2023年4月30日京都競馬場では第166回天皇賞(春)が開催されます。
菊花賞1・2着馬、そして昨年の覇者タイトルホルダー。4頭に人気が集中して馬券的にはつまらないと思ってる方も多いでしょう。
しかし、出走する馬全てが京都初コース。順当に人気通りとはいかないと見ています。キタサンブラックから万馬券が出たときのように超人気薄が2着に絡む可能性はあります。
ただし本命はもちろんタイトルホルダー!
アクシデントがない限り、ここは確勝級でしょう!
さすがに日経賞の走りを見たら、軸にせざるを得ません。他の人気3頭から1頭だけ選んで馬単1点。
そして超人気薄4頭をタイトルホルダーから流す作戦で天皇賞春を勝ちます!
この記事を読むと分かること
以上のポイントがわかるようになっています!5分程度で読み終える記事になりますので、是非馬券検討の参考にしてください!
天皇賞(春)とは
京都競馬場で行われる3200mの長距離G1レース。ダービー、天皇賞秋に次いで3番目に歴史があるG1レースです。
3000mを超えるG1は菊花賞と天皇賞春だけなので、菊花賞で実績を残した馬がここでも強いですね。春の天皇賞と秋の天皇賞を制覇した馬は天皇賞完全制覇になりますが、近年は中距離、長距離の路線分けが完全に確立されていてキタサンブラック以来、春秋天皇賞連覇馬は出ていません。
今年はタイトルホルダーの連覇がかかっています。
天皇賞春連覇馬
- 2019-2020年 フィエールマン
- 2016-2017年 キタサンブラック
- 2013-2014年 フェノーメノ
- 2000-2001年 テイエムオペラオー
- 1991-1992年 メジロマックイーン
史上初の連覇を果たしたのがメジロマックイーン、そして10年後にテイエムオペラオーが連覇達成とかなり時間が開きましたが、菊花賞同様、天皇賞春を目標にする馬が年々減っており、この10年で3頭の馬が連覇を達成しています。
今年のタイトルホルダーが6頭目の天皇賞連覇を達成するのはほぼ間違いないと見ています。
2022年の天皇賞(春)プレイバック
スタート直後、シルヴァーソニックが落馬して
タイトルホルダーが逃げる展開。
当然、捕まえにいく馬はいないのでマイペース。
この流れならば、もうどうにもなりませんね。
前目につけたディープボンドが直線で伸びてきましたが、タイトルホルダーとの差は
7馬身。3000mを超えるレースでこの馬にかなう馬はしばらく出てこないでしょう。
天皇賞春2023キサラギの予想※4/29更新
天皇賞春2023の予想
- ◎タイトルホルダー
- 〇アスクビクターモア
- ▲ブレークアップ
- △アフリカンゴールド
- △ヒュミドール
- △サンレイポケット
天皇賞2023予想解説
天皇賞の注目は昨年2022年度の覇者タイトルホルダーの連覇!
まあ、日経賞の走りっぷりを見たら正直、この馬に勝てる馬っているの?級強さでした。
ここに挑戦状を叩きつけるのが昨年の菊花賞馬アスクビクターモアだったはず。
日経賞は出遅れがあったとは言え、タイトルホルダーの差を見せつけられてしましました。
あそこからの逆転はない!と見ています。
阪神大賞典組のディープボンド、ボルドグフーシュ、ジャスティンスカイ、そしてアスクビクターモアが2着候補この4頭をタイトルホルダーから全て流したらマイナスになりそうなので、キサラギは4頭のうち1頭を選んで他は穴馬に流します。
天皇賞の無料予想が貰える『うまマル!』も利用しましょう!
買い目 | レース | 券種 | 点数/購入金額 | 的中金額 |
---|---|---|---|---|
3月26日高松宮記念 | 三連単 | 24点200円 | 1,336,560円 | |
3月26日マーチステークス | 三連単 | 10点500円 | 430,700円 | |
3月18日ファルコンステークス | 三連単 | 24点200円 | 1,665,900円 | |
3月18日フラワーカップ | 三連単 | 16点300円 | 238,470円 |
今週開催の天皇賞に勝つなら、今月絶好調のうまマル!が一番おすすめです!
大波乱だったG1レース高松宮記念を三連単で総額120万円を超える超高額的中が起こりました!
これは有料情報の結果となりますが、今週はなんと!無料で『天皇賞』の予想が貰えます!
ご自分の予想と合わせて高額勝利を手中に収めましょう!
合わせて読みたい今週のレース記事
今週は天皇賞のほかに青葉賞が開催予定です。
高松宮記念を見事的中させたキララギの予想をチェックしてください!
出走予定馬と想定オッズ
2023年4月29日17時時点の出走予定馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 単勝オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
タイトルホルダー | 牡5 | 58.0 | 横山和 | 2.3 | 1人気 |
アスクビクターモア | 牡4 | 58.0 | 横山武 | 9.6 | 4人気 |
ボルドグフーシュ | 牡4 | 58.0 | 川田 | 5.4 | 3人気 |
ディープボンド | 牡6 | 58.0 | 和田竜 | 45.8 | 9人気 |
ジャスティンパレス | 牡4 | 58.0 | ルメール | 4.7 | 2人気 |
シルヴァーソニック | 牡7 | 58.0 | レーン | 10.5 | 5人気 |
ヒュミドール | セ7 | 58.0 | 武豊 | 124.1 | 13人気 |
マテンロウレオ | 牡4 | 58.0 | 横山典 | 20.2 | 6人気 |
ディープモンスター | 牡5 | 58.0 | 浜中 | 45.8 | 9人気 |
ディアスティマ | 牡6 | 58.0 | 北村友 | 61.0 | 10人気 |
ブレークアップ | 牡5 | 58.0 | 松山 | 38.9 | 8人気 |
サンレイポケット | 牡8 | 58.0 | デムーロ | 75.1 | 11人気 |
アイアンバローズ | 牡6 | 58.0 | 坂井瑠 | 90.2 | 12人気 |
エンドロール | 牡4 | 58.0 | 永野 | 137.2 | 14人気 |
アフリカンゴールド | セ8 | 58.0 | 国分恭 | 219.3 | 15人気 |
メロディレーン | 牝7 | 56.0 | 幸 | 336.5 | 17人気 |
トーセンカンビーナ | 牡7 | 58.0 | 岩田望 | 233.8 | 16人気 |
過去10年の傾向をデータ分析
天皇賞(春)2023の傾向
阪神開催はガチ馬券で終了!波乱の京都コースは高配当が狙える
阪神開催の天皇賞春はガチガチの銀行馬券でしたが、京都開催は波乱の年もあります。
【過去10年の馬券配当傾向】
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
---|---|---|---|---|
4,250円 | 18,630円 | 94,020 | 20,160円 | 242,730円 |
阪神開催の2021年、2020年ともに馬連配当は10倍を切る超銀行馬券でした。
しかし、過去10年の配当を見ると馬連平均配当は40倍とかなりの高配当。万馬券は過去10年で1度しか出ていませんが、キタサンブラックからの200倍!
3着に人気薄が突っ込んでくることが多く、3連複、3連単は高配当になる傾向が強いので、穴狙いならば3着人気薄軸の3連系かワイド勝負ですね。
1番人気の連対率60%だが近5年の成績は100%連対
天皇賞春は固いというイメージは本当に最近できたもの、2017年から6年連続で1番人気が連対していますが、その前の4年は1番人気が全て飛んでいます。
【過去10年で飛んだ1番人気馬】
年度 | 馬名 | 騎手 | 単勝オッズ | 前走 |
---|---|---|---|---|
2016年 | ゴールドアクター | 吉田隼 | 3.6倍 | 日経賞 1着 |
2015年 | キズナ | 武豊 | 2.4倍 | 産経大阪杯 2着 |
2014年 | キズナ | 武豊 | 1.7倍 | 産経大阪杯 1着 |
2013年 | ゴールドシップ | 内田博 | 1.3倍 | 阪神大賞典 1着 |
2013年のゴールドシップの超絶出遅れは有名ですねw
2014年、2015年はダービー馬キズナ、2016年は有馬記念馬のゴールドアクターが人気に応えられず連を外しています。
ゴールドシップは参考外として、ゴールドアクターもキズナも菊花賞のタイトルをもっていない馬。やはり天皇賞春は菊花賞での連対が最低条件になるかもしれません。
そうなると、勝ち馬に絞られるのは
タイトルホルダー、アスクビクターモア、ボルドグフーシュ、ディープボンドこの4頭になります。
近5年で勝利しているのは全て菊花賞馬なので、タイトルホルダーかアスクビクターモアかどちらかが今年の天皇賞春を制する可能性が一番高いでしょうね。
阪神大賞典、日経賞で掲示板入賞の馬は穴馬候補に入れる
【10番人気以下で3着以内に入った4頭】
年度 | 馬名 | 騎手 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|
2020年 | スティッフィリオ | 北村友 | 11人気 | 日経賞 3着 |
2016年 | カレンミロティック | 池添 | 13人気 | 阪神大賞典 6着 |
2015年 | カレンミロティック | 蛯名 | 10番人気 | 阪神大賞典 4着 |
2014年 | ホッコーブレーヴ | 田辺 | 12人気 | 日経賞 2着 |
前走で阪神大賞典、日経賞といった前哨戦で掲示板内に入った馬が穴馬となっています。今年の穴馬候補を見ると
日経賞
- 2着 ボッケリーニ
- 3着 ディアスティマ
- 4着 ライラック
- 5着 マカオンドール
阪神大賞典
- 3着 ブレークアップ
- 4着 アフリカンゴールド
日経賞2着のボッケリーニと阪神大賞典3着のブレークアップ。
そして最大の穴馬が阪神大賞典4着のアフリカンゴールドといったところでしょう。
逃げ先行タイプが内枠に入ったら穴になる可能性高い
【枠番別勝利数】
枠番 | 勝利数 |
---|---|
1枠 | 4勝 |
2枠 | 1勝 |
3枠 | 1勝 |
4枠 | 1勝 |
5枠 | 0勝 |
6枠 | 1勝 |
7枠 | 1勝 |
8枠 | 1勝 |
長丁場の3200m戦なので、外枠の馬でも先行馬ならばすんなりインを取れるのでそれほど大きな不利はありませんが、やはり内枠の先行馬は有利ですね~
勝ち馬の40%が1枠の馬なので、アフリカンゴールドとかが1枠引いたら非常に面白い天皇賞春になると思います。
近5年は日経賞からのローテが圧倒的に優勢
【ローテーション別勝利数】
ランク | 前走レース | 勝利数 |
---|---|---|
S | 日経賞 | 4勝 |
A | 阪神大賞典 | 2勝 |
A | 産経大阪杯 | 2勝 |
B | 有馬記念 | 1勝 |
B | AJCC | 1勝 |
日経賞組対阪神大賞典組の構図は変わりませんが、ここ数年を見ると
完全に日経賞からの出走馬が優勢。
2021年のワールドプレミア、2022年のタイトルホルダーと日経賞組が2連勝中です。
阪神大賞典からの出走馬で最後に勝ったのは2017年のレインボーライン。その後は
最高成績でディープボンドの2着が2回あるのみで、勝ちはありません。
今年はタイトルホルダー以外は、阪神大賞典の方がメンツが揃っているように見えますが・・・・
天皇賞(春)2023の注目馬3頭
- タイトルホルダー
- ボルドグフーシュ
- アスクビクターモア
注目馬1頭目:タイトルホルダー
前走 | 日経賞(中山) 1着 |
---|---|
人気 | 1人気 |
騎手 | 横山和 |
脚質 | 先行 |
日経賞では菊花賞馬アスクビクターモアと人気を分け合いましたが、終わってみれば2着に8馬身差をつける圧勝劇。
昨年も思ったのですが、日経賞でこれだけ圧勝する馬がなんで有馬記念を勝てないのか?不思議で仕方ありません。
阪神大賞典のメンバーとは、ディープボンド以外全て初対戦となりますが、前走を見る限りタイトルホルダーを脅かす存在はいないと断言できます!
絶対的な人気馬ですが、この馬を買わなければ当たらない!
キサラギ超自信の本命馬にしています。
注目馬2頭目:ボルドグフーシュ
前走 | 阪神大賞典(阪神) 2着 |
---|---|
人気 | 2人気 |
騎手 | 川田 |
脚質 | 追い込み |
阪神大賞典では2着。
いつもより前で競馬を進めた分、最後のキレが生かせなかったようです。
しかし、本番では追い込みが効く京都なのでいつも通り後ろからの競馬になるでしょう。
菊花賞の脚が出せれば、脅威の存在となりますが、アスクビクターモアを基準にしてみると、昨年の菊花賞のレベル自体にも疑問があります。
一応、押さえますがタイトルホルダーにはかなわないと見ています。
注目馬3頭目:アスクビクターモア
前走 | 日経賞(中山) 1着 |
---|---|
人気 | 3人気 |
騎手 | 横山武 |
脚質 | 差し |
日経賞で惨敗したのは出遅れだけが原因じゃないと思っています。
2500mで取り戻せないほどの出遅れじゃなかったのに関わらず、最後は全く伸びなかった。陣営は鞍上を横山武騎手に替えて巻き返しを狙っていますが、タイトルホルダーとの差は縮まらないでしょう。
日経賞で上位入選した馬たちが人気薄になっているので、そちらを紐にした方が面白いと思っています。今回は消しです。
過去データではわからないキサラギの分析
危険な人気馬:シルヴァーソニック
2月海外遠征で帰国後初レースが長距離のG1。今まで何度もこういったローテーションで強い馬が負けたのを見ています。
それにレッドシーターフはそれほどレベルが高いレースではないと見ています。実力的にはステイヤーズ1着の馬。
鞍上レーンでかなり人気にはなりますが、このメンバーの中で上位を狙うのは難しいと見ています。
キサラギの特注穴馬指名:アフリカンゴールド
タイトルホルダーの前にこの馬がいるでしょう。問題はいつタイトルホルダーが交わしにかかるか?ってことです。
4コーナー手前で交わさないと、アフリカンゴールドはかなり粘る。タイトルホルダーが直線半ばで交わす展開になれば
2着はこの馬の可能性が非常に高いです。
天皇賞(春)のキサラギポイント:
キタサンブラックから万馬券になった年に波乱をおこしてくれたのが重賞常連で、いつもそこそこの着順だったカレンミロティック。
今年のメンバーだと、アフリカンゴールド、ヒュミドール、ブレークアップってとこでしょう。距離さえこなせればサンレイポケットも可能性はあり!
2023年天皇賞(春)まとめ
タイトルホルダーの連覇は揺るぎない!
アフリカンゴールドが逃げて番手で勝負できるので、日経賞の再現で
圧勝もあり得ます。
どう考えてもハイペースになるレースではないので、タイトルホルダーから
前残りで高額配当を狙いましょう。