たれましたが、右膝を骨折。春のクラシックはお休みとなってしまいました。

怪我明けの復帰初戦となった9月戸塚記念は、楽な手応えで2着に6馬身差とこちらも圧勝。

状態万全のたたき2戦目、最後の一冠でどんな走りを見せるか期待大です。

ジャパンダートクラシック2024年 基本情報

今年、中央と地方の垣根を越えた3歳ダート三冠競走が創設。

4月羽田盃、6月東京ダービーと行われ、最後の1冠がこのジャパンダートクラシック(いずれも格付けはJpnⅠ)です。

羽田盃優勝馬のアマンテビアンコ(牡3、美浦、宮田)は残念ながら登録を回避しましたが、東京ダービー優勝のラムジェットが2冠目をかけて出走します。

1着馬の賞金は7000万円。さらに11月佐賀競馬場で行われるJBCクラシック(JpnⅠ、ダート2000m)の優先出走権が与えられます。

そのため中央勢、地方勢ともに実力がトップクラスの馬たちが集結します。

非常に注目度の高いレースと言えます。

ジャパンダートクラシックってどんなレース?

2023年までは毎年7月にジャパンダートダービーとして開催されていました。

条件はその時と変わらず、3歳限定の大井競馬場ダート2000mで行われます。

コースの詳細は以下の通りです。

世界唯一の左右両回りコースを誇る大井で、同レースは右回りを使用します。コーナーは4つ周回。内回り、外回りの2種類ある同競馬場で外回りを使用します。高低差はなく、平坦なコースです。

スタートは4角の入口。ゲートを出てから1角まで500m近く直線が続くことから、枠に関係なく先行馬がポジションをねらうことが出来ます。

また、向正面でも486mの直線があり、最後の直線も地方競馬最長の386mと長いことから、実力馬が力を発揮しやすいコース形態になっていると言えます。

予想に必要なデータ・過去の傾向

ここでは、ジャパンダートクラシックの過去の傾向など、予想に欠かせないデータを紹介していきます。

同レースは実施時期変更後初開催となるため、ここでは前身のジャパンダートダービーのデータを掲載します。

人気別成績

過去10年の人気別着順は以下の通りです。

人気1着2着3着4着
以下
連対率複勝率
1番人気322350%70%
2番人気211630%40%
3番人気023520%50%
4番人気240460%60%
5番人気101810%20%
6番人気以下213753.7%7.4%

1番人気は連対率、複勝率ともに50%を超えていますが、近5年では2勝のみ。

20年は単勝1.1倍と断然人気だったカフェファラオが7着に敗れています。

2、3番人気の連対率、複勝率もともに絶対的ではなく、数字上では上位人気馬が信頼できるとは言い難いデータです。

また、近年のトレンドとして6番人気以下の好走が挙げられます。

特にインパクトが大きいのは21年。12番人気単勝129.5倍のキャッスルトップが激走し、優勝を果たしました。

20年は6番人気ダノンファラオ、4番人気ダイメイコリーダ、8番人気キタノオクトパスの順で決着。1、2、3番人気がすべて5着以下に敗れ、3連単の払い戻しは77万730円の高配当となりました。

穴党にはたまらないレースとなるかもしれません。

枠順別成績

過去10年の枠順別着順は以下の通りです。

枠順1着 2着3着4着
以下
連対率複勝率
1枠100811%11%
2枠000100%0%
3枠10397%30%
4枠011175%10%
5枠1321321%31%
6枠3121420%30%
7枠201199%13%
8枠2511235%40%

圧倒的に外枠が有利。内枠は力を発揮しづらいデータが出ています。

特に大外枠は4年連続で連対中。しかも全頭1番人気ではありません。加えて5頭のうち4頭が4番人気以下と、人気以上に力を発揮できるレースだと言えます。

また、1、2枠で馬券圏内に入ったのは18年ルヴァンスレーヴの1頭のみ。同馬はその後3歳でG1チャンピオンズカップを制しているように、余程の能力馬ではない限りは馬券に入ってくることはないでしょう。

反対に内枠で連対するような馬が出てくれば、その後も楽しみだと言うことです。

所属別成績

過去10年の所属別着順は以下の通りです。

所属1着2着3着4着
以下
連対率複勝率
中央7984324%36%
地方312586%9%

中央勢が圧倒的な成績を残しています。

ダート三冠競争の1冠目羽田盃、2冠目東京ダービーの結果を見ても、地方勢で馬券圏内に入ったのは前者の3着フロインフォッサルのみ。

基本的には数字通り中央勢優勢と判断していいでしょう。

ですが、今レースは昨年覇者のミックファイアを筆頭に近5年で1年置きに地方馬が馬券圏内に激走しています(他19年3着ミューチャリー、21年1着キャッスルトップ)。

馬券的には1頭は地方勢が来るかもしれない。と考えるのが良いでしょう。

ジャパンダートクラシック 予想ポイント

出走予定馬、過去のデータを踏まえ、現時点での予想ポイントをお知らせします。

ポイント①断然主役の存在

やはり、フォーエバーヤングの存在は大きく抜けています。

ダート馬としてのポテンシャルがとにかく高く、欠点を見つけることの方が難しいです。

1つ、懸念点があるとすれば休み明けでの出来です。

海外帰りの馬は輸送や環境の変化から状態を落とす馬が多く存在します。

夏休みを挟んだのでそれが大きく影響することはないと思いますが、調教の動きは確認しましょう。

ポイント②人気を落とすであろう非クラシック路線の強豪たち

実力だけで言うならば、フォーエバーヤング、ダービー馬ラムジェットで席は2つ埋まっているでしょう。

残り1席の争奪戦はし烈です。

展開を考えると、強豪勢が差し馬ぞろいです。先行して流れを作ることが出来る馬にワンチャンスがあると思われます。

そこで挙げたいのがサンライズジパングです。

前走は衝撃の手前を替えずに勝利。楽に先行できることから、逃げても面白い1頭かと思われます。

走法も大井に合うでしょうし、期待が持てます。

また、ミッキーファイトは馬柱だけであれば他馬との比較で人気は落ちそうです。

そうなったら、馬券的に面白い存在になるでしょう。

舐めてはいけない1頭です。

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