2023年6月11日東京競馬場では春の東京競馬場最後の重賞エプソムカップが開催されます。固い決着が多いイメージがありましたが、昨年は4番人気のノースブリッジと8番人気のガロアクリークで馬連80倍の高配当!
終わってみたら、1番人気が5年連続連対を外すという波乱のレース。4歳馬の実績が高く人気が集まるレースなので、5歳6歳のベテラン勢を馬券に組み込むかが勝負の分かれ目となるレースです。
天候が悪くなる時期、重や不良で行われることが多いので血統面や実績から重馬場に強い馬を本命に挙げて狙っていきたい!
キサラギの本命はピースワンパラディ!前走は新潟大賞典でいいところがありませんでしたが、不良馬場で2勝している実績と、東京競馬場大得意のジャングルポケット産駒という血統の魅力でここから4歳馬中心に流します!
この記事を読むと分かること
以上のポイントがわかるようになっています!5分程度で読み終える記事になりますので、是非馬券検討の参考にしてください!
エプソムカップとは
東京競馬場で開催される芝1800mのG3重賞です。秋の毎日王冠と同じコースで行われます。東京競馬場の最終週なので、馬場が荒れており、内枠が伸びないため基本的に中枠から外枠が有利。開幕週で高速決着になる毎日王冠の内有利とは真逆ですね。
切れ味のある牝馬が人気になることが多いですが、過去10年でエプソムカップを制した牝馬はルージュバック1頭のみ、他は人気になっても沈むケースが多いので、人気の牝馬を軸にするのはおすすめできません。
昨年も東京得意の牝馬シャドウディーヴァが穴人気になりましたが、やはり最後の直線で牡馬勢を交わすことができませんでした。
2022年のエプソムカッププレイバック
人気薄のトーラスジェミニが単騎で逃げる展開。マイペースで逃げるものの重馬場で59秒台はかなり早いペース。直線に向いてすぐに後続に詰め寄られ交わされますが、馬場の悪さが影響し、1番人気のジャスティンカフェをはじめとした最後方からの追い込み勢は届かない。
やはり勝負の分かれ目となったのは直線でのコース取り。外枠のいいところをとったノースブリッジとさらに外のガロアクリークが伸びて来て馬連80倍の高配当!
キサラギの予想※5/20更新
エプソムカップ2023の予想
- ◎ピースワンパラディ
- 〇ココロノトウダイ
最終予想は枠順確定後に公開いたします!
安田記念の無料予想が貰える『えーあい』も利用しましょう!
えーあいの無料予想結果
今週開催の安田記念に勝つなら、最新AI競馬予想で高的中率を維持しているえーあいが一番おすすめです!
大波乱だったG1レースNHKマイルを無料予想ながら的中!
馬単で約3万円の万馬券を獲得しました!
そして、今週は大注目の安田記念の最新AI予想が無料で公開中です!
ご自分の予想と合わせて高額勝利を手中に収めましょう!
合わせて読みたい今週のレース記事
今週はGⅡレース『鳴尾記念』等が開催予定です。
高松宮記念を見事的中させたキララギの予想をチェックしてください!
出走予定馬と想定オッズ
2023年5月20日12時時点の出走予定馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 単勝オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
ココロノトウダイ | 牡4 | 58.0 | レーン | – | |
トーラスジェミニ | 牝5 | 56.0 | 吉田隼 | – | – |
ピースワンパラディー | 牡5 | 58.0 | 武豊 | – | – |
ヤマニンサルバム | 牡5 | 58.0 | デムーロ | – | – |
レインフロムヘヴン | 牡4 | 58.0 | 川田 | – | – |
カワキタレブリー | 牡4 | 58.0 | 松山 | – | – |
過去10年の傾向をデータ分析
エプソムカップ2023の傾向
以前は固い重賞の代名詞だったがこの5年で様相一変!高配当が狙えるレース
【過去10年の馬券配当傾向】
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
---|---|---|---|---|
4,140円 | 80,880円 | 460,540 | 12,210円 | 4,219,320円 |
馬連平均配当40倍はそこそこ波乱のレースって感じですが、過去10年のデータを見ると2019年を境にガラリと波乱度合いが変わっているのに注意です。
2013~2017年 馬連平均配当 1,440円
2018~2022年 馬連平均配当 6,850円
2020年は3着に最下位人気のトーラスジェミニが入り、3連単400万円という大波乱が起きています。但し、過去10年で10番人気以下が3着以内に入ったのはこの1度だけ、超人気薄を積極的に狙えるレースではないです。
マイラータイプが1番人気に支持されるとかなり危険!
2017年までは1番人気の連対率60%とそこそこ安定していましたが、2018年から5年連続1番人気が連を外しています!
【エプソムカップ過去10年で飛んだ1番人気馬】
年度 | 馬名 | 騎手 | 単勝オッズ | 前走 |
---|---|---|---|---|
2022年 | ジャスティンカフェ | 横山典 | 3.2倍 | 湘南ステークス(東京) 1着 |
2021年 | アルジャンナ | ルメール | 3.9倍 | マイラーズカップ 2着 |
2020年 | サトノアーサー | レーン | 4.0倍 | 都大路ステークス(京都) 3着 |
2019年 | ソーグリッタリング | 浜中 | 3.8倍 | 都大路ステークス 1着 |
2018年 | ダイワギャグニー | 横山典 | 2.8倍 | メイステークス 1着 |
2014年 | マジェスティハーツ | 横山典 | 2.4倍 | 新潟大賞典 2着 |
2013年 | サトノアポロ | 蛯名 | 4.5倍 | 新潟大賞典 4着 |
飛んだ1番人気のうち5頭が前走からの距離延長です。過去10年で前走から距離延長
してエプソムカップを勝った1番人気馬はルージュバックだけ、それも前走はG1ヴィクトリアマイルでした。
前走G1以外のマイル戦で好走して1番人気に支持された馬は、データからは危険な人気馬となります。
過去に重賞好走実績があり、前走大敗した馬が穴馬候補
波乱が多い割には超人気薄が馬券に絡むことが少ないエプソムカップ。過去10年で高配当となったのは6番人気以下の馬が馬券に絡んだ時です!
【6番人気以下で連対した4頭】
年度 | 馬名 | 騎手 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|
2022年 | ガロアクリーク | 石橋脩 | 8人気 | 都大路ステークス 2着 |
2021年 | ダイワギャグニー | 内田博 | 9人気 | 新潟大賞典 14着 |
2019年 | サラキア | 丸山 | 7番人気 | 阪神牝馬ステークス 10着 |
エプソムカップは5番人気以内で決まる確率が高いので、軸馬は5番人気までの馬にしてそこから1頭だけ穴馬に流すような馬券作戦がおススメです。
過去10年で6番人気以下で連対した馬は3頭だけ、ガロアクリークはOPで連対していますが、他の2頭は東京以外の競馬場で重賞に出走し大敗した馬です。
サラキアもダイワギャグニーも重賞未勝利でしたが、サラキアはローズステークス2着、ダイワギャグニーは東京新聞杯3着という実績があったので、過去に重賞好走の実績があり前走大敗した馬は巻き返しで穴を開ける可能性があると言えますね。
中枠から外枠の勝率70%!内枠で買えるのは先行力がある馬だけ
【枠番別勝利数】
枠番 | 勝利数 |
---|---|
1枠 | 1勝 |
2枠 | 0勝 |
3枠 | 2勝 |
4枠 | 0勝 |
5枠 | 2勝 |
6枠 | 2勝 |
7枠 | 1勝 |
8枠 | 2勝 |
内枠が荒れているので、枠別の勝利数は5枠より外側が70%と内を圧倒しています。
内枠で連対できたのは、ポジション取りでいい位置を選べる先行馬だけ、差し馬で1枠、2枠に入った馬はほぼ壊滅しています。
基本的には外枠中心で、先行して自在性があるタイプの馬が内枠にいる場合のみ、紐として流すのがいいと思います。
メイステークス上位組は安定感が高く軸候補
【ローテーション別勝利数】
ランク | 前走レース | 勝利数 |
---|---|---|
A | メイステークス | 2勝 |
A | 都大路ステークス | 2勝 |
B | 新潟大賞典 | 1勝 |
B | マイラーズカップ | 1勝 |
B | 京王杯SC | 1勝 |
B | ヴィクトリアマイル | 1勝 |
B | 毎日王冠 | 1勝 |
B | アメジストステークス | 1勝 |
さすがにこれだけローテーションが多様だとほぼ参考になりません。
ローテーションでいえることは、同じ東京競馬場で行われたメイステークスの上位組の信頼度は高いこと。新潟大賞典や都大路ステークスでは負けた馬の方が穴馬として魅力的だということですね。
エプソムカップ2023の注目馬3頭
- カワキタレブリー
- ココロノトウダイ
- ピースワンパラディ
注目馬1頭目:カワキタレブリー
前走 | 湘南ステークス(東京) 1着 |
---|---|
人気 | 1人気 |
騎手 | 松山 |
脚質 | 先行 |
昨年のNHKマイルカップ3着馬。前走の湘南ステークスも同じ東京コースで快勝。難なくOPクラス入りを決めています。不安材料は、デビュー以来一度もマイルよりも長い距離の経験がないこと。マイルよりも道中は緩い流れになる分、中段で折り合いがつけられるかどうかですね。
折り合いさえつけば最後の脚は出走メンバー最上位なので、馬券内は固いと見ています。
注目馬2頭目:ココロノトウダイ
前走 | 谷川岳ステークス(新潟) 4着 |
---|---|
人気 | 3人気 |
騎手 | 丸山 |
脚質 | 差し |
前走の谷川岳ステークスではスタートが悪く、後方からの競馬になりましたが最後は伸びて来て4着。スタートを決めて中団でレースを進めることができれば、最後の脚は確実なので、上位入着の可能性は高いです。
ただし、出遅れた場合はエプソムカップでは絶望的。紐では押さえますが軸にはしづらい馬です。
注目馬3頭目:ピースワンパラディ
前走 | 新潟大賞典(新潟)8着 |
---|---|
人気 | 5人気 |
騎手 | 丹内 |
脚質 | 差し |
重での勝利実績はあるので、新潟大賞典での大敗は気掛かりですが、父ジャングルポケットで東京は得意!
過去のサトノアーサーやダイワギャグニーのように得意コースでの一変を期待しています。キサラギの本命です!
過去データではわからないキサラギの分析
危険な人気馬:
エプソムカップの危険な人気馬は枠順確定後公開いたします。
キサラギの特注穴馬指名:
エプソムカップの特注穴馬は枠順確定後公開いたします。
エプソムカップのキサラギポイント:
エプソムカップの特注穴馬は枠順確定後公開いたします。
2023年エプソムカップまとめ
まだマイル路線からの4歳馬の登録が少ないので、出走馬によっては予想が一気に変わりそう。特にレベルが高かったヴィクトリアマイル組の出走があれば、本命候補に入れなければなりませんからね。
最終予想は枠順確定後に公開いたします。