2021年チャンピオンズカップの予想と展望!クロフネの血が騒ぐ!初ダートのソダシ圧勝も

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カフェファラオ

2021年のチャンピオンズカップは、クリソリベル、ルヴァンスレーヴがいない混戦模様。

JBCの上位組も東京大賞典直行を表明しているので、かなり難解な予想になりそうです。

11月前半に最初に記事を書いたときは、本命不在のG1って感じでしたが今週ソダシが出走を表明、地方からもカジノフォンテンが出走登録してきました。

カジノフォンテンが出てくると言うことは早い流れになることは間違いなし!
かなりタイム的にもハイレベルなレースになる可能性が高いです。

そして秋華賞で敗れたソダシがなんとダート路線に・・・・

この2頭が出走することによって、チャンピオンズカップはどんな流れになっていくのか?
ビシっと予想したいと思います。

5分程度で読み終える記事になりますので最後まで読んで予想の参考にしてください。


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1:チャンピオンズカップについて

ダートのG1

中京競馬場で行われるダート1800mのG1戦です。
かつてはジャパンカップダートとして東京2100mで行われていましたが、距離が短縮されマイラーも参加しやすくなり、JBCや南部杯の勝馬が人気の中心になることが多いです。

暮の大一番東京大賞典を視野に参戦する馬も多いので、ここが勝負なのか叩き台なのかの見極めが非常に重要になります。

2:チャンピオンズカップ【2021年】の出走想定馬

2021年12月5日(日)に中京競馬場で開催されるダートG1チャンピオンズカップの出走想定の馬の一覧です。
登録状況が変わり次第変更いたします。

11月1日 22時時点現在の出走想定馬

チュウワウイザード 牡6 58.0 戸崎圭 11.4 4人気
テーオーケインズ 牡4 58.0 松山 2.9 2人気
エアスピネル 牡8 57.0 藤岡康 32.2 8人気
オーヴェルニュ 牡5 57.0 福永 16.6 7人気
クリンチャー 牡7 57.0 川田 35.3 9人気
スワーヴアラミス 牡6 58.0 松田 170.6 15人気
サンライズホープ 牡4 57.0 8.0 3人気
ソダシ 牝3 56.0 吉田隼 2.9 1人気
カジノフォンテン 牡7 58.0 デムーロ 14.6 6人気
メイショウハリオ 牡4 57.0 浜中 40.4 11人気
サンライズノヴァ 牡7 57.0 松若 126.4 14人気
インティ 牡7 57.0 武豊 35.5 10人気
ケイティブレイヴ 牡4 57.0 浜中 197.5 16人気
アナザートゥルース セ7 57.0 坂井 106.8 13人気
ダノンファラオ 牡4 57.0 横山武 61.3 11人気
カフェファラオ 牡4 57.0 ルメール 14.0 5人気

3:過去10年の傾向から見る2021年チャンピオンズカップの5つの傾向

ジャパンカップダート時代からの10年のデータと、チャンピオンズカップに変更されてからの6年のデータを分析すると、レースの傾向が見えてきました。ここではデータから導かれた5つの傾向について紹介します。

  • 万馬券は1回でも馬連平均配当50倍近いオイシイ馬券連発
  • 勝率、連対率ともにトップの2番人気馬には注目
  • 狙うなら人気薄のキングマンボ系
  • 4歳と5歳世代が中心!高齢馬の連対実績はない
  • 前走はG1出走が絶対条件!

傾向1:万馬券は1回でも馬連平均配当50倍近いオイシイ馬券連発

【チャンピオンズカップ過去10年の配当】

年度 単勝 馬連 3連複 3連単
2020年 1,330円 4,010円 35,310円 206,940円
2019年 440円 960円 1,900円 8,980円
2018年 190円 3,000円 6,090円 27,310円
2017年 1,330円 1,770円 1,300円 13,340円
2016年 1,590円 1,390円 11,180円 85,980円
2015年 6,640円 11,040円 27,320円 318,430円
2014年 590円 5,470円 11,730円 70,890円
2013年 840円 4,850円 2,160円 24,440円
2012年 1,990円 4,290円 30,010円 165,230円

万馬券が出たのは2015年の1度だけですが、40~50倍の馬券を連発しているチャンピオンズカップは、かなり美味しい馬券が狙えるG1です。

とくに3連単や3連複の配当が大きくなるので3頭目に人気薄の穴馬を入れることができるかどうかが勝負の分かれ目になりますね。

傾向2:勝率、連対率ともにトップの2番人気馬には注目

【チャンピオンズカップ人気別勝率&連対率】

人気 勝率 連対率
1番人気 16.7% 33.3%
2番人気 33.3% 33.3%
3番人気 0.0% 16.7%
4番人気 0.0% 0.0%
5番人気 0.0% 0.0%
6番人気 16.7% 16.7%
7番人気 0.0% 0.0%
8番人気 16.7% 50.0%
9番人気 0.0% 0.0%
10番人気 0.0% 0.0%
11番人気 0.0% 0.0%
12番人気 16.7% 16.7%

※13番人気以下の連対なし

上位人気の連対率は高いですが、1番人気馬よりも2番人気の馬の連対率が高いことに注目です。

1番人気馬は前走の南部杯やJBCの激走の疲れがあり、ここで2番人気に足元を掬われるというシーンが何度もありました。
今年も上位陣を軸にするなら2番人気から狙うのがいいでしょう。

傾向3:狙うなら人気薄のキングマンボ系

種牡馬 勝利数
ゴールドアリュール 2勝
キングカメハメハ 2勝
フレンチデピュティ 1勝
シンボリクリスエス 1勝
スズカマンボ 1勝

ダート1800mなのでスタミナよりもスピード血統の馬が好走しています。
サンデー系はゴールドアリュールのみ、キングマンボの系統が3勝しているので人気薄ならばそちらの血統をチェックするべきです。

傾向4:4歳と5歳世代が中心!高齢馬の連対実績はない

世代 勝利数
3歳 3勝
4歳 1勝
5歳 2勝
6歳 1勝

※7歳以上の馬の連対なし
過去7年のデータを見ると、3歳世代がリードしていますが
3歳で勝った馬はルヴァンスレーヴ、クリソリベルといった怪物級とノンコノユメ。
抜けた存在でなければ3歳で勝つのは難しいレースだと思います。

今年の3歳でここまで抜けた存在の馬はいないので、実績では次点の5歳6歳の馬を狙うのがよさそうです。

傾向5:前走はG1出走が絶対条件!

ランク 前走レース 1着占有率
1 JBCクラシック 3勝
2 南部杯 2勝
3 JBCレディース 1勝
3 日本テレビ盃 1勝

7年間のうちJBC組が5勝、南部杯が2勝。
日本テレビ盃からの勝馬が1頭だけいますが、このデータを見ると
前走は交流G1競走出走が絶対条件と言えるでしょう。

今年はみやこステークス組からも人気馬が出走しますが、G3を勝った馬よりも
G1で負けた馬を選ぶのがチャンピオンズカップで勝つための法則
です。

4:過去10年からわかる2021年チャンピオンズカップの注目馬3頭

注目馬1頭目:カフェファラオ

カフェファラオ

前走 函館記念(札幌)9着
人気 3人気
騎手 ルメール
脚質 差し
中京経験 2戦1勝

初芝の函館記念では人気になりましたが9着と大敗。
芝が合わなかったならいいのですが、前々走のかしわ記念でも5着と負けているのが気になります。

それでも今年のフェブラリーステークス優勝馬なので軽視するわけにはいきません。

注目馬2頭目:チュウワウィザード

チュウワウィザード

前走 JBCクラシック(金沢)3着
人気 4人気
騎手 戸崎圭
脚質 先行
中京経験 4戦1勝

ドバイ→帝王賞と激しいレースの後
一休みしてJBCに出走。久々のレースとしては3着は上出来でしょう。

ここは間違いなく前走以上の出来になっていると思います。

JBC上位組が帝王賞へ直行するので、G1とは言えかなり手薄なメンバー。
人気にはなりますが軸としての信頼度は高いです。

注目馬3頭目:ソダシ

ソダシ

前走 秋華賞(阪神)10着
人気 3人気
騎手 吉田隼人
脚質 先行
中京経験 初出走

短距離路線に向かうと思っていたソダシがダート路線に来るとは正直驚きました。
初ダートにはなりますが、血統面からは全く問題なし!でしょう。

父はダートの怪物クロフネです。母系もサンデーサイレンスからの流れ、近親には同じクロフネ産駒のユキチャンがいますから、ソダシが芝専用馬と考える方がおかしいですね。

ソダシの問題は初ダートではなく、チャンピオンズカップの展開が彼女には厳しいものになる可能性が高いということ。今回も先行策を取ると思いますが、快速カジノフォンテンが飛ばして逃げます。

このペースに巻き込まれてしまうと、秋華賞のように後ろの馬で決まってしまうという可能性があります。
特に、中京は外差し馬場になっているので、外枠に強い差し馬が入った場合はかなり厳しいレースになると思っています。

5:データではわからないキサラギによる2021年チャンピオンズカップの展望

キサラギ

過去のデータだけではなく、キサラギが独自に検証した穴馬を導き出す展望を紹介します。過去データからだと人気上位の馬が印を独占するので、穴馬を狙うために参考にしてください。

キサラギの展望1:昨年度3着以内の馬は再注目

2019年、2020年の2着ゴールドドリーム、3着インティというようにリピーターで活躍する馬が多いレースになります。

昨年3着以内に入っているのは、チュウワウィザードとインティ。
この2頭が出走してきたら、今年も馬券内に入る可能性は高いとみています。

キサラギの展望2:2019年より走破タイムが格段に速くなった

2018年以前と比較すると、1秒程タイムが早くなっています。

全て良馬場なので、これは出走してくる馬のレベルが上がったということになりますね。走破タイムが遅い馬はここでは掲示板に載るのも厳しいと思います。

キサラギの展望3:ルメールが唯一苦手なレース

ルメール

G1を総なめしているルメール騎手が唯一勝てないのがチャンピオンズカップ。
馬に恵まれていないわけではなく、昨年も2番人気のカフェファラオで大敗しています。

今年もカフェファラオでの騎乗になりますが、初のチャンピオンズカップをゲットするのか?それとも例年通り不発で終わるのか?

私は今年ルメールの初タイトル獲得に賭けてます。

6:2021年チャンピオンズカップの予想 ◎はカフェファラオ

◎カフェファラオ
〇チュウワウィザード
▲ソダシ
△カジノフォンテン
△クリンチャー
△スワーヴアラミス
△アナザートゥルース

馬連:⑯-①②⑧⑪⑫⑬

7:2021年チャンピオンズカップの展望

フェブラリーステークスの覇者カフェファラオを本命にします
やはり今年の砂の王者、芝レース、地方レースで負けが続いているので復活するならここでしょう。

対抗は安定感のあるチュウワウィザードですね。そして▲にソダシ。
初ダートになりますが、クロフネの血を引く娘ですから蓋を開けたら圧勝のシーンがあるかもです。

1800mなら距離は不安なし!ダートは血統面の裏付けあり!古馬との対決も札幌記念で経験済みなので、後はカジノフォンテンが作るペースに吉田隼人騎手がどう対応していくかになるでしょう。


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