1月、2月開催は荒れるレースが多いのですが、その中では異色の本命サイドのレースが中山競馬場で2022年1月23日(日)に行われるAJCC(アメリカズジョッキーズカップ)です。
固い決着が多いので、あまり稼げないレースというイメージを持っている人も多いでしょう。
しかし、上位人気馬が信頼できるのであれば買い目を絞って、ローリスクで勝負できるレースと考えるのがいいのではないでしょうか?
今回は、確実に信頼できるオーソクレースが登場します。
ここで勝った後は、単勝1倍台、2倍台の馬になっていくでしょう。
まだオーソクレースでも結構稼ぐことができるので、ここは相手を絞って確実に勝ちにいきましょう!
この記事では4つのレースのポイントがわかるようになっています!
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- 想定出走馬情報がわかる!
- 過去10年の分析によってレースの傾向がわかる
- 注目されている馬がわかる
- 予想家キサラギの独自の展望と大胆予想がわかる
5分程度で読み終える記事になっていますので、是非最後まで読んでAJCCを的中させちゃいましょう!
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最新的中実績 |
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日程 | 2023年02月05日 |
開催 | 中京10R |
的中額 | 578,760円 |
情報名 | 万馬券ガイダンス |
目次
1:AJCCについて
中山競馬場芝2200mで行われるG2重賞です。
有馬記念に出走した馬と菊花賞に出走した馬がここで初対決となることが多く、今後の長距離戦の流れを占う重要なレースに位置付けられています。
2:2022年AJCCの本命はオーソクレース【鉄板】
1番人気で単勝2倍台になりそうですが、人気でもオーソクレースに逆らうことは無謀すぎます!血統背景、実績、ローテーション全てがそろっており、ここで連を外すことはまず考えられません。
穴を狙うなら人気薄のワイドで狙うのがおすすめ、馬連で勝負するなら5点以内に絞るのが鉄則です。
3:AJCC【2022年】の出走想定馬
12月20日 22時時点現在の出走想定馬
アンティシペイト | 牡5 | 56.0 | 大野 | 44.9 | 8人気 |
オーソクレース | 牡4 | 55.0 | ルメール | 1.8 | 1人気 |
キングオブコージ | 牡6 | 56.0 | 横山典 | 8.2 | 3人気 |
キャッスルトップ | 牡4 | 57.0 | 仲野 | 170.1 | 13人気 |
クレッシェンドラヴ | 牡8 | 56.0 | 津村 | 115.0 | 11人気 |
ソッサスプレイ | セ8 | 56.0 | 柴田大 | 183.4 | 14人気 |
ダンビュライト | セ8 | 56.0 | 松若 | 67.2 | 9人気 |
ポタジェ | セ5 | 56.0 | 川田 | 3.1 | 2人気- |
ボッケリーニ | 牡6 | 56.0 | 横山武 | 14.1 | 5人気 |
マイネルファンロン | 牡7 | 56.0 | 松岡 | 84.2 | 10人気- |
ラストドラフト | 牡6 | 56.0 | 戸崎圭 | 17.8 | 6人気 |
スマイル | 牡6 | 56.0 | 田辺 | 40.8 | 7人気 |
エヒト | 牡5 | 56.0 | 北村宏 | 120.1 | 12人気 |
アサマノイタズラ | 牡4 | 56.0 | 嶋田 | 9.3 | 4人気 |
4:AJCCの過去10年のデータ分析
過去10年間のAJCCのレース結果を分析して、2022年の馬券の傾向を探ってみました。
ローテーションや世代別などで分析すると、自ずと消せる馬が出てくるので消去法でデーターに当てはまらない馬は消しちゃいましょう。
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- 波乱度はB!極端な穴狙いをするよりも点数絞って手堅く
- 1番人気の信頼度は絶対的だがその他の上位人気はイマイチ
- 圧倒的な勝率を上げている5歳が中心
- 中心は有馬記念組!やはり前走重賞組を狙う
- 圧倒的に先行有利!追い込み馬は黙って消し
傾向1:波乱度はB!極端な穴狙いをするよりも点数絞って手堅く
【過去10年の馬券分析】
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
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3,878円円 | 10,667円 | 70,890円 | 14,960円 | 299,470円 |
10年間に2度万馬券は出ているものの、昔からAJCCは固い決着のイメージがありますね。
固い決着の要因となるのは、かつては少頭数で行われることが多かったこと、別定戦なので実力差の割には斤量の差異がないことですね。
冬場で天候が悪くなることも考えられますが、実際過去10年で不良馬場で行なわれたのは昨年2021年の1度だけ、他は良馬場で行われているので、毎年順当な結果になることが多いですね。
傾向2:1番人気の信頼度は絶対的だがその他の上位人気はイマイチ
とにかく1番人気の馬が強いのがAJCCの傾向です。但し上位人気馬の中で信頼できるのは1番人気馬だけなので、相手探しは簡単ではありません。
【人気別勝率&連対率】
人気 | 勝率 | 連対率 |
---|---|---|
1番人気 | 30.0% | 60.0% |
2番人気 | 30.0% | 40.0% |
3番人気 | 10.0% | 20.0% |
4番人気 | 10.0% | 10.0% |
5番人気 | 0.0% | 20.0% |
6番人気 | 0.0% | 10.0% |
7番人気 | 20.0% | 30.0% |
8番人気 | 20.0% | 20.0% |
9番人気 | 0.0% | 0.0% |
10番人気 | 0.0% | 0.0% |
11番人気 | 0.0% | 10.0% |
※11番人気以下の連対馬なし
1番人気の勝率&連対率ともに高く、信頼度はかなり高いですがその他の上位人気馬の連対率は総じて低いです。
馬連が固い結果になるのは、1番人気と2番人気の馬の能力が抜けた存在であるとき。2頭のマッチレースになったら馬連は3桁配当になることが多いので、馬券フォーメーションは2頭の馬連を厚めに買って、後は1番人気から流すのがおすすめです。
傾向3:圧倒的な勝率を上げている5歳が中心
【世代別占有率】
世代 | 1着占有率 |
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4歳 | 20.0% |
5歳 | 40.0% |
6歳 | 30.0% |
7歳 | 10.0% |
競走馬としての充実期を迎える5歳馬が中心ですが、ここ数年を見ると4歳馬の好走例が目立ちます。今まで5歳馬の独占でしたが2018年のダンビュライト、2021年のアリストテレスが勝利、そしてこの5年のうち4回4歳馬が連対していることに注目ですね。
但し、連対している4歳馬は全て3番人気以内でしたので、人気薄の穴馬として挙げることはできないですね。
傾向4:中心は有馬記念組!やはり前走重賞組を狙う
ランク | 前走レース | 勝利数 |
---|---|---|
1 | 有馬記念 | 3勝 |
2 | 金鯱賞 | 2勝 |
3 | ステイヤーズステークス | 1勝 |
3 | 凱旋門賞 | 1勝 |
3 | 菊花賞 | 1勝 |
3 | 天皇賞春 | 1勝 |
3 | サンタクロースハンデ | 1勝 |
やはり暮れの有馬記念に出走している実力上位の馬が勝ち切ることが多いです。
2位の金鯱賞は春に移動しているので、ここ数年の流れを見ると、菊花賞やサンタクロースハンデ、連対することが多い中日新聞杯が主要ローテーションになりますね。
傾向5:圧倒的に先行有利!追い込み馬は黙って消し
脚質別 | 勝利数 |
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逃げ | 1勝 |
先行 | 7勝 |
差し | 2勝 |
追い込み | 0勝 |
逃げ&先行で勝率8割。
やはり中山2200は前にポジションを取る馬が絶対的に有利です。
4コーナーで5番手以内にいることが勝利の絶対条件になるので、人気馬で後ろから差し切るタイプの馬は抑えまでにしておきましょう。
5:2022年AJCCの注目馬3頭!
2022年のAJCCで注目される3頭の馬を紹介します。中心になるのはオーソクレースですが、他の2頭も簡単には切れないので注意が必要です。
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- ポタジェ
- オーソクレース
- キングオブコージ
注目馬1頭目:ポタジェ
前走 | 天皇賞秋(東京)6着 |
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人気 | 2人気 |
騎手 | 川田 |
脚質 | 先行 |
中山経験 | 1戦1勝 |
昨年の天皇賞秋では6着。
コントレイル、エフフォーリア、グランアレグリアといった日本のトップクラスの馬達と戦ってこの順位は立派なもの。
このメンバーなら間違いなく能力は最上位級。オーソクレースとどっちが上かということでしょうね。
ほぼ2頭の力は互角と思っているので、今回はローテーション的に順調だったオーソクレースの方を上に見ています。
AJCCは固い決着が多いので、2頭で決まる可能性は非常に高いと思っています。
注目馬2頭目:オーソクレース
前走 | 菊花賞(阪神)2着 |
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人気 | 1人気 |
騎手 | ルメール |
脚質 | 差し |
中山経験 | 2戦0勝 |
重賞は未勝利ですが、菊花賞2着、ホープフルステークス2着の実績があるオーソクレース。エリザベス女王杯、宝塚記念を勝ったマリアライトの初仔でデビュー前から期待されていましたが、ホープフル2着の後に故障し春のクラシック戦には出ることができませんでした。
長期休養後、ようやく間に合った菊花賞ではタイトルホルダーに逃げ切られてしまいましたが強さを感じさせる2着。最近の4歳馬の好走を見るとここで勝つ可能性が一番高いのは人気になってもこの馬になるでしょうね。
注目馬3頭目:キングオブコージ
前走 | 中日新聞杯(中京)5着 |
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人気 | 5人気 |
騎手 | 横山典 |
脚質 | 差し |
中山経験 | 3戦2勝 |
昨年のオールカマーで約1年ぶりに復帰したキングオブコージ。
2走目の中日新聞杯では復調の兆しを見せた掲示板入りを果たし、このAJCCで完全復活なるか?
といったところでしょう。
この馬の持ち味が活かせるレース中盤からの大外まくりができるようになれば、相手関係が薄い今年の
AJCCなら十分勝負になります!
勝つときの横山騎手は大胆な乗り方をするので、今回もどんな騎乗を見せてくれるのか楽しみです。
6:過去データではわからないキサラギの分析
過去のデータを分析すると、どうしても人気サイドになってしまいます。AJCCは人気サイドでの決着が多いですが、それでもデータには表れない伏兵の存在や、怪しい人気馬が出てきます。
キサラギ独自の目線でAJCCを分析してみましょう。
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- 重賞勝ちかG2、G1で2着の実績がある馬しか勝てない
- 今年は7番人気馬が来る年!
- スピードよりもスタミナ&根性
分析1:重賞勝ちかG2、G1で2着の実績がある馬しか勝てない
G2の中でもAJCCは格のレースと言えるでしょう。
そのためここで重賞初勝利する馬であっても、必ず以前G1やG2で2着以内の実績がありました。G3ならば勝っていることが条件になります。
そこから考えると、今回のオーソクレースは重賞未勝利ですが、G1での2着が2回もあるのでAJCCで重賞初制覇となる資格は十分です。
分析2:今年は7番人気馬が来る年!
2015年から2021年まで1年おきに7番人気の馬が連対しています。
直前になるまでどの馬が7番人気馬になるか判断できませんが、AJCCは1、2番人気以外の馬は信頼度が低いため、人気の2頭だけ抑えて7番人気前後の馬を紐荒れで買っておくのはおすすめです。
今年はオーソクレースが断然の人気なので、7番人気との組み合わせでも万馬券にはならないと思いますが、20~30倍の配当はあるでしょう。
分析3:スピードよりもスタミナ&根性
中山2200mはスタミナを使うタフなコースとしても知られています。
スピードの能力が高い馬が順調に飛ばしている展開でも最後の急坂を登れる体力が残っておらず、直線で差されてしまうケースが多いです。
オーソクレースはスタミナよりもスピードに勝る馬になりますが、菊花賞でタイトルホルダーの2着を確保していることからスタミナにも問題はないでしょう。
7:2022年AJCCの予想
◎オーソクレース
〇ポタジェ
▲キングオブコージ
△スマイル
△アサマノイタズラ
馬連11ー1・2・6・13 1-6
オーソクレース、ポタジェ、キングオブコージこの3頭で決まる可能性が非常に高いレースだと思います。
軸にするのは迷いましたが、G1を2回2着しているオーソクレースの安定感を信頼します。ポタジェとキングオブコージへの馬連は厚めに買っておき、次点のアサマノイタズラへの馬券が抑え。
今年7番人気になると思われるスマイルが穴候補になりますね。
8:過去のAJCCプレイバック
マチカネタンホイザ久々の重賞制覇!1994年のAJCC
1番人気はステージチャンプでしたが、前走有馬記念4着と好走していたマチカネタンホイザが最後粘って久々の重賞制覇!有馬の前にはステイヤーズステークスを勝ってるので、やはりAJCCではスタミナが必要なことを実証するレースでした。
9:2022年AJCCまとめ
このレースの結果が春の天皇賞に繋がってくるので、天皇賞春をこなすスタミナがある馬を本線にします。血統面からも長距離をこなせるオーソクレースは不動の軸と言っていいでしょうね。
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日程 | 2023年02月05日 |
開催 | 中京10R |
的中額 | 578,760円 |
情報名 | 万馬券ガイダンス |