2023年2月18日に東京競馬場では芝3400mの長距離重賞、ダイヤモンドステークスが開催されます。長距離重賞の中でも波乱が多いこのレース。過去の勝馬を見ても2桁人気馬が勝っており、昨年も11人気のランフォザローぜスが2着に入り2万馬券の大波乱となっています。
いやあ、昨年2着のランフォザローゼスを導いた田中勝春騎手が今年も乗りますね~
しかも菊花賞の後、中日新聞杯で惨敗しているアスクワイルドモア!これは穴の予感です。2年連続でカッチーが大穴を開けるのを信じてキサラギの本命はアスクワイルドモアに決まりです!
この記事を読むと
- ダイヤモンドステークスの出走想定馬がわかる
- 過去10年のデータからレースの傾向がわかる
- 有力馬3頭の状況がわかる
- キサラギの特注穴馬情報がわかる
以上のポイントがわかるようになっています。
5分程度で読み終える記事になりますので、是非最後まで読んで予想の参考にしてください!
1:ダイヤモンドステークスについて
ダイヤモンドステークスは年末に開催される中山競馬場のステイヤーズステークスに次いで距離が長い3400mの長距離重賞です。
順当な結果が多いステイヤーズステークスと比較して波乱が多いのがダイヤモンドステークスの特徴、昨年は11人気のランフォザローゼスが2着。2020年は16番人気のミライヘノツバサ、2012年は15番人気のケイアイドウソジンが勝利しています。
コースはダイヤモンドステークス専用の3400mコース。直線からコーナーまで200m以上あり、最初のポジション争いが起きることも少なくスローな流れになるのが普通ですがスローペースでも逃げ切りは非常に難しいコースです。
2:ダイヤモンドステークスの出走想定馬
2023年1月9日18時時点の出走予定馬を紹介します。
トラストケンシン | 牡8 | 54.0 | 丸田 | 54.9 | 10人気 |
ミクソロジー | 牡4 | 56.0 | 西村淳 | 3.7 | 2人気 |
シルブロン | 牡5 | 55.0 | ルメール | 3.6 | 1人気 |
アスクワイルドモア | 牡4 | 56.0 | 田中勝 | 14.2 | 7人気 |
ヴェローチェオロ | 牡5 | 56.0 | 戸崎圭 | 12.3 | 5人気 |
ウインキートス | 牝6 | 55.0 | 横山和 | 24.4 | 10人気 |
スタッドリー | 牡5 | 56.0 | モレイラ | 9.1 | 3人気 |
レクセランス | 牡6 | 56.0 | バシュ | 18.6 | 9人気 |
タイセイモナーク | 牡7 | 53.0 | 三浦 | 26.7 | 11人気 |
マリノアズラ | 牝5 | 53.0 | 横山武 | 12.3 | 6人気 |
ベスビアナイト | セ6 | 55.0 | 石橋 | 17.8 | 8人気 |
トーセンカンビーナ | 牡7 | 56.0 | 江田照 | 10.3 | 4人気 |
メイショウテンゲン | 牡7 | 55.0 | 木幡巧 | 39.9 | 12人気 |
ヒュミドール | セ7 | 56.0 | 田辺 | 55.5 | 14人気 |
カウディーリョ | 牡7 | 56.0 | 大野 | 86.9 | 15人気 |
キスラー | 牡7 | 54.0 | 内田博 | 100.9 | 16人気 |
3:ダイヤモンドステークスの過去10年間の傾向をデータ分析
超人気薄が勝利するケースも珍しくないダイヤモンドステークス。過去10年のデータを分析して大穴候補を探り出してみましょう
- 過去10年で馬連10万馬券!3連単300万馬券が出た超波乱レース
- 信頼度が高い1番人気から二桁人気馬へ流して万馬券を狙う
- 昨年まで4年連続連対中の4歳馬が中心!人気薄なら7歳以上のベテラン馬
- 注目すべきは東京のOP白富士ステークスの出走馬
- 迷わず外枠信頼!8枠出走馬は最低人気でも買い!
傾向1:過去10年で馬連10万馬券!3連単300万馬券が出た超波乱レース
【過去10年の馬券配当傾向】
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
---|---|---|---|---|
16,340円 | 37,560円 | 409,290円 | 128,730円 | 3,555,600円 |
10万馬券が出ているので馬連の平均配当はあまり参考になりません。
実際のところ10~20倍程度の配当が多いです。ただし万馬券が過去10年で2回出ているレースなので、ここは超大穴馬券を狙うチャンス。
馬連10万馬券、3連単300万馬券を狙えるレースはそれほどありませんので、ここは思い切って勝負しましょう。
傾向2:信頼度が高い1番人気から二桁人気馬へ流して万馬券を狙う
【人気別勝利数】
【1・2番人気】
人気 | 勝率 | 連対率 |
---|---|---|
1番人気 | 60.0% | 70.0% |
2番人気 | 10.0% | 30.0% |
【上位人気馬 3~5番人気】
3~5番人気 | 10% | 50.0% |
【中穴ゾーン 6~8番人気】
中穴ゾーン | 10.0% | 30.0% |
【大穴ゾーン 9番人気以下】
大穴ゾーン | 20.0% | 30.0% |
阪神大賞典、ステイヤーズステークスなど長距離レースの特徴と同様、1番人気が強いです。勝率60%、連対率70%は非常に安定感が高いです。
過去10年で連対できなかった1番人気馬は
2020年 タガノディアマンテ 牡4 7着
2016年 タンタアレグリア 牡4 4着
どちらも4歳馬ですが、4歳馬で1番人気になった馬は他に3頭
5頭中3頭は連対しているので、それほど信頼できないわけではありません。
やはり9番人気以下の連対率が高いので、二桁人気馬も積極的に馬券に入れて万馬券ゲットを狙うレースですね。
傾向3:昨年まで4年連続連対中の4歳馬が中心!人気薄なら7歳以上のベテラン馬
【世代別勝利数】
馬齢 | 勝利数 |
---|---|
4歳馬 | 3勝 |
5歳馬 | 3勝 |
6歳馬 | 2勝 |
7歳以上 | 2勝 |
世代別では4歳、5歳が若干リードしていますがそれほど世代間の差はありません。
最近5年間で見ると2019年から昨年まで4歳馬が4年連続連対しています。
全て1~3人気の4歳馬なので、軸にするなら4歳の人気馬。紐荒れ候補として選ぶなら6歳以上の人気薄のベテランという組み立て方がおススメです。
傾向4:注目すべきは東京のOP白富士ステークスの出走馬
【ローテーション別勝利数】
ランク | 前走レース | 勝利数 |
---|---|---|
S | AJCC | 3勝 |
A | 万葉ステークス | 2勝 |
B | ステイヤーズステークス | 1勝 |
B | 白富士ステークス | 1勝 |
B | 中日新聞杯 | 1勝 |
B | 有馬記念 | 1勝 |
B | 尼崎ステークス | 1勝 |
AJCCの3勝がトップになっていますが、2013年~2015年までAJCCからの出走馬が3年連続1着になっているためで、2016年以降7年間AJCC組の連対はありません。
最近の傾向はやはり長距離レース経験のステイヤーズステークス組と東京開催の白富士ステークス組ですね。
白富士ステークスは芝2000のOP戦なので、スピードが足りなくて負けた馬が超人気薄となってダイヤモンドステークスで穴をあけるパターンが多いので要チェックです。
傾向5:迷わず外枠信頼!8枠出走馬は最低人気でも買い!
【枠番別勝利数】
枠番 | 勝利数 |
---|---|
1枠 | 1勝 |
2枠 | 0勝 |
3枠 | 0勝 |
4枠 | 0勝 |
5枠 | 2勝 |
6枠 | 1勝 |
7枠 | 1勝 |
8枠 | 5勝 |
このコースは外枠それも8枠が絶対的に有利なコースになっています。
過去10年で8枠の勝率50%6枠より外で70%の勝率はかなり偏りがあると言っていいでしょう。過去大穴を開けた2020年のミライヘノツバサ、2022年のランフォザローぜスも8枠馬でした。
人気に関わらず8枠の馬は馬券対象に入れておくべきです!
4:2023年ダイヤモンドステークスの注目馬3頭
- トーセンカンビーナ
- ディアスティマ
- トラストケンシン
注目馬1頭目:トーセンカンビーナ
前走 | 天皇賞春(阪神)10着 |
---|---|
人気 | 3人気 |
騎手 | 江田照 |
脚質 | 差し |
東京経験 | 7戦0勝 |
昨年のダイヤモンドステークス3着馬。その後阪神大賞典、天皇賞春とハイレベルな戦いに挑戦したものの、結果は出せず休養入り。今回は春の天皇賞以来9ヵ月ぶりの出走になります。
実力はメンバー上位ですが、長期休養後の初戦というのが大きなマイナス。とは言え長距離戦なのである程度結果が出せる可能性もあり他の出走馬次第では本命候補にするかもしれません。
注目馬2頭目:ディアスティマ
前走 | ステイヤーズステークス(中山)9着 |
---|---|
人気 | 2人気 |
騎手 | 未定 |
脚質 | 逃げ |
東京経験 | 2戦0勝 |
天皇賞春で逃げて6着の実績があり、昨年のステイヤーズステークスでも1番人気に支持されています。それほど早いペースではなかったものの直線で失速して大敗。今回再び長距離戦で巻き返しをはかります。
実績はメンバー上位ですが、東京での成績が悪すぎるのが不安材料。ダイヤモンドステークスでの逃げ馬の成績もかなり悪いので逃げの展開になったら崩れそうな予感がします。人気になるようなら思い切って消すのもありです。
注目馬3頭目:トラストケンシン
前走 | ジャパンカップ(東京)13着 |
---|---|
人気 | 11人気 |
騎手 | 丸田 |
脚質 | 差し |
東京経験 | 27戦4勝 |
前走のジャパンカップはさすがに力不足で大敗。2400m以上では連対実績はありませんが、日経賞や目黒記念のメンバーよりも今回はかなり対戦相手が楽になるので、外枠に入ることがあれば超大穴として狙いたい1頭です。
5:過去データではわからないキサラギの分析
3000を超えるレース経験がない馬も多いので、意外な人気馬がこけたり超大穴が優勝するダイヤモンドステークス。キサラギ独自の分析で超大穴馬と危険な人気馬を紹介します。
予想家キサラギのモットー
大学時代は競馬予想サークルで活躍。
マイルCSの10万馬券を5000円買った500万円が過去最高収入!
3年前からは競馬予想家としてデビューし、大穴馬券を年間に数本当てるよりも
30~50倍の配当を毎週当てることが一番儲かることに気づく
競馬で儲かる黄金比率の的中率25%、回収率170%をノルマとしている
分析1:危険な人気馬 シルブロン
長距離戦の3勝クラスとOP、重賞の差はかなりのもの。さすがに前走3勝クラスを勝ったばかりの馬が人気になるのは不安しかありません。
間違いなくルメール人気ですが、長距離は騎手で買えという言葉もあるので非常に悩むところですが、今回は切っちゃいます。
分析2:キサラギの特注穴馬指名 トーセンカンビーナ
実績1番のこの馬が56キロで出れるのは美味しすぎ。天皇賞春から8か月振りの出走になりますが、調教はまずまず。先手を取ることができればかなりの確率で3着以内に入ってくると見ています。
分析3:ダイヤモンドステークスのキサラギポイント
重賞タイトルを取ったことがある馬は買っておきたい!やはりダイヤモンドステークスは格重視です。
京都新聞杯のアスクワイルドモア、目黒記念のウインキートス、弥生賞のメイショウテンゲンは絶対に押さえなきゃダメです。
あとはトーセンカンビーナとモレイラ騎手のスタッドリーですね。
6:ダイヤモンドステークスの予想
◎アスクワイルドモア
〇ウインキートス
▲ミクソロジー
△トーセンカンビーナ
△メイショウテンゲン
7:過去のダイヤモンドステークスプレイバック
2022年テイオーロイヤルのダイヤモンドステークス
グレンガリーがスローペースで逃げましたが、やはり東京コースを逃げ切るのは至難の業。先行したテイオーロイヤルの格好の標的となり直線半ばでは既に先頭を譲りました。
テイオーが抜け出した後はタフな展開となり、先行馬が一杯になる中大外から追い込んだランフォザローぜスとトーセンカンビーナが2、3着。
毎年最後はこのようなスタミナ勝負になるので、最後まで脚を貯められる大穴馬が突っ込んでくる確率が高いのがわかりますね。
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今週の的中情報 | ||
---|---|---|
情報名 | 【地方】2進法万馬券 | |
日程 | 2023/06/02 | 2023/06/03 |
レース名 | 名古屋2R | 帯広2R |
点数 | 3連単48点 | 3連単48点 |
払戻金額 | 137,640円 | 171,680円 |
合計払戻金額:309,320円 |
オススメ②:モーカル


今週の的中情報 | ||
---|---|---|
情報名 | 【中央】桐島流馬券術 | |
日程 | 2023/06/03 | 2023/06/04 |
レース名 | 阪神4R | 阪神6R |
点数 | 3連単30点 | 3連単48点 |
払戻金額 | 2,961,510円 | 1,807,340円 |
合計払戻金額:4,768,850円 |
オススメ③:サラブレッド大学



今週の的中情報 | ||
---|---|---|
情報名 | 博学多才 | |
日程 | 2023/06/03 | 2023/06/04 |
レース名 | 阪神4R | 阪神6R |
点数 | 3連単48点 | 3連単48点 |
払戻金額 | 987,170円 | 903,670円 |
合計払戻金額:1,890,840円 |
8:2023年ダイヤモンドステークスのまとめ
ミクソロジーは確かに強いですが、初の重賞はやはり不安。
キサラギの本命はアスクワイルドモア。菊花賞、中日新聞杯と惨敗していますが京都新聞杯を取った重賞ウィナーです。ダービーでは今年の京都記念でドウデュースの2着になったマテンロウレオに先着してますし、今年の4歳馬旋風はまだまだ続きますよ。
最終予想は枠順確定後に公開いたします。