2021年のダービーは皐月賞を制したエフフォーリアを下してシャフリヤールが優勝!それも力でねじ伏せる強い競馬でした。この強さなら古馬になってどれだけG1を獲るんだろうと思われていましたが・・・・・
神戸新聞杯、ジャパンカップと続けての敗戦、ドバイでのG1は優勝したもののいまだに国内でのG1は獲得がありません。
しかし、不振にあえぐダービー馬はシャフリヤールだけではありません。過去のダービー馬の成績を見るとダービー以降勝てなくなっている馬がほとんど、まさにダービーの呪いと言ってもいいでしょう。
この記事では、ダービー馬がその後勝てないという噂は本当なのか?そしてダービー馬を馬券に生かすタイミングはいつなのか?についてまとめた記事です。
5分程度で読み終える記事になりますので、是非、参考にしてみてください。
的中率が高い競馬予想サイトランキングTOP3


日程
2023年03月28日
開催
高知10R
的中額
621,440円
情報名
【地方】業界(秘)スクープ!


日程
2023年03月26日
開催
阪神10R
的中額
761,400円
情報名
競馬学マネジメント


日程
2023年03月26日
開催
中京11R
的中額
1,336,560円
情報名
国士無双
目次
1:過去10年のクラシック馬一覧
過去10年の牡馬クラシック(皐月賞・日本ダービー・菊花賞)獲得馬一覧です。
1-1:過去10年のダービー馬
開催年 | 優勝馬 | 騎手 | 人気 | ダービー後G1勝利 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2021年 | シャフリヤール | 福永 | 4人気 | 1勝 | |
2020年 | コントレイル | 福永 | 1人気 | 1勝 | 三冠馬 |
2019年 | ロジャーバローズ | 浜中 | 12人気 | 0勝 | 引退 |
2018年 | ワグネリアン | 福永 | 5人気 | 0勝 | |
2017年 | レイデオロ | ルメール | 2人気 | 1勝 | |
2016年 | マカヒキ | 川田 | 3人気 | 0勝 | |
2015年 | ドゥラメンテ | デムーロ | 1人気 | 0勝 | 引退 |
2014年 | ワンアンドオンリー | 横山典 | 3人気 | 0勝 | |
2013年 | キズナ | 武豊 | 1人気 | 0勝 | |
2012年 | ディープブリランテ | 岩田康 | 3人気 | 0勝 |
過去10年のダービー馬を見ると、ダービー後すぐに引退した馬が本当に多いなあと思います。圧倒的強さを見せつけて2冠達成したドゥラメンテ、ダービーレコードの超快速馬ロジャーバローズ。その他の馬もコントレイル以外は、古馬になってからの記憶があまりありません。
1-2:過去10年の皐月賞馬
開催年 | 優勝馬 | 騎手 | 人気 | 皐月賞後G1勝利 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2021年 | エフフォーリア | 横山武 | 2人気 | 2勝 | |
2020年 | コントレイル | 福永 | 1人気 | 1勝 | 三冠馬 |
2019年 | サートゥルナーリア | ルメール | 1人気 | 0勝 | |
2018年 | エポカドーロ | 戸崎圭 | 7人気 | 0勝 | |
2017年 | アルアイン | 松山 | 9人気 | 1勝 | |
2016年 | ディーマジェスティ | 蛯名 | 8人気 | 0勝 | |
2015年 | ドゥラメンテ | デムーロ | 1人気 | 0勝 | 引退 |
2014年 | イスラボニータ | 蛯名 | 3人気 | 0勝 | |
2013年 | ロゴタイプ | デムーロ | 1人気 | 0勝 | |
2012年 | ゴールドシップ | 内田博 | 4人気 | 5勝 |
ダービー馬との一番の違いは2冠馬のゴールドシップがいることですね。ゴールドシップは皐月賞後に菊花賞を含む5勝、そしてマイル路線で活躍したロゴタイプ、中距離G1路線で活躍をつづけたアルアインがいます。
1-3:過去10年の菊花賞馬
開催年 | 優勝馬 | 騎手 | 人気 | ダービー後G1勝利 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2021年 | タイトルホルダー | 横山武 | 4人気 | 2勝 | |
2020年 | コントレイル | 福永 | 1人気 | 1勝 | 三冠馬 |
2019年 | ワールドプレミア | 武豊 | 3人気 | 1勝 | 引退 |
2018年 | フィエールマン | ルメール | 7人気 | 2勝 | |
2017年 | キセキ | デムーロ | 1人気 | 0勝 | |
2016年 | サトノダイヤモンド | ルメール | 1人気 | 1勝 | |
2015年 | キタサンブラック | デムーロ | 1人気 | 6勝 | |
2014年 | トーホウジャッカル | 横山典 | 5人気 | 0勝 | |
2013年 | エピファネイア | 福永 | 1人気 | 1勝 | |
2012年 | ゴールドシップ | 内田博 | 4人気 | 5勝 |
とにかく、そうそうたるメンバーが揃っているのが菊花賞馬。2冠馬ゴールドシップをはじめとして、キタサンブラック、エピファネイア、タイトルホルダー、その年の日本を代表する馬達がこのレースを勝っています。
1-4:菊花賞は最も強い馬が勝つは本当!
レース名 | G1獲得馬 | G1勝利数 |
---|---|---|
皐月賞馬 | 4頭 | 9勝 |
ダービー馬 | 3頭 | 3勝 |
菊花賞馬 | 8頭 | 19勝 |
クラシック3冠レースを獲得した馬のその後の活躍ぶりをみると一目瞭然です。
菊花賞馬が過去10年で8頭G1馬を輩出しています。それに続くのが皐月賞、そしてダービーの順になります。
ゴールドシップ、キタサンブラックが2頭で11勝を叩きだしているとはいえ、10頭中8頭が古馬になってからG1タイトルを獲得している菊花賞馬は本当に強い!
菊花賞は最も強い馬が勝つ!という格言が本当だということが証明されています。
2:ダービー馬とクラシック馬のその後
クラシックタイトルを獲得した馬達はその後どのような路線で活躍しているのでしょうか?
2-1:3歳秋以降G1獲得したのは2頭だけ
過去10年のダービー馬で三冠馬のコントレイルを除くと、古馬になってからG1を獲得できたのはレイデオロの天皇賞秋、そしてシャフリヤールのドバイでのG1の2つだけです。
ワグネリアン、ワンアンドオンリー、キズナなど、ダービー後のトライアルでは快勝していますが、その結果がG1に繋がらないケースが多く、次走からはG1以外の重賞でも勝つことが厳しくなっているのが現状です。
2-2:皐月賞馬はマイル路線で活躍
最も速い馬が勝つと言われている皐月賞馬は、そのスピード能力を活かしてマイル路線で活躍することが多いです。3冠馬のコントレイル、菊花賞との2冠を達成したゴールドシップは別として、皐月賞後にタイトルを獲得しているのは、ロゴタイプのマイルチャンピオンシップ、アルアインは中距離路線で活躍し大阪杯を獲得しています。
2-3:菊花賞馬は中長距離路線で活躍
とにかく菊花賞馬は強い!
3000mを走りぬく力があるので、翌年の天皇賞春はもちろんのこと、夏のグランプリ宝塚記念や冬のグランプリ有馬記念も獲得しています。
菊花賞を制覇して3歳時に有馬記念のタイトルを獲得した馬もゴールドシップ、サトノダイヤモンドの2頭がおり、菊花賞を獲得した時点で強豪古馬と渡り合える力が備わっていると言えるでしょう。
3:ダービー馬が勝てなくなる理由は
東京2400mは日本を代表するコース。それではなぜダービーを勝った馬がその後のG1に勝てなくなってしまうのか?その理由について考察してみました。
3-1:怪我で引退
ダービー直後に怪我で引退してしまった馬は、過去10年で2頭。これからの日本の代表になると信じられていたドゥラメンテや、レコードホルダーのロジャーバローズが引退しています。
変則2冠を達成したキングカメハメハ、2冠馬サニーブライアン、音速の末脚フサイチコンコルドといった馬も、ダービー直後ではありませんが3歳時に早くも引退を決めています。
3-2:早熟傾向がある
3歳時に世代頂点に立つので、3歳春~夏の時点で馬の能力がピークに達している。つまり早熟傾向の馬が多いのもダービーを制した馬がその後勝てない理由の1つでしょう。
過去10年のダービー馬を見ると、2歳時に朝日杯を制した馬はいませんがほとんどの馬が2歳時~3歳春の重賞を複数勝利しています。
2歳時、3歳時から重賞を獲得する能力がある馬は絶対的な能力が高い場合と、早熟で完成度が高い場合があります。絶対的な能力が高い馬は2冠、3冠を取ることが多いため、ダービーのみタイトルを取った馬は早熟傾向が強かった馬と考えられます。
3-3:他世代との格差
ダービー=世代の頂点に立った馬というのは間違いありませんが、あくまでもその世代のトップということです。各世代で馬のレベルは異なるので、他の世代のトップ馬と比べると能力が劣っているケースがあります。
3-4:早すぎる古馬との対決でメンタルに負担
かつては、ダービーを取った後は菊花賞へ向かうのが一般的でした。
近年は長距離路線に力を入れた馬の育成ではなく、スピード重視のスタイルになっています。
そのため、3000mの長距離を走る菊花賞ではなく、2000mの天皇賞秋や海外の中距離G1を目標とする馬が増えています。
まだ3歳秋なので有利な斤量で出走することはできますが、歴戦の強豪古馬とのレースの流れ、そして相手の強さは今までに経験したことのないレベルです。
初めて経験する他馬の強さで、精神面をやられてしまいその後復調まで時間がかかってしまう馬もいます。
4:ダービー馬で馬券に勝つには?
それでは、ダービー馬はその後馬券対象から外した方がいいのでしょうか?そんなことはありません。必ず狙えるチャンスがありますので、過去のケースを参考にして狙うタイミングを見てみましょう。
4-1:東京コースでの出走を狙う
東京2400mを勝利した経験があるので、やはり復活するならば東京コースに出走したときです。海外の強豪が揃うJCよりも天皇賞秋が狙い目です。
実際、ダービー馬で過去に天皇賞秋で復活したのが、レイデオロ、エイシンフラッシュ。レイデオロはダービー翌年に天皇賞秋を制覇しましたが、エイシンフラッシュはダービー後2年間勝利がないものの、天皇賞秋に復活しました。
特に末脚を武器にしているダービー馬は、人気薄になっても東京コースでは押さえておきたいです。
4-2:距離変更を狙う
ダービー制覇後、菊花賞に挑戦したメイショウサムソンは、菊花賞は4着で長距離は厳しいかと思われましたが、その後も長距離路線に出走、翌年の天皇賞春を制覇しています。
その後、天皇賞秋も制覇し古馬になってからG12勝を獲得しました。
4-3:騎手変更のタイミングで狙う
史上初、牝馬でダービーを制したウォッカは、ダービー後7連敗で勝つことができませんでした。騎手を四位騎手から武豊騎手へ変更し、1年ぶりにG1ヴィクトリアマイル連対。その後岩田騎手で安田記念を制覇。主戦を武豊騎手に戻してからはG15勝をしています。
東京2400のG1を勝利できる馬ですから、能力は十分あるので、勝てなくなった場合は何かきっかけがあれば大きく変わる可能性があります。
復活したダービー馬プレイバック エイシンフラッシュ
エイシンフラッシュ2013年天皇賞秋
5:当サイト厳選!高配当を狙える予想サイト3選
ダービーを獲った馬が勝てなくなってしまうのは過去のデータを見ても歴然としています。しかし、毎年期待してしまうんですよね~。秋初戦は必ず人気になりますので、そこで外せるかどうかが高配当をゲットするポイント!当サイトが厳選した競馬予想サイトの見解を参考にして、人気馬総崩れの高配当を狙ってください!
G1大阪杯で勝ちたい人必見!よく当たる競馬予想サイト3選

無料と有料では的中金額や的中率に大きく差が出ます。
春のG1シーズンが始まったこのタイミングで、少しでも早く“当たる競馬予想サイト”を利用していただきたい。
当記事のご覧になった予想と併せてご利用してみるのも競馬での収入アップにつながるかもしれません!
気になった方は下記の内容をご覧になってから、公式サイトをご覧になって下さい。
オススメ①:モーカル


今週の的中情報 | ||
---|---|---|
情報名 | 【地方】業界(秘)スクープ! | |
日程 | 2023年03月28日 | 2023年03月28日 |
レース名 | 大井6R | 高知10R |
点数 | 3連単24点 | 3連単24点 |
払戻金額 | 808,240円 | 621,440円 |
合計払戻金額:1,429,680円 |
オススメ②:サラブレッド大学



今週の的中情報 | ||
---|---|---|
情報名 | 万馬券ガイダンス | |
日程 | 2023/03/26 | 2023/03/26 |
レース名 | 中山2R | 中山1R |
点数 | 3連単24点 | 3連単10点 |
払戻金額 | 381,060円 | 181,850円 |
合計払戻金額:562,910円 |
オススメ③:うまマル!



今週の的中情報 | ||
---|---|---|
情報名 | 馬券師七沢の目論見 | |
日程 | 2023/03/26 | 2023/03/26 |
レース名 | 中山5R | 中山10R |
点数 | 3連単8点 | 3連単24点 |
払戻金額 | 781,150円 | 505,960円 |
合計払戻金額:1,287,110円 |
6:ダービー馬は何故勝てない?まとめ
競馬ファンとしては、やはり日本を代表するのはダービー馬であって欲しい!
しかし、その後の不甲斐ない成績を見るとやりきれない気持ちで一杯になります。
たしかに、クラシックは3レースあるので、世代でトップの馬ならばダービー以外にも皐月賞、菊花賞を取れるはず。ダービーのみ獲得できたのは最も一番運がいい馬だからかもしれません。