2022年12月14日川崎競馬場では2歳馬の砂の王決定戦!全日本2歳優駿が開催されます。今回のメンバー構成を見ると、JBC2歳優駿の出走メンバーが多いので、前走を見ればある程度このレースの予想はできると思います。
しかし、JBC2歳優駿のゴライコウ、ベルピットが回避。出走するのは3着のリアルミーが最高着順。メンバー的にそれほどレベルが高くないと思っているので、ここは地元のヒーローコールを本命にします。
川崎4戦4勝の馬に森騎手鞍上ならば負けることはできないでしょう。
- 全日本2歳優駿の出走想定馬がわかる
- 過去10年のデータからレースの傾向がわかる
- 有力馬3頭の状況がわかる
- キサラギの特注穴馬情報がわかる
以上のポイントがわかるようになっています。
5分程度で読み終える記事になりますので、是非最後まで読んで予想の参考にしてください!
1:全日本2歳優駿について
正直、ダートの2歳戦を優勝した馬ってあまり大成していないです。全日本2歳優駿を勝ってその後G1馬になったのは、過去10年ではルヴァンスレーヴ1頭だけ。
JBC2歳優駿の優勝馬からG1馬は1頭も出ていません。ダートの場合、スピードに加えてパワーが必要になるので、早熟でスピードタイプの馬はその後伸び悩む傾向があるのでしょう。
つまり、このレースで狙うのは潜在能力が高い馬ではなくて、現時点の完成度が高い馬。その点から見ても、ゴライコウはデビューから5戦走っておりかなりピークに近いデキなのではないか?と思っています。
2:全日本2歳優駿の出走想定馬
2022年12月13日20時時点の出走予定馬を紹介します。
オマツリオトコ | 牡2 | 55.0 | 横山武 | 2.1 | 1人気 |
ぺリエール | 牡2 | 55.0 | 福永 | 3.3 | 2人気 |
ヒーローコール | 牡2 | 55.0 | 森泰斗 | 7.6 | 3人気 |
デルマソトガケ | 牡2 | 55.0 | 松若 | 7.8 | 4人気 |
コパノハンプトン | 牡2 | 55.0 | 岩田康 | 19.2 | 5人気 |
リアルミー | 牡2 | 55.0 | 服部 | 21.3 | 6人気 |
スペシャルエックス | 牡2 | 55.0 | 矢野貴 | 22.6 | 7人気 |
マルカラピッド | 牝2 | 55.0 | 小沢 | 25.5 | 8人気 |
ハセノゴールド | 牡2 | 55.0 | 張田 | 77.5 | 9人気 |
オーマイグッネス | 牡2 | 55.0 | 阿部龍 | 81.8 | 10人気 |
プルタオルネ | 牡2 | 55.0 | 本橋 | 84.9 | 11人気 |
ネオシエル | 牡2 | 55.0 | 石川倭 | 200.8 | 12人気 |
ニシケンボブ | 牡2 | 55.0 | 山崎 | 220.9 | 13人気 |
コンプラドール | 牡2 | 55.0 | 本田 | 401.6 | 14人気 |
3:全日本2歳優駿の過去10年間の傾向をデータ分析
とにかく固い決着が多い全日本2歳優駿!つまりデータ通りに買うだけで当たる確率が高いレースです。
こういうレースは点数を絞って確実に勝つためにあるもの!過去のデータを分析して今年の勝馬を見つけ出しましょう。
- 過去10年で10倍以下の馬連が6回!固いレースなので点数は少なめに
- 1,2番人気の決着は1回だけ!どちらかを軸にして人気サイドへ
- 前走は門別、園田の地方交流戦を使った馬が好走
- JRA優勢だが他の地方交流重賞と比べて地方馬の勝率連対率は高い
- JBC2歳優駿の優勝馬が4年連続惨敗!
傾向1:過去10年で10倍以下の馬連配当が6回!固いレースなので点数は少なめに
【過去10年の馬券配当傾向】
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
---|---|---|---|---|
1,820円 | 12,810円 | 56,560円 | 6,500円 | 285,290円 |
馬連平均配当が1,820円と非常に固いレースが多いです。過去10年の結果を見ると10倍以下の固い配当が6年あります。こういったレースは無理に穴馬を探し出すのではなく、少ない点数で馬連や3連複を狙い撃ちする方法で、確実に勝ちを狙っていきます。
傾向2:1,2番人気の決着は1回だけ!どちらかを軸にして人気サイドへ
【人気別勝利数】
人気 | 勝率 | 連対率 |
---|---|---|
1番人気 | 50.0% | 60.0% |
2番人気 | 10.0% | 40.0% |
3番人気 | 20% | 40.0% |
4番人気 | 0.0% | 10.0% |
5番人気 | 20.0% | 30.0% |
6番人気 | 0.0% | 10.0% |
7番人気 | 0.0% | 10.0% |
※8番人気以下の連対馬なし
10倍以下の馬連配当が多いだけあって、1~2番人気の馬が安定した結果をだしています。連対率が60%。しかし、意外なことに1番人気と2番人気の2頭で決まったのは2016年の1着1番人気リエノテソーロ2着2番人気シゲルコングの1回だけ、その他の年は必ずどちらかが連対しているという感じです。
人気両頭が揃って連対を外したのは2012年と2019年の2回だけですから、人気どちらかの馬を軸にして厚めに勝負がおススメ。どんなに人気があっても3連単2頭固定はリスクが高いと見ています。
傾向3:前走は門別、園田の地方交流戦を使った馬が好走
【前走コース勝利数】
前走コース | 勝利数 | 連対数 |
---|---|---|
門別競馬場 | 3勝 | 5回 |
東京競馬場 | 2勝 | 4回 |
園田競馬場 | 1勝 | 4回 |
大井競馬場 | 1勝 | 2回 |
京都競馬場 | 1勝 | 2回 |
船橋競馬場 | 1勝 | 1回 |
阪神競馬場 | 1勝 | 1回 |
前走を見るとJRAの2歳未勝利や特別戦を勝った馬よりも、地方交流戦をステップにした馬が好走しています。門別で開催されるJBC2歳優駿(北海道2歳優駿)や園田競馬の兵庫JGを使った馬が実績をのこしています。
中央の特別戦の中では東京競馬場の1400mダート「プラタナス賞」組が注目です。
傾向4:JRA優勢だが他の地方交流重賞と比べて地方馬の勝率連対率は高い
【所属別勝利数】
所属 | 勝利数 | 連対数 |
---|---|---|
JRA | 7勝 | 15回 |
地方 | 3勝 | 5回 |
地方交流重賞はJRA勢が席巻していますが、全日本2歳優駿は地方馬の健闘が目立ちます。特に門別出身の馬は仕上がりが早く、スピードもこの段階では上位の馬が多いのでJRA勢を軸にする場合でも押さえておかなければならない怖い存在になります。
兵庫JGやJBC2歳優駿で掲示板内の馬は重視しておきましょう。
傾向5:JBC2歳優駿の優勝馬が4年連続惨敗!
【過去5年のJBC2歳優勝馬の成績】
年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
---|---|---|---|
2021年 | アイスジャイアント | 2人気 | 9着 |
2020年 | ラッキードリーム | 5人気 | 10着 |
2019年 | キメラベリテ | 3人気 | 9着 |
2018年 | イグナシオドーロ | 7人気 | 14着 |
2017年 | ドンフォルティス | 3人気 | 2着 |
先だって行われたJBC2歳優駿の勝馬が現段階では2歳トップですが、2016年のエピカリスを最後にJBC2歳優駿(北海道2歳優駿)の勝馬が連勝できなくなっています。
2017年のドンフォルティスは辛うじて連対したものの、2018年以降は4年連続で着外・・
距離が1ハロン短くなること、舞台が門別から川崎へ移動することでこれほどまでに、あっさりと負けてしまうのが不思議です。
今年のJBC2歳優駿で波乱の立役者となったゴライコウは、今までの流れを断ち切れるのでしょうか。
4:2022年全日本2歳優駿の注目馬3頭
- オマツリオトコ
- エコロアレス
- ヒーローコール
注目馬1頭目:オマツリオトコ
前走 | 兵庫ジュニアグランプリ(園田)1着 |
---|---|
人気 | 1人気 |
騎手 | 横山武 |
脚質 | 先行 |
川崎経験 | 初出走 |
ダートで新馬戦を勝った次走は函館2歳ステークスで3着。芝でもダートでもスピードがあることを証明しています。
ダートに限って言えば負けなしの3連勝!前走の兵庫ジュニアグランプリでは他馬に格の違いを見せつけています。
今回は1倍台の圧倒的人気になるのも当然ですが、1600m初挑戦というのが気がかり。
血統的にも裏付けがない点で消すことはできませんが、軸にするのも怖いです。単勝1倍台ならば紐で押さえる感じでいきます。
注目馬2頭目:ぺリエール
前走 | オキザリス賞(東京)1着 |
---|---|
人気 | 2人気 |
騎手 | 福永 |
脚質 | 先行 |
川崎経験 | 初出走 |
オキザリス賞は人気に応えての快勝でしたが、メンバーはそれほど強くないので半信半疑です。川崎で外枠に入ったのもかなりのマイナス。JRA勢が3着以内に2頭は入ると思うので、そのうちの1頭になる可能性は高いですが、やはり軸にするのは危険。血統的な魅力だけならオマツリオトコよりもこちらの方が上ですが・・・
今回は1ハロン短くなって1600m。前走よりも残りそうですが、まだ少し距離は長いかなとも思っています。
注目馬3頭目:ヒーローコール
前走 | 鎌倉記念(川崎)1着 |
---|---|
人気 | 3人気 |
騎手 | 森泰斗 |
脚質 | 逃げ |
川崎経験 | 4戦4勝 |
人気2頭が外枠になったのはかなりのアドバンテージ。川崎競馬場では4戦4勝というのもいいですね~
地方馬ながらテンのスピードはメンバー最上位でしょう。川崎の内枠で先行したらかなり残る可能性は高いです。
鞍上が森騎手というのも素晴らしい!キサラギの本命はこのヒーローコールです。
5:過去データではわからないキサラギの分析
スプリント系の馬が出走するのでペースが早くなりがちな全日本2歳優駿。2歳戦なのでデータが少なく紐選びは難しいですが、危険な人気馬と穴馬候補を教えちゃいます。
予想家キサラギのモットー
大学時代は競馬予想サークルで活躍。
マイルCSの10万馬券を5000円買った500万円が過去最高収入!
3年前からは競馬予想家としてデビューし、大穴馬券を年間に数本当てるよりも
30~50倍の配当を毎週当てることが一番儲かることに気づく
競馬で儲かる黄金比率の的中率25%、回収率170%をノルマとしている
分析1:危険な人気馬 オマツリオトコ
圧勝する可能性もありますが、やはり初コース初距離はマイナス要素。ここまで人気集中したらかなり危険だと思っています。横山武志騎手の地方での成績はイマイチなので、この馬は2着付の馬単で押さえておきます。
分析2:キサラギの特注穴馬指名 デルマソトガケ
ダート1800から1ハロンの距離短縮は勝負気配。前にいくスピードはあるので流れに乗ることができれば内枠の有利さをいかして残る可能性が高いです。
分析3:全日本2歳優駿のキサラギポイント
候補はJRA馬と前走で門別を使っている馬、それと川崎で勝利経験がある馬ですね。ヒーローコールが本命なので相手はJRA馬だとは思うのですが、今年のメンバーはそれほど抜けた存在ではないので、地方馬ワンツーも十分にあり得ます。
6:全日本2歳優駿の予想
◎ヒーローコール
〇オマツリオトコ
▲ぺリエール
△リアルミー
△デルマソトガケ
△ハセノゴールド
△コパノハンプトン
馬連2-1.4.6・11.12・13
7:過去の全日本2歳優駿プレイバック
2017年ルヴァンスレーヴの全日本2歳優駿
ルメールのハヤブサマカオー、武豊のドンフォルティス、デムーロのルヴァンスレーヴとJRA馬の3つ巴の戦い。中でも断トツの1番人気は単勝1倍台のルヴァンスレーヴでした。
しかし、ルヴァンスレーヴは出遅れ・・・後ろからの競馬となってしまいましたが3コーナーから一気のまくりで先団へ、直線では粗削りな走りでもう他の馬は勝負にならない様相、1頭だけルヴァンスレーヴについてきたのがドンフォルティスでした。
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今週の的中情報 | ||
---|---|---|
情報名 | 【地方】2進法万馬券 | |
日程 | 2023/06/02 | 2023/06/03 |
レース名 | 名古屋2R | 帯広2R |
点数 | 3連単48点 | 3連単48点 |
払戻金額 | 137,640円 | 171,680円 |
合計払戻金額:309,320円 |
オススメ②:モーカル


今週の的中情報 | ||
---|---|---|
情報名 | 【中央】桐島流馬券術 | |
日程 | 2023/06/03 | 2023/06/04 |
レース名 | 阪神4R | 阪神6R |
点数 | 3連単30点 | 3連単48点 |
払戻金額 | 2,961,510円 | 1,807,340円 |
合計払戻金額:4,768,850円 |
オススメ③:サラブレッド大学



今週の的中情報 | ||
---|---|---|
情報名 | 博学多才 | |
日程 | 2023/06/03 | 2023/06/04 |
レース名 | 阪神4R | 阪神6R |
点数 | 3連単48点 | 3連単48点 |
払戻金額 | 987,170円 | 903,670円 |
合計払戻金額:1,890,840円 |
8:2022年全日本2歳優駿のまとめ
当初はゴライコウとトレドで鉄板と思っていましたが、ゴライコウが回避、そしてトレドは残念ながら急逝してしまい。全くメンバー構成が変わってしまいました。オマツリオトコは確かにスピードはあるし、強いと思いますがマイルは少し長いと見ています。
ここは森泰斗騎手に地方馬の意地を見せてもらいましょう。