神戸新聞杯2023年予想を無料公開！難解なレースを勝ち切る！

2023年9月24日阪神競馬場では菊花賞トライアルの神戸新聞杯が開催されます。昨年はダービー9着のジャスティンパレスと12番人気のヤマニンゼストで300倍の大波乱！

過去10年で初めての万馬券でした。

基本的に固いレースが多い神戸新聞杯は昨年のような大波乱が続くとは考えにくいと思っていましたが
ダービー4着のべラジオオペラが夏負けのため秋全休しこのレース回避。これで本命不在の大混戦になりました。

マジで難解なレース。今年一番かも・・・

その難解なメンバーの中でキサラギが本命にするのは、ナイトインロンドン！

初の重賞挑戦ですが、この馬の長距離向きの血統は魅力。ここで勝ち切れなかったとしても、本番の菊花賞そして来年の天皇賞春まで追いかけてもいいかなと思います。

この記事を読むと分かること

以上のポイントがわかるようになっています！5分程度で読み終える記事になりますので、是非馬券検討の参考にしてください！

神戸新聞杯とは

阪神競馬場で開催される芝2400ｍの3歳重賞です。
東のセントライト記念同様、西の菊花賞トライアルレースとなっており、上位3着までの馬に菊花賞の優先出走権が付与されます。

2020年～2022年までは京都競馬場の改装工事のため、中京競馬場2200ｍでレースが行われていましたが、今年から阪神競馬場2400ｍに戻ります。

昨年はセントライト記念組のアスクビクターモアが菊花賞を制しましたが、神戸新聞杯3着のボルドグフーシュが2着！神戸新聞杯組は過去10年で6頭が菊花賞馬に輝いており、菊花賞本番の行方を占う重要なレースとなっています。

阪神芝2400ｍコースの特徴

コース1週の間に急坂が2ヶ所。直線の距離は長いですが途中に中山競馬場に次ぐ急坂が待ち受けており、ここが勝負のしかけどころとなる上り競馬になる展開が多いです。

直線まではゆっくりとしたペースで流れるので、レースの流れについていけない馬は少なく、最後の直線で瞬発力を生かせる馬がこのコースの勝者となります。

2022年の神戸新聞杯プレイバック

1勝クラスを勝ったばかりのパラレルヴィジョンが1番人気。この時点で大波乱の予感はありました。レースは緩い流れで、最後の直線はヨーイドンの上り競馬、ポジションがよかったジャスティンパレスがそのまま押し切ったレース。1頭だけ大外をすごい脚で駆け上がってきたボルドグフーシュはモノが違う印象！やはり菊では上位に来ましたね。

キサラギの予想※9/21更新

神戸新聞杯2023の予想

• ◎ナイトインロンドン
• 〇ハーツコンチェルト
• ▲シーズンリッチ
• △ファントムシーフ
• △サトノグランツ

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出走予定馬と想定オッズ

2023年9月21日12時時点の出走予定馬

馬名	性齢	斤量	騎手	単勝オッズ	人気
ファントムシーフ	牡3	56.0	武豊	–	–
シーズンリッチ	牡3	56.0	角田河	–	–
ナイトインロンドン	牡3	56.0	和田竜	–	–
マイネルラウレア	牡3	56.0	横山武	–	–
ハーツコンチェルト	牡3	56.0	松山	–	–
ロードデルレイ	牡3	56.0	坂井瑠	–	–
ショウナンバシット	牡3	56.0	デムーロ	–	–
サスツルギ	牡3	56.0	北村宏	–	–
スマートファントム	牡3	56.0	岩田望	–	–
ビキニボーイ	牡3	56.0	松若	–	–
パールデュヴァン	牡3	56.0	古川吉	–	–

過去10年の傾向をデータ分析

過去10年で万馬券1回だけ！馬連10倍以下が50％と固いレース

【過去10年の馬券配当傾向】

馬連平均配当	3連複平均配当	3連単平均配当	馬連最高配当	3連単最高配当
4,900円	14,770円	71,160円	37,540円	453,670円

馬連平均配当50倍は、かなり高配当？
実際は昨年2022年に370倍の大波乱があり、その1年だけで平均配当を押し上げています。2022年の万馬券を外して計算すると、馬連の平均配当は12倍程度。

過去10年のうち5回が馬連10倍以下の決着なので、ここは人気サイドの馬連で点数を絞っての勝負がベストでしょう。

1番人気の連対率は70％！ダービー最先着じゃない馬は危険

1番人気の連対率が70％と神戸新聞杯では実力通りに力を発揮します！飛んだ1番人気馬について共通点を探ってみましょう。

【神戸新聞杯飛んだ1番人気馬】

年度	馬名	性齢	斤量	騎手	前走
2022年	パラレルヴィジョン	牡3	56.0㎏	ルメール	3歳1勝クラス（東京）　1着
2021年	ワンダフルタウン	牡3	56.0㎏	和田竜	日本ダービー（東京）　10着
2018年	エポカドーロ	牡3	56.0㎏	戸崎圭	日本ダービー（東京）　3着

過去10年で連対できなかった1番人気馬は3頭しかいません。
2022年のパラレルヴィジョンは完全にルメール人気。実績のない2勝クラスの馬が1番人気になることがおかしいですね～

他の2頭はダービーからの出走ですが、共通点は出走馬中でダービー最先着ではないことですね。

超人気薄の激走は期待できず！穴狙いでも6番人気まで

馬連10倍以下が多いわりには、5番人気以下が2着に入ることが多いです。ただし1番人気からの馬連がものすごく売れているので5～6番人気との馬券でも20倍もいかないことが多いです。

【8番人気以下で連対した4頭】

年度	馬名	性齢	斤量	騎手	人気	前走
2022年	ジャスティンパレス	牡3	56.0㎏	鮫島駿	5人気	ダービー（東京）　9着
2022年	ヤマニンゼスト	牡3	56.0㎏	武豊	12人気	藻石山特別（札幌）　6着
2016年	ミッキーロケット	牡3	56.0㎏	和田竜	6番人気	HTB賞（札幌）　1着
2014年	サウンズオブアース	牡3	56.0㎏	藤岡佑	8番人気	日本ダービー（東京）　11着
2013年	マジェスティハーツ	牡3	56.0㎏	森一	7番人気	長久手特別（中京）　1着

ダービー2桁着順の馬でも5～6番人気になるレースなので、穴を狙うなら条件戦を勝ち上がったばかりの馬。昨年のヤマニンゼストは前走の特別戦で掲示板からも外れる大敗を喫していますが、札幌の洋芝適正がなかった馬が阪神や京都で見違えるように走る場合があるので、北海道組が穴候補の筆頭になります。

ダービー最先着馬が実力通りに走るレース

過去10年のデータを見るとダービー最先着馬が好走しています。
ダービー馬で連を外したのは1頭だけ！

年度	ダービー最先着馬	ダービー順位	神戸新聞杯人気	神戸新聞杯着順
2022年	プラダリア	5着	2人気	14着
2021年	シャフリヤール	1着	1人気	4着
2020年	コントレイル	1着	1人気	1着
2019年	ヴェロックス	3着	2人気	2着
2018年	ワグネリアン	1着	2人気	1着
2017年	レイデオロ	1着	1人気	1着
2016年	サトノダイヤモンド	2着	1人気	1着
2015年	リアルスティール	4着	1人気	2着
2014年	ワンアンドオンリー	1着	1人気	1着
2013年	エピファネイア	2着	1人気	1着

過去10年でダービー馬が4頭出走し、シャフリヤール以外は全て勝利！
ダービー最先着の馬も好走する傾向が高く、過去10年で連対できなかったのは2022年のプラダリアと2021年のシャフリヤールの2頭だけです。

2022年、2021年ともにダービーの着順が次点の馬が連対。
2022年はジャスティンパレス、2021年はステラヴェローチェが連対しています。

外枠は消し！よほど力が抜けていない限り勝つことは難しい

【枠番別勝利数】

枠番	勝利数
1枠	0勝
2枠	0勝
3枠	3勝
4枠	1勝
5枠	3勝
6枠	1勝
7枠	0勝
8枠	2勝

阪神開催の枠順データを見ると
比較的内枠が優勢っぽいように見えます。

データでは過去10年で2回8枠の馬が勝利していますが
2012年のゴールドシップと2017年のサトノダイヤモンドという
圧倒的な1番人気馬ですから、よほど能力が抜けていない限り外枠は厳しいと考えていいでしょう。

神戸新聞杯2023の注目馬3頭

• ハーツコンチェルト
• ファントムシーフ
• シーズンリッチ

注目馬1頭目：ハーツコンチェルト

前走	日本ダービー（東京）　3着
人気	2人気
騎手	松山
脚質	差し

新馬戦で8馬身差の圧勝劇！クラシック最有力候補と期待されたものの、その後は思ったような競馬ができず日本ダービーにはギリギリ間に合った感じ。そのダービーではスローペースの中追い込みを決めて3着に入着。

この夏の成長次第では、世代トップクラスに返り咲く可能性もある馬です。鞍上の松山騎手はトライアルをキッチリ決めてくる騎手なので、無理に勝とうとせずに2着、3着の可能性もあり。大外枠じゃなければ買わなければダメな馬ですね。

注目馬2頭目：ファントムシーフ

前走	日本ダービー（東京）　6着
人気	1人気
騎手	ルメール
脚質	先行

皐月賞3着馬。スピードあるので先行して押し切りたかったダービーは残念ながら出遅れで大敗。ハービンジャー産駒なので、2400は距離が少し長かった可能性もあり。

道悪もマイナスにならないタイプなので当日の馬場次第ではこちらを本命にする可能性ありです。

注目馬3頭目：シーズンリッチ

前走	日本ダービー（東京）　7着
人気	3人気
騎手	戸崎圭
脚質	先行

毎日杯では角田河騎手へ初重賞をプレゼント。ダービーは距離が問題ではなく展開が向かなかっただけでしょう。トゥラメンテ×ハーツクライの血統は菊でも十分距離をこなせそう。今回は叩きでの出走だと思いますが、菊の本番でも買いたい馬です。キサラギの本命馬です

過去データではわからないキサラギの分析

危険な人気馬：ファントムシーフ

皐月賞よりもダービーで着順を落とした馬はここではあまり買いたくない。ダービーの敗因は出遅れですが、最近の武騎手で追い込みの成績が今一つなので信用できません。一応、△で押さえますが軸にするのは危険。

キサラギの特注穴馬指名：ナイトインロンドン

まだ条件下を卒業したばかりで初のOP挑戦ですが、父系はディープと英ダービーを勝ったドクターデヴィアズ。母系の祖父はメジロマックイーン、ジャパンカップ3着のカコイーシーズが入っている長距離血統。

ディープ系のスピードもあるので、2400以上のレースは滅法強そう。初めての重賞なので今までとは違った速い流れに戸惑うかもしれませんが、ここで権利を取れるようなら本番では本命にしたい馬です。

神戸新聞杯のキサラギポイント：

春の実績馬と夏の上り馬の対決。
夏の上り馬で勝負になりそうなのはナイトインロンドンだけなので
ナイトインロンドン対ダービー組の戦いです。

2023年神戸新聞杯まとめ

本命はナイトインロンドン。
前日で4番人気とかなり人気になっていますが、この馬は強い！
初の重賞でどこまで強い相手に向かっていけるかが勝負どころ。
7枠というのも、揉まれずにいけるのでこの馬にとっては好都合！
和田騎手の手綱にかかっています。