2023年4月29日東京競馬場ではダービートライアルG2重賞青葉賞が開催されます。ダービー出走の枠を賭けて争うこの1戦!2歳時から重賞で好走している馬と、遅いデビューの1勝馬がぶつかります。
重賞経験馬はある程度、力関係がわかっているのでここで狙いたいのは勢いのある特別戦勝ちの馬。
スキルヴィングが圧倒的な1番人気。まあ、ゆりかもめ賞を見れば誰もが買いたくなるのは当然!しかし週末は雨予想。重馬場になれば出遅れ癖のあるあの馬にとってはかなりつらい展開になるのでは?
キサラギは重馬場に強いキズナ産駒そして青葉賞と相性のいいアザレア賞を見事に差し切ったサヴォーナを本命にします。
この記事を読むとわかること
この記事を読むと分かること
以上のポイントがわかるようになっています!5分程度で読み終える記事になりますので、是非馬券検討の参考にしてください!
青葉賞とは
東京競馬場2400mで開催されるG2重賞。翌月開催される日本ダービーと同コースで行われます。ダービーと同コースなので、本番との相性は抜群のはずですが・・・・
過去青葉賞勝ち馬がダービー馬に輝いたことは一度もありません。
歴代勝ち馬を見ると、フェノーメノ、シンボリクリスエス、ゼンノロブロイといった名馬がおり、決して皐月賞出走組には引けをとらないメンバーなのですが、なぜか勝てない。
最近の10年を見ると、青葉賞後に重賞を勝利できたのはレーヴミストラルとオーソリティの2頭だけなので、ダービーが勝てないというジンクスから敬遠されがちなレースになってきているかもしれません。
今年こそは、青葉賞のジンクスが破られるか?と毎年期待しているのですが、なかなか青葉賞馬が勝てないジンクスは終わりませんね~
2022年の青葉賞プレイバック
人気薄の戸崎騎手騎乗ディライトバローズが大逃げ。
ペースはそれほど早くなく、1番人気のレヴァンジルは先行する馬を見ながらの4番手で
直線へ、先行するロードルゼルの脚色が衰えたので、これはレヴァンジルが余裕で差し切りかと思いましたが、直線では全く伸びず。
外のプラダリアに交わされ、さらに3頭に交わされての5着。
これは完全にルメール人気でしたね~。
勝ったプラダリアの末脚はダービーでも期待されましたが、青葉賞のジンクスを打ち破ることはできませんでした。
キサラギの予想※4/28更新
青葉賞2023の予想
- ◎サヴォーナ
- 〇アームブランシュ
- ▲アサカラキング
- △ヨリマル
- △スキルヴィング
- △ティムール
最終予想は枠順確定後に公開いたします!
天皇賞の無料予想が貰える『うまマル!』も利用しましょう!
買い目 | レース | 券種 | 点数/購入金額 | 的中金額 |
---|---|---|---|---|
3月26日高松宮記念 | 三連単 | 24点200円 | 1,336,560円 | |
3月26日マーチステークス | 三連単 | 10点500円 | 430,700円 | |
3月18日ファルコンステークス | 三連単 | 24点200円 | 1,665,900円 | |
3月18日フラワーカップ | 三連単 | 16点300円 | 238,470円 |
今週開催の天皇賞に勝つなら、今月絶好調のうまマル!が一番おすすめです!
大波乱だったG1レース高松宮記念を三連単で総額120万円を超える超高額的中が起こりました!
これは有料情報の結果となりますが、今週はなんと!無料で『天皇賞』の予想が貰えます!
ご自分の予想と合わせて高額勝利を手中に収めましょう!
合わせて読みたい今週のレース記事
今週は青葉賞のほかに天皇賞が開催予定です。
高松宮記念を見事的中させたキララギの予想をチェックしてください!
出走予定馬と想定オッズ
2023年4月28日20時時点の出走予定馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 単勝オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
グランヴィノス | 牡3 | 56.0 | レーン | 10.6 | 5人気 |
アサカラキング | 牡3 | 56.0 | 石川 | 18.6 | 8人気 |
スキルヴィング | 牡3 | 56.0 | ルメール | 2.2 | 1人気 |
ハーツコンチェルト | 牡3 | 56.0 | 松山 | 7.8 | 3人気 |
アームブランシュ | 牡3 | 56.0 | 吉田豊 | 5.0 | 2人気 |
ヨリマル | 牡3 | 56.0 | 菅原明 | 15.7 | 6人気 |
サヴォーナ | 牡3 | 56.0 | 池添 | 15.9 | 7人気 |
ヒシタイカン | 牡3 | 56.0 | デムーロ | 8.2 | 4人気 |
マサハヤウォルズ | 牡3 | 56.0 | 永野 | 64.6 | 10人気 |
ティムール | 牡3 | 56.0 | 三浦 | 116.7 | 12人気 |
ロゼル | 牡3 | 56.0 | 津村 | 368.0 | 15人気 |
メイテソーロ | 牡3 | 56.0 | 川田 | 39.4 | 9人気 |
マイネルエンペラー | 牡3 | 56.0 | 和田竜 | 83.4 | 11人気 |
シャドウソニック | 牡3 | 56.0 | 坂井瑠 | 159.5 | 14人気 |
ニシノレヴナント | 牡3 | 56.0 | 大野 | 139.3 | 13人気 |
過去10年の傾向をデータ分析
青葉賞2023の傾向
過去10年で万馬券は2回あるが、実質は平均10倍程度の固い決着が多い
【過去10年の馬券配当傾向】
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
---|---|---|---|---|
5,790円 | 9,090円 | 81,210 | 30,590円 | 428,430円 |
過去10年で万馬券が2回。平均配当は57倍とかなり高めに見えますが、実際300倍と150倍の波乱の年が馬連平均配当を押し上げており、実質10倍台の決着が多いです。
最高配当は馬連、3連単ともに2013年のヒラボクディープが勝った年。青葉賞の1番人気馬には人気が集中することが多く、実際、2012年~2014年まで9番人気と10番人気の人気薄が連対しておりながら、万馬券となったのはこの年だけです。
1番人気が飛ぶと超高配当になる傾向があるので、万馬券を狙うなら昨年のプラダリアのような3番、4番人気の馬を狙いたい!
1番人気の連対率50%!前走重賞からの出走馬は危険
1番人気の連対率は50%、勝率は20%なので軸としては安定してますが、3連単系の頭固定などにするのは不安ですね~
【青葉賞過去10年で飛んだ1番人気馬】
年度 | 馬名 | 騎手 | 単勝オッズ | 前走 |
---|---|---|---|---|
2022年 | レヴァンジル | レーン | 2.6倍 | すみれステークス 2着 |
2020年 | フィリオアレグロ | レーン | 2.6倍 | 共同通信杯 3着 |
2016年 | レーヴァテイン | ルメール | 4.2倍 | 3歳1勝クラス 1着 |
2013年 | レッドレイヴン | 内田博 | 1.7倍 | 東京スポーツ杯 2着 |
1番人気馬の複勝率は80%もあり、3着以下になったのは過去10年で2頭だけです。
馬連配当の割には3連単の配当が低いのは3着に1番人気馬が入ることが多いからです。
飛んだ1番人気で前走勝利しているのは1勝クラスを勝ったばかりのレーヴァテインのみで、他は重賞での好走馬です。
レーン騎手やルメール騎手への乗り替わりで人気が上がる傾向が高いのでそこは十分見極めが必要です。
関東ジョッキー騎乗で前走特別戦の馬が穴馬候補
青葉賞は1番人気の連対率がそこそこで、上位人気馬へ人気が集中するので4~5番人気と1番人気の馬連だと配当は低め。20~40倍くらいの中穴ゾーンを狙うなら6番人気以下の馬との組み合わせを狙うべき!
【6番人気以下で連対した4頭】
年度 | 馬名 | 騎手 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|
2018年 | ゴーフォザサミット | 蛯名 | 6人気 | スプリングステークス 7着 |
2018年 | エタリオウ | 石橋脩 | 7人気 | ゆきやなぎステークス 2着 |
2014年 | ショウナンラグーン | 吉田豊 | 10番人気 | 山吹賞 3着 |
2013年 | ヒラボクディープ | 蛯名 | 7人気 | 水仙賞 1着 |
2013年 | アポロソニック | 勝浦 | 9人気 | 山吹賞 1着 |
前走重賞だったのはゴーフォザサミットだけで、あとは特別戦からの挑戦馬です。
2013年は特別賞を勝った馬2頭の決着で300倍。2着のアポロソニックは山吹賞を11番人気で勝ったので、フロック視されていました。
引退した蛯名騎手を筆頭に、穴馬は美浦所属騎手からが定石になりますね。
地元馬で特別戦を勝った馬は紐として選んでおくべきです。
大外枠は完全に消し!過去10年で連対は一度もなし
【枠番別勝利数】
枠番 | 勝利数 |
---|---|
1枠 | 2勝 |
2枠 | 1勝 |
3枠 | 2勝 |
4枠 | 1勝 |
5枠 | 2勝 |
6枠 | 1勝 |
7枠 | 1勝 |
8枠 | 0勝 |
内枠と外枠の比較で特に有利不利は感じませんが、唯一大外の8枠は危険な枠として覚えておきましょう。過去10年で連対ゼロです。
また、出走頭数によって大きく枠の有利不利が変わってきます。
18頭フルゲートで出走する場合は内枠の馬が確実に有利になるので注意してください。
アザレア賞勝ち馬の複勝率100%!相性のよさは抜群
【ローテーション別勝利数】
ランク | 前走レース | 勝利数 |
---|---|---|
S | アザレア賞 | 3勝 |
B | 大寒桜賞 | 1勝 |
B | 山吹賞 | 1勝 |
B | 3歳未勝利 | 1勝 |
B | 弥生賞 | 1勝 |
B | スプリングステークス | 1勝 |
B | 共同通信杯 | 1勝 |
B | 水仙賞 | 1勝 |
B | 京都2歳ステークス | 1勝 |
アザレア賞組が3勝でトップ。
実際、2022年はアザレア賞の勝ち馬インプレスは出走しませんでしたが、2015年~2021年までアザレア賞の勝ち馬の複勝率は100%です。
今年のアザレア賞勝ち馬は単勝1.5倍で快勝したサヴォーナ。このデータを見たら軸としては完全に抜きでた候補だと思っています。
青葉賞2023の注目馬3頭
- サヴォーナ
- スキルヴィング
- ハーツコンチェルト
注目馬1頭目:サヴォーナ
前走 | アザレア賞(阪神) 1着 |
---|---|
人気 | 4人気 |
騎手 | 池添 |
脚質 | 差し |
未勝利脱出にも、1勝クラス突破にも時間がかかりましたが
アザレア賞の勝ちっぷりはかなりの成長を感じました。
鞍上が大レースに強い池添騎手というのも魅力です。
アドミラブル以来、ディープインパクト系の産駒が勝てない年が続きましたが
昨年のプラダリアがそれに終止符を打っています。
東京2400はディープ強いので、その子供キズナ産駒もここは庭でしょう。
キサラギ自信の◎です。
注目馬2頭目:スキルヴィング
前走 | ゆりかもめ賞(東京) 1着 |
---|---|
人気 | 1人気 |
騎手 | ルメール |
脚質 | 差し |
圧倒的1番人気です。
ゆりかもめ賞では出遅れながらも最後は34秒の末脚で豪快に差し切り勝ち。
2着のサヴォーナに3馬身差をつけています。
しかしデビューから3戦全て出遅れは不安材料。
特に、今の馬場状態がいい東京だと前が止まらないので、今までのような勝ち方ができるか疑問。
もし、同じような競馬で勝ち切ることができたら
青葉賞からの初ダービー馬になるかもしれませんが、馬場も悪くなりそうだし私は△までの評価にしておきます。
注目馬3頭目:ハーツコンチェルト
前走 | 若葉ステークス(阪神) 4着 |
---|---|
人気 | 3人気 |
騎手 | 松山 |
脚質 | 差し |
デビュー戦で8馬身差の圧勝した後は、東京スポーツ杯で3着。その後は厳しい競馬が続いています。ここで再び人気上位になりそうな感じですが、正直5番人気以内ならば他の馬を買った方がいい。
中途半端な人気ならば完全に消しです。
!
過去データではわからないキサラギの分析
危険な人気馬:グランヴィノス
正直、なんで2番人気なのか全くわからないです。京都2歳ステークスではいいところなく着外。
キタサンブラックの産駒というのは魅力ですが、それ以外はレーンが乗ること以外買い要素はないですね~
天皇賞春もシルヴァーソニックを危険な人気馬にしてるので、今週はレーン騎手はちょっと厳しい戦いになると見ています。
結構、レーンって毎年徐々に調子あげていって安田、宝塚くらいで神になってるような気がします。
キサラギの特注穴馬指名:アサカラキング
クラシックで超人気薄の石川騎手は要注意。デビューから2戦は差しで届かず。
ただ、切れはあるのでいつ勝ってもおかしくない状況でしたが、前走は中山で逃げ粘り初勝利。
今回は強烈な差し馬がいるから、前走のように前で競馬するでしょう。
キズナ産駒でスタミナに優れるタイプだから、4コーナーで3番手以内のポジションなら間違いなく逃げ粘ります。
青葉賞のキサラギポイント:
東京の内枠は絶好!外枠切り!
ますは過去10年で1度も連対していない8枠2頭を消し!
関東ジョッキーで前走特別戦経験馬
これは結構多いですが、サボーナは人気薄なので全てに薄く流します。
菅原明 ヨリマル 大寒桜賞
吉田豊 アームブランシュ 山吹賞
8枠に2頭入ったので、該当馬はこの2頭しかいませんね~
本命サヴォーナから、地力が違いそうなスキルヴィング、関東馬のヨリマル、アームブランシュ、そして穴指名のアサカラキングです!
雨が降った場合に備えて、キズナ産駒のティムールも一応抑えで!
2023年青葉賞まとめ
アザレア賞の勝ち馬サヴォーナ本命ですが、ここを勝ってダービーで青葉賞のジンクスを打ち破れる素質があるか?というと疑問です。
つまり、今年はどの馬が勝ってもおかしくない超混戦模様。こういうときは大きな配当を狙っていきましょう