2021年マイルチャンピオンシップの予想と展望!インディチャンプが波乱のカギを握る

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インディチャンプ

マイルチャンピオンシップは固いから見るレース?
20年前までは荒れるレースの代名詞だったマイルチャンピオンシップも
本当に固い結果が多いG1になりましたよね。

今年もグランアレグリアの出走が決まったので、また3桁配当かあ
なんて穴党のため息が聞こえてきそうです。

そしてグランアレグリアはマイルチャンピオンシップで引退を発表

断然の1番人気になることは間違いないです。単勝1倍台かもしれませんね。

しかし
グラン以外の人気上位馬全てが3歳

そこまで3歳世代が抜けているとは思いません

今回はマイルチャンピオンシップで波乱の主役となる穴馬を選び出しますので
最後までじっくりと読んで予想の参考にしてください!


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1:マイルチャンピオンシップについて

京都1600mで行われる秋のマイル王決定戦、安田記念を制したダノンキングリーが出走しないので、春秋マイル王の誕生はありませんが、グランアレグリアがマイルG1の3勝目を狙っています。

2:マイルチャンピオンシップ【2021年】の出走想定馬

11月1日 22時時点現在の出走想定馬

グランアレグリア 牝4 55.0 ルメール 2.1 1人気
インディチャンプ 牡6 58.0 福永 14.1/td>

5人気
ホウオウアマゾン 牡3 56.0 坂井 20.7 7人気
カテドラル 牡5 57.0 戸崎圭 25.0 8人気
グレナディアガーズ 牡3 56.0 池添 11.9 4人気
ケイデンスコール 牡5 57.0 岩田康 49.2 11人気
サウンドキアラ 牡6 56.0 武豊 44.3 10人気-
サリオス 牡4 57.0 松山 6.1 3人気
シュネルマイスター 牡3 56.0 横山武 4.8 2人気
ダノンザキッド 牡3 56.0 川田 16.6 6人気
ロータスランド 牝4 55.0 田辺 34.9 9人気
クリノガウディ 牡7 57.0 横山武 91.2 14人気
ダーリントンホール 牡4 57.0 和田竜 54.9 12人気
リプレーザ 牡4 57.0 和田竜 82.1 13人気
レインボーフラッグ 牡8 57.0 小崎 169.4 15人気

3:過去10年の傾向から見る2021年マイルチャンピオンシップの5つの傾向

過去10年のマイルチャンピオンシップのデータを検証してわかった傾向を5つ紹介します。比較的堅いレース、人気上位が崩れないといった特徴以外にもこんな傾向があるんです。

  • 万馬券は10年前・・この2年は馬連3桁の堅い決着
  • 傾向2:3番人気馬の連対率が60%と超安定の軸候補
  • ディープインパクト産駒が4勝と圧倒的
  • 世代別トップは4歳世代!1着の半数を占める
  • ローテーションの王道は富士ステークス組

傾向1:万馬券は10年前・・この2年は馬連3桁の堅い決着

【過去10年の配当】

年度 単勝 馬連 3連複 3連単
2020年 160円 620円 1,610円 4,480円
2019年 640円 840円 3,200円 16,580円
2018年 870円 3,220円 5,480円 29,790円
2017年 880円 2,480円 9,300円 55,890円
2016年 590円 1,590円 8,360円 40,290円
2015年 570円 1,780円 2,000円 12,000円
2014年 1,810円 3,890円 25,760円 193,290円
2013年 470円 1,930円 2,090円 12,450円
2012年 1,050円 2,520円 9,230円 58,050円
2011年 980円 12,800円 38,920円 279,410円

この3年堅い決着になっており、マイルCS=本命党の競馬ってイメージになっていますが、昨年は怪物牝馬”グランアレグリア”そして一昨年はアーモンドアイを破ったインディチャンプが連に絡んでいるからですね。

今年もグランが出走しますが、シュネルマイスターと人気が割れる可能性が高いので3年連続の馬連3桁配当はない!とみています。

傾向2:3番人気馬の連対率が60%と超安定の軸候補

【人気別勝率&連対率】

人気 勝率 連対率
1番人気 10.0% 30.0%
2番人気 10.0% 40.0%
3番人気 20.0% 60.0%
4番人気 30.0% 30.0%
5番人気 20.0% 20.0%
6番人気 00.0% 00.0%
7番人気 00.0% 00.0%
8番人気 10.0% 10.0%

※9番人気以下の連対なし

上位人気馬の中でも連対率が高いのは、2番人気、3番人気の馬です。
1番人気が実績やネームバリューで人気になることが多く、実際力のある馬が2、3番人気になっているからですね。

また、安田記念やNHKマイルで勝った馬がひと夏を超えて成長した馬に追い越されるというケースも目立ちます。

成長力ならばシュネルやダノンザキッドといった3歳馬。
グランを軸にするよりも、どちらかを軸にするのが馬券的にも美味しそう。

傾向3:ディープインパクト産駒が4勝と圧倒的

種牡馬 勝利数
ディープインパクト 4勝
フジキセキ 1勝
ハービンジャー 1勝
ステイゴールド 1勝
スクリーンヒーロー 1勝
ロードカナロア 1勝
Giants causeway 1勝

今回は阪神開催になります。

京都開催でもディープ産駒の活躍が目立ちましたが、同じ阪神1600を走る桜花賞のデータを見ると、ディープ産駒が最も得意とするコース。

人気薄の馬でもディープ産駒は抑えておかなければならないでしょう。

傾向4:世代別トップは4歳世代!1着の半数を占める

世代 1着占有率
3歳 20.0%
4歳 50.0%
5歳 20.0%
6歳 10.0%

※7歳以上の勝ち馬はなし

上位人気馬が3歳世代が多いですが、過去の実績を見るとやはり競走能力がピークに達する4歳世代の活躍が他の世代を圧倒しています。

このデータを見ると、人気上位でも3歳同士の決着はない!と予想します。

傾向5:ローテーションの王道は富士ステークス組

ランク 前走レース 1着占有率
1 富士ステークス 30.0%
2 スプリンターズステークス 20.0%
3 毎日王冠 20.0%

東京1600mの富士ステークス組が好走するケースが多いです。
今年は、ダノンザキッド、サトノウイザードが出走します。

1着のソングラインが出てくればさらに馬券的にも面白そうでしたが、残念ながら出走登録はありませんでした。

人気のグランアレグリアは天皇賞秋からのローテーション。
この10年では天皇賞秋からの出走組は成績を残していませんが、20年~10年前のデータになると7割が前走天皇賞秋の馬です。

決してローテーション的にマイナスというわけではないですね。


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4:過去10年からわかる2021年マイルチャンピオンシップの注目馬3頭

マイル女王グランアレグリアの他は3歳馬が人気の中心となることが予想されますが、過去データから見ても毎日王冠を勝ったシュネルマイスターや、久々のレースで4着のダノンザキッドは有力候補になりますね。

  • シュネルマイスター
  • グランアレグリア
  • ダノンザキッド

注目馬1頭目:シュネルマイスター

シュネルマイスター

前走 毎日王冠(東京)1着
人気 1人気
騎手 横山武
脚質 差し
東京経験 3戦2勝

NHKマイルカップを圧勝した後、安田記念でダノンキングリー&グランアレグリアの3着。東京コースの適正とマイルの適正も十分なこの馬に死角はあるのでしょうか?

強いて言えば、阪神は初出走となることくらいですね
脚質も自由度が高く先行しても、控えても力を発揮できるタイプなので内枠に入って重馬場といった不利な状況が重ならない限り、この馬が連を外すことは考えにくいです。

注目馬2頭目:グランアレグリア

グランアレグリア

前走 天皇賞秋(東京)3着
人気 1人気
騎手 ルメール
脚質 先行
阪神経験 4戦2勝

距離の壁があったのか?
天皇賞秋では積極的に前を行く競馬をしかけたものの
コントレイルとエフフォーリアに最後交わされての3着。

しかし、あのメンバーで3着に粘れることでこの馬の強さを再確認しました。
今回は得意のマイルコース

天皇賞で3歳世代に敗れた雪辱をここで果たす条件は揃っています。

注目馬3頭目:ダノンザキッド

ダノンザキッド

前走 富士ステークス(東京)4着
人気 3人気
騎手 川田
脚質 先行
阪神経験 1戦1勝

2歳時は、この先いくつのタイトルを取るんだろう?と思わせた馬ですが、結局クラシックタイトルは獲れませんでした。

本質的に短距離馬なので、チャンスは皐月賞くらいしかなかったのですがその後の怪我も痛かったですね。

復帰初戦の富士ステークスでは4着に敗れましたが、久々でも上々の出来です。
マイルチャンピオンシップでは、間違いなく前走以上のパフォーマンスを見せてくれるでしょう

ただし重馬場は不得意そうなので、雨が降ったら思い切って消しでもいいと思います。

5:データではわからないキサラギによる2021年マイルチャンピオンシップの展望

10年間のデータには出てこない、またはデータとして裏付けはないけれども予想のポイントとなるキサラギの展望を紹介します。

  • 2度あることは3度あります
  • 東の騎手の連対は10年で1度だけ
  • 3歳馬なら人気の無い方

キサラギの展望1:2度あることは3度あります

インディチャンプ

2016年から2018年にかけて3年間でペルシアンナイトが1着、2着、3着を取っています。
そして今年出走する馬の中にペルシアンナイトと同じ条件の馬が1頭います。

それがインディチャンプ!

2019年1着 2020年2着 つまりことしは3着・・・・

データの裏付けなどはありませんが、2度あることは3度あるです!
ワイドや3連複を購入する場合は、インディチャンプを忘れずに~

キサラギの展望2:東の騎手の連対は10年で1度だけ

西の競馬場で行われるレースは、本当に栗東の騎手の活躍が目立ちますよね。
マイルチャンピオンシップも同様、この10年で連対できた東の騎手はイスラボニータの蛯名騎手だけです。

今年は、戸崎騎手が有力馬のサトノウイザードでチャレンジしますが、やはり割引が必要かもしれません。

キサラギの展望3:牝馬のG1引退レースは勝率高い

2021年のマイルチャンピオンシップで、グランアレグリアが引退。最後のレースになりますね。

牝馬は繁殖に入るから、最後のレースは無理をさせないため、きっちりと仕上げてこない!
なんて言う人もいますが、実際どうでしょう?

引退年度 馬名 引退レース

着順

2020年 アーモンドアイ ジャパンカップ 1着
2019年 リスグラシュー 有馬記念 1着
2014年 ジェンティルドンナ 有馬記念 1着
2012年 アパパネ 安田記念 16着
2010年 ウォッカ マクトゥームRC 8着
2008年 ダイワスカーレット 有馬記念 1着

過去の名牝たちの引退レースを見ると、ほとんどの馬が最後の花道を勝利で飾っています。
有馬記念で引退する牝馬の強さは驚愕ですね~

ここでピックアップした牝馬で引退レースを飾れなかったのは
ウォッカとアパパネの2頭ですが、ウォッカは日本での最終レースジャパンカップで勝利していますし、アパパネは引退レース出走時1年以上勝利から遠ざかっていた状態だったので、今回のグランとは違いますね。

得意距離のマイルで最後の花道を飾ってくれると確信しています。

6:2021年マイルチャンピオンシップの予想

◎グランアレグリア
〇シュネルマイスター
▲インディチャンプ
△ダノンザキッド
△カテドラル
△ホウオウアマゾン
△グレナディアガーズ

馬連
12-1.3.7.9.11.13

3連単 1.3着固定
1着 12
2着 1.3.7.9.11.13
3着 7
本命はグランアレグリア、3歳勢に流して3歳以外はカテドラルとインディのみ抑えておきます。

7:2021年マイルチャンピオンシップの展望

3着候補のインディチャンプを活かすなら
今回は3連単が最も面白い馬券になると思います。

確かにシュネルマイスターをはじめとした3歳馬の力は未知数ですが、それでもグランを信じて
1着固定にすれば、1,3着固定で買い目も抑えれれますし人気薄が突っ込んでくれば、高配当も期待できますよ~


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