紫苑ステークス2023予想無料公開!スタニングローズに続くのは?

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2023年9月9日中山競馬場では秋華賞トライアルの紫苑ステークスが開催されます。
昨年はこのレースを制したスタニングローズが秋華賞も制覇!2019年~2021年は3年連続で紫苑ステークス組が秋華賞2着に入っている注目レース。

西のローズステークスと並んで、このレースを制した馬が最も最後の1冠に近くなります。まあ、今年は怪物がいるので、よほどのことがない限り秋華賞は2着狙いになっちゃうでしょうが・・・・

このレースを制して怪物リバティアイランドに挑戦状を叩きつけるのはフラワーカップの勝ち馬エミューと予想します!

以上のポイントがわかるようになっています!5分程度で読み終える記事になりますので、是非馬券検討の参考にしてください!

紫苑ステークスとは

紫苑ステークス

中山競馬場芝1800mで行われる3歳牝馬のG3重賞です。
3着までの馬に秋華賞の優先出走権が付与されるので、春のクラシックで賞金を積み上げれなかった馬のリベンジマッチとして、そして夏の上り馬の最後のチャンスとして重要なレースになります。

過去7年で紫苑ステークスから秋華賞馬に輝いたのは3頭!
秋華賞での連対率を見ると、ローズステークスと並んでトップレベルのローテーション。
2019年からは4年連続で紫苑ステークス出走馬が秋華賞での連対を果たしています。
昨年のスタニングローズに続いて今年も紫苑ステークスから秋華賞を制覇する馬が誕生するか?

紫苑ステークスから秋華賞連対した馬

  • 2022年 1着 スタニングローズ  紫苑ステークス1着
  • 2021年 2着 ファインルージュ  紫苑ステークス1着
  • 2020年 2着 マジックキャッスル 紫苑ステークス4着
  • 2019年 2着 カレンブーケドール 紫苑ステークス3着
  • 2017年 1着 ディアドラ     紫苑ステークス2着
  • 2016年 1着 ヴィブロス     紫苑ステークス2着
  • 2016年 2着 パールコード    紫苑ステークス5着
  • 2014年 1着 ショウナンパンドラ 紫苑ステークス2着

中山芝1800mコースの特徴

スタート直後から緩やかな坂が続いており、外枠の馬が内に切れ込むためにはスタミナを消費する。そのため、圧倒的に内枠有利!

コーナー4つがあること、そして9月開催は野芝主体で高速決着になる傾向が強く、直線でも先行馬が残るケースが非常に多いです。

中山芝1800m産駒別ベスト5

順位 種牡馬 勝利数 勝率 単勝期待値 複勝期待値
1位 ドゥラメンテ 12勝 20.0% 155 103
2位 ディープインパクト 11勝 12.4% 62 64
3位 ロードカナロア 9勝 15.5% 61 55
4位 エピファネイア 7勝 10.3% 162 69
5位 ルーラーシップ 4勝 6.5% 36 87

ドゥラメンテがディープを抑えて1位になっています。
単勝期待値を見ると、人気馬はディープ、ドゥラメンテ産駒は人気薄での活躍が期待できます。

昨年はドゥラメンテ産駒が2頭出走して、サウンドビバーチェが2着の成績を残しています。

2022年の紫苑ステークスプレイバック

1番人気のスタニングローズは大外枠。
しかし、スピードの違いは一目瞭然!楽に先団につけた後は3番手でレースをすすめました。4角ではインをとり、同枠のサウンドビバーチェとの叩きあい!最後は力で競り落として、秋華賞馬の出走を確定させました。。

キサラギの予想※9/8更新

紫苑ステークス2023の予想

  • ◎エミュー
  • 〇ヒップホップソウル
  • ▲キミノナハマリア
  • △ニシノコウフク
  • △グランベルナデッド

最終予想は枠順確定後に公開いたします!

出走予定馬と想定オッズ

2023年9月7日12時時点の出走予定馬

馬名 性齢 斤量 騎手 単勝オッズ 人気
ヒップホップソウル 牝3 54.0 横山武 4.3 1人気
グランベルナデッド 牝3 54.0 松山 4.6 2人気
キミノナハマリア 牝3 54.0 ルメール 10.3 5人気
モリアーナ 牝3 54.0 横山典 5.7 3人気
ソレイユヴィータ 牝3 54.0 西村淳 10.5 6人気
エミュー 牝3 54.0 デムーロ 8.7 4人気
アップトゥミー 牝3 54.0 田辺 11.6 7人気
ミシシッピテソーロ 牝3 54.0 石川 25.0 8人気
ミタマ 牝3 54.0 松若 35.4 9人気
フィールザオーラ 牝3 54.0 三浦皇 39.7 10人気
マーゴットミニモ 牝3 54.0 吉田豊 42.0 11人気
アマイ 牝3 54.0 佐々木 54.4 12人気
シランケド 牝3 54.0 国分恭 59.4 13人気
ダルエスサラーム 牝3 54.0 坂井瑠 75.2 14人気
フルール 牝3 54.0 石橋脩 97.3 15人気

過去7年の傾向をデータ分析

分析画面

過去7年で万馬券1回だけ!馬連10倍以下が50%と固いレース

【過去7年の馬券配当傾向】

馬連平均配当 3連複平均配当 3連単平均配当 馬連最高配当 3連単最高配当
3,060円 8,980円 46,270円 13,320円 147,440円

馬連配当30倍はまあまあかなって感じですが、2020年のマルターズディオサ、パラスアテナで決まった130倍の万馬券が平均配当を押し上げているだけで、実際の配当は10倍~20倍が多い固めのレースです。

高配当を狙って3連系にチャレンジしても、ほぼ人気通りで決まることが多いのでコスパが悪いです。

こういったレースは、人気サイドの馬1頭を軸にした3連複馬券が一番当てやすい!

連対率70%でも1番人気は3年連続不振

【紫苑ステークス飛んだ1番人気馬】

年度 馬名 性齢 斤量 騎手 前走
2021年 エクランドール 牝3 54.0㎏ ルメール 3歳1勝クラス(東京) 1着
2020年 スカイグルーヴ 牝3 54.0㎏ 戸崎圭 フローラステークス(東京) 5着
2019年 カレンブーケドール 牝3 54.0㎏ 津村 オークス(東京) 2着

過去7年で3頭の1番人気馬が連を外しています。昨年のスタニングローズが勝つまでは2019年~2021年まで3年連続で1番人気馬が飛んでいるレースでしたが、もともとは1番人気馬が期待通りに走るレースでした。

1番人気で飛んだ馬の共通点は未勝利戦以上のクラスで中山競馬場の勝ちがないことです。未勝利戦なら力の違いで勝てるものの、その上のクラスになると中山の坂に対応できない馬は勝つことが難しくなります。

中山での好走経験そして中山のコース適正が不明な馬が穴

過去10年で4頭の人気薄が連対!二桁人気でも好走していることい注意!

【5番人気以下で連対した4頭】

年度 馬名 性齢 斤量 騎手 人気 前走
2020年 マルターズディオサ 牝3 54.0㎏ 田辺 5人気 オークス(東京) 10着
2020年 パラスアテナ 牝3 54.0㎏ 武豊 10人気 ラジオNIKKEI賞(福島) 10着
2019年 フェアリーポルカ 牝3 54.0㎏ 三浦 6番人気 オークス(東京) 16着
2017年 カリビアンゴールド 牝3 54.0㎏ 田中勝 6番人気 かもめ島特別(函館) 2着

前走はオークス大敗組が多いです。距離2400が長かった馬、夏の休養時期に成長した馬がここで巻き返しを図るケースが多いです。

あとは、中山という特殊なコースを得意としている馬はやはり強い。勝った馬は1勝クラス以上で中山競馬場の勝利経験があります。

もう一つのケースは、中山初出走で得意不得意がわからない場合。
パラスアテナは新馬で中山を走って2着でしたが、これはダートでした。中山芝コースは紫苑ステークスが初めてだったので、コース適正がプラスに出たといえるでしょう。

4コーナーでインを取れる馬が勝つ!外枠でも騎手の腕が重要

【枠番別勝利数】

枠番 勝利数
1枠 0勝
2枠 0勝
3枠 0勝
4枠 0勝
5枠 1勝
6枠 1勝
7枠 1勝
8枠 4勝

1枠、2枠は全滅。6枠より外が80%と完全に外有利!
昨年2022年は8枠同士で決まっています。

中山コースは内枠有利なのが定説ですが、紫苑ステークスは3着までの馬に秋華賞の優先出走権が出るので、先行して3着までに残りたいという人気薄が前半でやりあったあげく
外枠に差されるケースが非常に多いです。

オークス出走馬中心!成績上位よりも大敗馬に注目せよ

【前走ローテ別勝利数】

ランク 前走 勝利数
S オークス 4勝
B 3歳1勝クラス 1勝
B HTB賞 1勝
B フローラステークス 1勝

春のクラシックに出走した馬はやはり1ランク上ですね。
オークス出走経験のある馬が4勝と圧倒的。過去7年でオークス出走馬が1頭も3着以内に入らなかったのは2017年だけなので、中心はオークスからの馬になります。

ただし、着順は不問。

秋華賞連対馬のオークス成績

  • 2022年 スタニングローズ オークス2着
  • 2021年 ファインルージュ オークス11着
  • 2021年 スルーセブンシーズ オークス9着
  • 2020年 マルターズディオサ オークス10着
  • 2019年 フェアリーポルカ  オークス16着
  • 2018年 マウレア      オークス5着
  • 2016年 ビッシュ      オークス3着

過去オークスからの出走で連対した7頭で、オークス3着以内だったのは2頭だけ、掲示板にのったのも3頭しかいません。

ほとんどが大敗している馬なので、オークスでの着順は完全に無視していいでしょう。

紫苑ステークス2023の注目馬3頭

  • ヒップホップソウル
  • モリアーナ
  • エミュー

注目馬1頭目:ヒップホップソウル

ヒップホップソウル

前走 オークス(東京) 6着
人気 2人気
騎手 津村
脚質 先行

新馬からマイル路線で使われていましたが、フラワー賞から一変。
やはりキタサンブラック産駒らしく中距離適正が高いと見ています。
オークスでは初の一戦級メンバーと戦い6着と健闘。

高速決着の中山でも流れに対応できれば、確実に上位が狙えます。
フラワーカップ2着の実績しかないので、秋華賞に出るにはどうしても3着以内が必要!
G1では鞍上が不安ですが、G3なら津村騎手でも大丈夫でしょう。

キサラギの本命馬です。

注目馬2頭目:モリアーナ

モリアーナ

前走 NHKマイル(東京) 6着
人気 3人気
騎手 横山典
脚質 差し

前走のNHKマイルではデビュー以来コンビを組んでいた武藤雅騎手から横山典騎手へ鞍上を変更し、最後の直線に賭けましたが、新馬戦で見せたような33秒台の脚は不発に終わり6着。

それでも5着は大健闘と言えるでしょう。マイル戦で戦うなら切れがイマイチ。夏の休養でデビュー当時の切れが戻っているならば、面白い存在にはなりますが、中山では買いにくい馬です。

注目馬3頭目:エミュー

エミュー

前走 オークス(東京) 13着
人気 7人気
騎手 デムーロ
脚質 差し

オークスの大敗は距離の壁でしょうね~。ハービンジャー産駒だから東京競馬場が合わなかったという可能性は低い。
今回は2戦2勝の中山1800m戦。穴人気になるので、当日は5番人気くらいまで上がるんじゃないかと思っています。

春は馬がまだ幼く、ゲートも下手でしたが夏を超えてどれだけ大人になっているかですね。出遅れ癖がある馬にスタート苦手なデムーロ騎手ですから、マイナス×マイナスでプラスに転じてくれることを祈るしかありません。

フラワーカップでは、今回1番人気のヒップホップソウルに上りタイムで0.6秒も差をつけての差し切りなので、中山の坂は超得意ってことでしょう。馬場がしぶればもっといい!

本番では??って感じですが、前哨戦ならばこの馬軸でいけます!
キサラギの本命馬です。

過去データではわからないキサラギの分析

kisaragi

危険な人気馬:モリアーナ

フラワーカップ3着以来、凡走が続いていますが、それでも3番人気くらい。横山典騎手が騎乗するので、前に行くなら面白い存在になりますが、枠次第でしょう。ニシノコウフクよりもテンは遅いので、逃げることはできず2~3番手といったところ、中山の急坂が初めてなので、そこで失速する可能性は高いです。

キサラギの特注穴馬指名:ニシノコウフク

前走までの実績だけ見たら、かなり足りない感が強いですが、実力馬がすべて中団以降に待機しそうな今年の紫苑ステークスでは逃げ先行馬が穴!前走の北海道での走りを見ると、スタートさえよければこの馬が逃げる可能性が高いです。永野騎手で内枠発走ならば確実に2番手より前、外枠なら逃げるでしょう。

紫苑ステークスのキサラギポイント:オークス大敗馬のどれが来るか?

人気になるのはオークスで6着のヒップホップソウル。んー掲示板を外しているのにここまで人気になるのか?って感じ。
鞍上の津村騎手も重賞では不安要素ですが、モリアーナよりは上に来ると見ているので危険な人気馬にはしませんでした。

過去データから有力なのは、オークスで大敗している馬達
本命にしているエミューはオークス13着、ルメール騎乗のキミノナハマリアは最下位。そしてヒップホップソウルの6着。
この3頭の中ではやはり中山得意のエミュー。ここから2頭は抑えておくべき。

2023年紫苑ステークスまとめ

昨年はスタニングローズだけではなく、3着のライラックもかなりの逸材でした。
今年は昨年に比べるとメンバーのスケールはそれほど大きくない。こういう紫苑ステークスは荒れます!
エミューの中山適正を信じて、さらに人気薄へ流します!
ヒップホップソウルとグランベルナデッドの2頭は人気でも押さえで!

最終予想は枠順確定後に公開いたします。

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