エルムステークスの予想と展望【2022年版】ブラッディキッド水口!

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2022年8月7日に札幌競馬場で行われるエルムステークス。昨年の覇者スワーヴアラミスのように、札幌競馬場との相性がいい馬が勝てるレースと見ています。

そこで重要になるのが同じ函館競馬場のマリーンステークスや大沼ステークスの結果。昨年はマリーンステークスの1.2着馬がそのままワンツーフィニッシュを決めています。

今年も前走で同じ函館1700ダートコースで実績を残した馬を推すのは鉄則!
大沼ステークスとマリーンステークス組のどちらを取るかになりますが、今年は大沼ステークス組のアイオライトとロードエクレールを上に見ています。そしてこの争いに加わるのは札幌1700の3勝クラス大雪ハンデを勝ち上がってきたブラッディキッド!

鞍上は今年13年目の水口騎手。先週はビリーバーと長年のコンビを組んでいた杉原騎手の努力が報われた初重賞制覇を見せてもらいましたが、水口騎手とブラッディキッドもデビュー以来の名コンビ!ここが重賞制覇のチャンスです。

キサラギの本命はブラッディキッドです!

  • エルムステークスの出走想定馬がわかる
  • 過去10年のデータからレースの傾向がわかる
  • 有力馬3頭の状況がわかる
  • キサラギの特注穴馬情報がわかる

以上のポイントがわかるようになっています。
5分程度で読み終える記事になりますので、是非最後まで読んで予想の参考にしてください!


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1:エルムステークスについて

エルムステークス優勝馬

函館競馬場1700メートルで行われるダートのG3重賞です。秋から始まる地方競馬交流のG1競争を目指す馬がここをステップにするケースが多いです。

歴代の勝ち馬を見ると、ここを勝って冬のチャンピオンズカップや東京大賞典で勝負になるような馬はしばらく出ておらず、秋の南部杯などがこの後の目標になるでしょう。

夏競馬ならではの馬がこのレースでは勝ちます!

2:エルムステークスの出走想定馬

2022年8月1日20時時点の出走予定馬を紹介します。

アイオライト 牡5 56.0 菱田 7.4 5人気
アメリカンシード 牡5 57.0 柴山 34.3 11人気
ダンツキャッスル 牡6 56.0 吉田隼 88.6 13人気
オメガレインボー 牡6 56.0 横山和 3.1 1人気
スワーヴアラミス 牡7 58.0 松田 6.6 4人気
ロードエクレール 牡4 56.0 石川 16.3 6人気
ヒストリーメイカー 牡8 56.0 小沢 30.0 10人気
バティスティーニ 牡9 56.0 鮫島駿 88.6 12人気
ダノンファラオ 牡5 58.0 浜中 23.5 8人気
ロードレガリス 牡7 56.0 富田 17.2 7人気
フルデプスリーダー 牡5 56.0 丹内 25.7 9人気
ブラックアーメット 牡4 56.0 角田和 95.1 14人気
ウェルドーン 牝4 54.0 武豊 4.5 2人気
ブラッディーキッド 牡4 56.0 水口 4.5 3人気

3:エルムステークスの過去10年間の傾向をデータ分析

エルムステークス過去レース分析

基本的に大波乱がないエルムステークス!ここは函館巧者を買えば当たる!
過去10年のデータでレース傾向を探ると、やはり函館1700の好走実績が重要になることがわかってきました。

  • 基本的に馬連は固い!過去10年の最高配当は96倍
  • 1・2番人気の勝率&連対実績が抜けている!どちらかを軸に
  • 世代別では4歳&5歳が圧倒的に強い!人気馬がこの世代なら迷わず軸
  • 同コースのマリーンステークス組が圧倒!ただし連対実績は必要
  • 先行馬圧倒的有利だが逃げ馬の連対は10年で1度だけ

傾向1:基本的に馬連は固い!過去10年の最高配当は96倍

【過去10年の馬券配当傾向】

馬連平均配当 3連複平均配当 3連単平均配当 馬連最高配当 3連単最高配当
3,420円 13,130円 69,230円 9,660円 143,000円

エルムステークスは過去10年で万馬券は一度もありません。
90倍が2回ありましたが、10倍以下の3桁馬券も3。馬連の平均配当は30倍ですが、基本的に馬連の配当は低いと想定した方がいいでしょう。

2012年のエスポワールシチーとローマンレジェンドで決まったときは、馬連配当が260円。これは1点勝負じゃなきゃ稼ぐことができない配当です。

人気薄が複勝圏内に絡むことも少ないので、3連系の馬券でも穴狙いは厳しいです。エルムステークスで勝つためには、極限まで馬券を絞って勝負するのが鉄則です。

傾向2:1・2番人気の勝率&連対実績が抜けている!どちらかを軸に

【人気別勝利数】

人気 勝率 連対率
1番人気 30.0% 40.0%
2番人気 40.0% 60.0%
3番人気 10% 20.0%
4番人気 10.0% 30.0%
5番人気 0.0% 20.0%
6番人気 0.0% 0.0%
7番人気 10.0% 10.0%
8番人気 0.0% 10.0%
9番人気 0.0% 0.0%
10番人気 0.0% 10.0%

※過去10年で11番人気以下の馬の連対実績なし。

馬連配当が低いだけあって、上位人気の1番人気2番人気の勝率も連対率も文句なし。
過去10年で1,2番人気のどちらも連対を外したのは2014年、2016年そして昨年2021年の3回だけ、他はどちらかが連対しています。

とはいえ、1,2番人気での決着となったのは過去10年で2回だけですから、人気馬どちらかを軸にして少ない点数を流す馬券が有効です。

傾向3:世代別では4歳&5歳が圧倒的に強い!人気馬がこの世代なら迷わず軸

【世代別勝利数】

馬齢 勝利数
3歳 0勝
4歳 3勝
5歳 5勝
6歳 2勝
7歳以上 0勝

同じ時期に3歳重賞のレパードステークスがあるので、過去10年で3歳馬の出走はありません。勝数だけ見ると5歳馬が圧倒的に強いように見えますが、出走数も5歳は多いので勝率を見ると、若干4歳馬の方に分があります。

4歳、5歳で人気を集めている馬は信頼できる軸になると思いますが、昨年は4歳の1番人気アメリカンシードが最下位に敗れていることにも注意ですね。

傾向4:同コースのマリーンステークス組が圧倒!ただし連対実績は必要

【ローテーション別勝利数】

ランク 前走レース 勝利数
A マリーンステークス 6勝
B 平安ステークス 1勝
B 安達太良ステークス 1勝
B 東京大賞典 1勝
B ジュライステークス 1勝

同じ函館競馬場ダート1700mのマリーンステークスからの出走馬は完全に実績でリードしています。

マリーンステークスからの出走馬で連対した馬は前走で3着以内に入っていることが必須条件なので、今年チャンスがあるのはフルデプスリーダー、ウェルドーン、ロードエクレールの3頭ですが、連対馬はマリーンステークスでも1、2番人気だったので、この3頭の中で条件に合致するのはロードエクレールだけになります。

傾向5:先行馬圧倒的有利だが逃げ馬の連対は10年で1度だけ

【脚質別勝利数】

脚質 勝利数
逃げ 0勝
先行 7勝
差し 3勝
追込み 0勝

圧倒的に先行有利ですが、逃げ馬は過去10年で1度も勝ったことがありません。
2018年のドリームキラリの2着が逃げ馬の最高順位ですね。
今年のマリーンステークスも同じように先行馬がワンツー、逃げたロードエクレールが最後に差されて3着という展開でしたので、逃げ馬を見ながら2,3番手で折り合いを付けられる先行馬が軸ですね。

4:2022年エルムステークスの注目馬3頭

  • ロードエクレール
  • アイオライト
  • ブラッディキッド

注目馬1頭目:ロードエクレール

ロードエクレール

前走 マリーンステークス(函館)3着
人気 5人気
騎手 斎藤新
脚質 逃げ
函館経験 2戦0勝

大沼ステークス、マリーンステークスと連続3着。今回が函館で3度目の挑戦、ここは結果を出しておきたいロードエクレール。

問題はエルムステークスの逃げ残りの実績が過去にないこと。2番手以下でレースをすすめることができれば面白いですが、この馬逃げたときは全て3着以内、逃げれなかったら全て2桁着順という典型的な逃げ馬ですから、買うならワイドも抑えておくべきですね。

注目馬2頭目:アイオライト

アイオライト

前走 大沼ステークス(函館)1着
人気 3人気
騎手 菱田
脚質 差し
函館経験 3戦1勝

東海ステークス、マーチステークスと強いメンバーと戦っていたアイオライト。その後の栗東ステークスでも逃げて残せず大敗してしまいましたが、前走大沼ステークスでは道中3番手追走で久々の勝利をおさめました。

前目で折り合いをつけれるようになったのは大きい!大沼ステークスと同じような競馬ができれば、かなり有力な軸馬候補となります。

注目馬3頭目:ブラッディキッド

ブラッディキッド

前走 大雪ハンデ(札幌)1着
人気 4人気
騎手 水口
脚質 先行
札幌経験 4戦1勝

園田競馬場へ移籍してから8連勝!中央へ戻ってきてから1勝クラスから3勝クラスまでストレートで卒業しています。
能力の高さは文句なし!札幌では41勝ですが22なので、コースの相性も抜群によさそう。

となると、ここは鞍上ですね。
鞍上の水口騎手は重賞実績なし。

先週は11年目にしてようやく花開いた杉浦騎手の姿がありましたが、水口騎手ももう13年目。ここで初重賞の大きなチャンスが廻ってきたと思います。キサラギの本命はこの馬です!

5:過去データではわからないキサラギの分析

キサラギのエルムステークス分析

人気サイドの馬が強いエルムステークス。その中で確実に消せる危険な人気馬や、もしもの一発がある穴馬候補を紹介していきます。

予想家キサラギのモットー

大学時代は競馬予想サークルで活躍。
マイルCSの10万馬券を5000円買った500万円が過去最高収入!

3年前からは競馬予想家としてデビューし、大穴馬券を年間に数本当てるよりも
30~50倍の配当を毎週当てることが一番儲かることに気づく

競馬で儲かる黄金比率の的中率25%、回収率170%をノルマとしている

分析1:危険な人気馬 ウエルドーン

過去一度も着内に入ったことのない牝馬が2馬人気と言う時点で敬遠しますね~
4歳牝馬で休み明けの前走は18キロ増で出走しながらも強い競馬。今回は確実に絞ってくるでしょうが、こういうパターンって2走ボケになるケースが多いんですよね。今回は消しです。

分析2:キサラギの特注穴馬指名 バティスティーニ

最近は1400を使って結果を出していましたが、元々は1800~2000を得意にしていた馬。年齢は9歳ですが、今年に入ってからもOPで勝利しているのでまだまだいける馬です。

前走のマリーンステークスは展開が向きませんでしたが、今回流れが早くなって差し馬が台頭するならば間違いなくこの馬が飛んできます!

1つ年上のウェスタールンドが引退して寂しいですが、同じような走りができるのがバティスティーニ!ここはウェスタールンドの分も頑張ってほしい!

分析3:エルムステークスのキサラギポイント

やはり、函館、札幌で滞在していた馬を上位に見ています。リピーターの多いレースでもあるので過去の実績馬スワーヴとオメガは抑えて、本命2頭はブラッディキッドから函館組!!

6:エルムステークスの予想

◎ブラッディキッド
〇アイオライト
▲ロードエクレール
△オメガレインボー
△スワーヴアラミス
△バティスティーニ

4-1.2.3.12.13

7:過去のエルムステークスプレイバック


2021年スワーヴアラミスのエルムステークス
1番人気はアメリカンシード、2番人気ソリストサンダー。重賞で好走している2頭が人気になるのは当然の結果。レースはかなりのハイペースになり、道中でアメリカンシードは脱落、4コーナーでは中団で構えていたスワーヴアラミスとオメガレインボーが2頭で直線を抜けワンツーフィニッシュ。

終わってみればマリーンステークス組の1、2着で40倍以上の高配当でした。
エルムステークスはやはり函館競馬場の巧者が強いというのはここでも証明されましたね。

8:2022年エルムステークスのまとめ

大沼ステークス、マリーンステークス組は順位を問わずに抑えないと怖いのでちょと点数が多くなりましたが、ブラッディキッドからでもかなり高配当になるので、トリガミの心配はないでしょう。

人気が昨年と同じような感じになっているときは、一気に新勢力が台頭しそうなのでスワーヴ&オメガはいらないかもしれません。


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